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2018.2 講習会『念珠入(組入)名刺入』
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    2月の講習会は『念珠入(組入)名刺入』でした。

    この講座だけは年3回あります。

    そのぐらい基本中の基本というべき懐中物です。

     

    R.Sさんの作品(東京都在住)

     

    M.Kさんの作品(イギリス在住)

    N.Nさんの作品(東京都在住)

    薄手の帯地を使った作品です。

    薄手とはいっても、このサイズの嚢物を作るときは厚手扱いです。

    初心者レベルの人には、初めて型を作る大変さに加えて、布扱いの難儀がプラスされるのであまりお勧めはしませんが、いかんせん講座のサンプル画像に憧れてくる人が多いので、このような生地を選びたくなる気持ちはわかります。

    確かに厚手の生地で作ると仕上がりがとても立派なので、とりあえず現段階では念珠入れに限っては可にしていますが、厚手生地には相応の扱いというものがありますので、そのうち厚手生地を専門に使うような 講座を企画しようと思っています。

     

    K.Nさんの作品(兵庫県在住)

     

    E.Tさんの作品(東京都在住)

    念珠入れは単純な型の嚢物なので初級コースですが、現代の日本人が忘れ去ってしまった精密な貼り込みの技法で作ります。

    去年からのステップアップ講座に移行してからは、糊の扱い方を徹底的に教え込んでいるので、5時に終わる頃には皆さんぐったりしています(笑)。

    この型の技法は二段階方式で完結します。

    念珠入れが基本にして、四ツ襠紙入で更に上の技法を学びます。

    四ツ襠を受講したい方は、しっかり念珠入れを復習してから来てくださいね。

     

    H.Sさんの作品(神奈川県在住)

     

    K.Oさんの作品(神奈川県在住)

     

     

     

    『縢襠付筥迫』講習会

     

    講習会でよく縢襠付筥迫の話が出るので、最近の傾向などお話ししたいと思います。

     

    講習会を受講される方々のほとんどは、縢襠付筥迫に憧れて参加されるようです。

    (きっかけは筥迫でも、結局は貼り込みの楽しさに目覚めて他の講座を制覇する人が多いのですが)

     

    傾向としては、純粋に筥迫というものを作ってみたいという方、教本を見て一人で筥迫を作る自信がないので受講したという方に分かれると思います。

     

    ショップで販売している教本は、人生で一度の筥迫を作ることを目的とした婚礼や成人式、七五三が対象です。

    初めてでもぶっつけ本番で作る人がほとんど。

     

    それを考慮して、扱いやすい材料を選んだり、作り方を変えたりしています。

    ハレの日のためだけに筥迫が必要な方には、あまり問題はない違いと思います。

     

    かたや講習会の筥迫は、去年から最低3講座は出て初めて受講できる中級コースの内容に変更しています。

    こちらはより本格的な筥迫作りを目指しているので、教本とは根本的に考え方が異なります。

     

    一昨年までの「作品を作るための講習会」から「作り方を学ぶための講習会」へ方向転換しているので、「筥迫作りの救済」という目的には合わないかもしれません。

     

     

    教本を見て作る自信をなくしたという方も多いのですが、貼り込みの考え方は現代人にはちょっと馴染みのないものなので、頭で一生懸命理解しようとするとよけいにこんがらがって怖気付いてしまうのでしょう。

     

    こういうものはあまり頭で理解しようとせず、とにかく一つづつコマを追うことです。

     

    それでも理解する自信がない場合は、入門コースの金封袱紗に出て貼り込みの基礎だけ習ってみるというのも手です。

     

    基本的な考え方だけでもわかると、意外とすんなり教本に入っていけるかもしれません。

     

    中級の縢襠付筥迫は、教本よりずっと手間をかけた本格的な作り方をしますし、最近は「柄合わせ」の生地を持ってくるという指示があるので、以前のように自分の好きな生地で作ることができない。

     

    柄合わせができる生地というのは、連続プリントのある「小紋」のようなものになってしまい、結局筥迫に合いそうな派手な生地のものには連続プリントのものが少ない。

    結局、自分の作りたいものは講習会では作れないということになります。

     

    ですから、教本を見て一人で作る自信がないから受講したという方には、そこまでお金を費やして筥迫を作るのはもったい気がします。

     

    装飾裂以外の規制の裂で筥迫を作るとき、一番難しいのは効果的な「柄出し」です。

    どこにどのような柄を持っていくるかで、筥迫の出来が全く変わってしまうので。

     

    初心者には筥迫作りより、実はこれが一番ハードルが高いのではないかと思っています。

     

    そこで提案なのですが、どの講習会でもいいので、そこに目当ての布を持ってきていただければ、講習終了後に柄出しして差し上げます。

    あとはご自宅で教本を見ながら自作する。

     

    それなら筥迫以外の余計な講習にお金を使うこともなく、また先生から「こんないい加減な作り方じゃダメ!」なんてうるさいことを言われずにすみます(笑)。

     

    ただし、別の講座で筥迫用の柄出しを希望する場合は、必ず講習会前日までに「縢襠付筥迫用の型」をもってきてほしいと連絡ください。

    柄出しは「型」がなければ正確な印を付けることができないのでご注意を。

     

    入門コースの「金封袱紗」は、最近は申込日以降もけっこう席が空いているようになりました。

    新しい方には、以前より申込やすくなっていると思います。

     

     


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    【2018.02.13 Tuesday 22:52】 author : Rom筥
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    筥迫講習会:携帯裁縫用具入&指貫と糸切りハサミ入
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      1月の講習会は「携帯裁縫用具入」と「指貫と糸切りハサミ入」でした。

      昨年まで、この二つの講習会は時期を離れて開催されていましたが、今年から二連続で開催されています。

       

      携帯裁縫用具入にジャストサイズの「(三条)みすやの糸切りハサミ」専用にハサミ入れを作り、そこに指貫を付けた講座を設けたのですが、この指貫をハサミ入れのストラップに付けたところ、あまりにも可愛いすぎるmoeハート

       

      ということで、是非このセットで作っていただきたいということで、二つの講座を連続して開催することにしました。

      連続で参加された方はセットで撮影しているため、今回は二つの講座をまとめて掲載させていただきます。

       

       

      F.Yさんの作品(愛知県在住)

       

      E.Hさんの作品(神奈川県在住)

       

      K.Oさんの作品(東京都在住)

       

      A.Hさんの作品(福井県在住)

       

      画像にしてみると大きさを実感できないですが、本当にどれもこれも小さいです。

      小さいけれどとても手が込んでいるというのも、愛おしさが倍増してしまう理由なのでしょう。

       

      C.Mさんの作品(岩手県在住)


       

      H.Sさんの作品(神奈川県在住)

      この裁縫道具入は、確か撮影のときに掛け紐が緩んで付けてあったのを見て、私がベリっ!と被せから背にかけて外した直後に撮影しました(くっついていないから手で押さえています)。

      抱き合わせが上手くいかないときは、このように外すことがあります。

       

      私があまりにも大胆に外すので、見ている人はびっくりするようですが、貼り込みではよくあることです。

      家に帰ってから外してもらってもよかったのですが、慣れていない人は怖くて大胆に外せない。

      恐々やっていると、力を入れてはいけないところまで力をかけすぎて本当に壊してしまうこともあるので、あくまで「慣れ」です。

       

      そんなワケで、できるだけその人の前でやって見せるようにしています。

      本当に慣れてくると、後々外して調節する可能性のあるところは、できるだけアイロンを使わないように作業します。

      これで完全に大丈夫!となってから、仕上げで念入りにアイロンで固定します(当て布を忘れないように!)

       

      L.Gさんの作品(東京都在住)

       

      K.Nさんの作品(石川県在住)

       

      A.Wさんの作品(神奈川県在住)

       

      M.Iさんの作品(神奈川県在住)

       

      K.Kさんの作品(東京都在住)

       

       

       

      端切れの取り扱い

       

      今回の講座では、どうしても端切れを探すことができないという方がいらっしゃったので、端切れを持参してその場で販売することにしました。

       

      ショップで端切れを扱う面倒さを考えたら、講習会で実際に手に取って、厚みや風合いを確認してもらうのが一番よい良いと感じました。

       

      そこで、今後はショップでの端切れの取り扱いを止め、入門コースや初級コースに限り端切れを持って行くことにしました。

       

      ただし、講習会の荷物が大量なので、私が持っていける量はそれほど多くはありません。

      好みの布があるとは限りませんので、あくまで当日の講習会でご使う端切れは各自ご用意の上参加ください。

       

      端切れを買い慣れている人はご存知と思いますが、端切れというものは小さいサイズでもけっこうお高いものです。

       

       

      古裂として布に価値のあるものもありますが、ほとんどが「手間賃」とお考えください。

       

      端切れを買うよりも古着で着物を買う方が安い。

      端切れ屋さんによっては「解かないで切るだけ」ということも多いようなので、そう考えれば気がラクかも。

       

      小さな袋物を作るだけなので、大量に余ってしまうのも、、、と考えるから、結局端切れに手を出すだけなのですが。

       

       

      以前、端切れは洗ってあるかどうかわからないから買えない、、、という方がいました。

       

      私はほとんどは手にいれた状態のまま使っていますが、あまりにも薄汚れた端切れ(それでも高い)の場合は「洗濯機の手洗いモードで水洗い」しています。

      以前、手洗いしてひどく「色移り」したとある人に話したところ、この方法を教わりました。(あくまで自己判断でどうぞ)

       

      しかし、昔の布は絹の質も良いしホント味がある。

       

      資源はいつかなくなるものなので、こうやって昔の質のいい端切れを変えるのも今の私たちまでかもしれませんよ。

      (そして家の中が端切れだらけになる、、、)

       

       

      講習会やっと落ち着く、、、

       

      2月の講習会申し込みは、2〜3日空き状態が続きました。

      去年からのステップアップ講座に変えて、やっと申し込みが落ち着いてきたという感じです(ふ〜)。

       

      「来月の講座の申し込みをし忘れてしまったので、キャンセル待ちお願いします!」

       

      「いや、まだ空いてますよ、、、」

       

      完全に申し込み時間を過ぎると席が取れないと思われている(汗)。

      今後は席が空いていることもけっこう増えて来ると思いますので、とりあえず申し込み画面が出ていないかをチェックしてみてください。

       

      去年まで申し込み開始を日付の変わる夜中0:00〜としていましたが、「12時まで寝ないで待っているのが辛い」という声を聞いていたので、今年から朝6:00〜に変更しました。

       

      しかしその途端「早すぎる!」「一番忙しい時間帯!」と言われる始末。

      あらゆる人を満足させる魔法の時間帯はない、、、。

       

      また来年からは夜中に戻すかなぁ、、と思いつつ、今後申し込みが緩やかになるのであれば、結局どの時間でも関係ないか、と思ってみたり(今年の申し込み状況を見て考えます)。

       

      もちろん、確実に申し込みしたい方は、その日、その時間を目指すことをお勧めします。

       

       

       

      最後に、、、お道具箱

       

      この携帯裁縫用具入れとハサミ&指貫のセットは「小さなお道具箱」的なイメージがあります。

       

      そこで最後に、最近見つけたこんな物をご紹介。

      懐かしのデビカのお道具箱がこんなことになっていた。

      (すごい!)

       

       


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      【2018.01.21 Sunday 09:47】 author : Rom筥
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      刺繍筥迫研究会 申し込みの不具合について
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        1月11日に申し込み開始の「刺繍筥迫研究会」ですが、設定の不備によりカートが開くのが遅れましたこと心よりお詫び申し上げます。

        現在復旧しております。

        お席もまだ空いておりますので、カートがなくて諦めてしまった方は、申し訳ありませんが再度お申し込み画面で手続きくださいますようお願い申し上げます。


        刺繍筥迫講習会 申し込み画面

        http://hakoseko.shop-pro.jp/?pid=127078893

        【2018.01.11 Thursday 06:44】 author : Rom筥
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        2018年度の講習会
        0

          2018年度初めの講習会が1月6日〜8日の三日間で行われました。

           

          6日 貼り込みの基本 金封袱紗

          7日 指貫&糸切りハサミ

          8日 携帯裁縫用具入

           

          そこで何人かの方から「1月が一番申し込みしやすいかと思った」と言われました。

           

          なんで?

           

          「正月早々講習会に来るもの好きは少ないだろうから、競争率が低いと思って。」

           

          全く違和感なくスケジュール組んでいた私って、、、(自分的に正月は三が日で終了)。

          こちらの報告はまた後日。

           

          縢襠付筥迫(房&巾着二日コース)を年2〜3回ぐらいで始めた講習会も、今年は16講座にまで増えました。

          去年は3日連続講習が登場して「死ぬ、、」と思っていたのに、今年はフツーに三連続、多いときは2連続×2回戦の月もある。

           

          「○○さん、もうほとんどの講座出尽くしているよね?(もうさよならかな?)」

          「???! 先生、新しい型また作りますよね?!」

           

          これまで毎年2講座ぐらいは増やしているし、確かに作れそうな型はまだまだたくさんある。

           

          しかし、お針子会(会場)で借りることができる日程はもうほぼ限界に近づいているのだよ。

          (私の体力がどこまで続くのかという問題もある)

           

          そして今年はついにお針子会を離れ、別会場で行う研究会も登場しました。

           

           

           

          講習会(研究会)新規登場の三講座

           

          毎年増やしている新しい講座は、いつも直前まで開始未定。(申し訳ない

          いや、型はできているし、教えるだけならそれほど問題はない。

           

          問題は「マニュアル」作りと、安定して供給できる「教材」が用意できるか、そんなことが地味にネックになっています。

           

          型を作るのは好きなので、どんなに時間がかかっても負担は感じないのですが、マニュアル作りと教材はくじけそうになるほど苦痛を感じてしまいます。

           

          それを乗り越えて今年登場予定の新講座は以下の3つ。

           

          1)○※ 刺繍筥迫研究会(図案編)(3/21)

          2)☆☆5 雅籠型裁縫道具入(4/30、8/18)

          3)★7 筥迫装飾(挟玉縁・切付・簡易金彩)(6/24、11/18)

           

          1の「刺繍筥迫研究会(3/21)」は開催決定です。

          こちらは近日1/11から申し込み開始です。

           

          2の「雅型裁縫用具入」の教材は確定したので、あとは資料が用意できるかどうか。

          現時点で(4/30)の回はまだ未定ですが、たぶん(8/18)は開催できると思います。

           

          3の「筥迫装飾」(6/24、11/18)は教材の目処がついたので開催決定です。

           

           

          これまでの講習会は、袋物の「仕立て」に特化してきました。

          しかしながら、袋物は本来「仕立て」と「装飾」の二本立てで考えていくものです。

           

          そこで、今年の講習会は今まで扱わなかった「装飾」の講座が2つ加わります。

           

          刺繍筥迫を目指す方のための「刺繍筥迫研究会」。

          刺繍まで習うのは負担がある、だけどもう少し装飾を自在に扱うようになりたい、、、という方に向けての「装飾筥迫」講座です。

           

           

           

          刺繍筥迫研究会

           

          おかげさまで最近は刺繍筥迫への関心が高まってきました。

           

          筥迫の仕立てを習いながら、新たに日本刺繍を始める人たちも増えてきました。

          長年刺繍をしているので、仕立ては頼んで刺繍筥迫を作ってみたいという人もいます。

           

          しかしながら、着物と同じような考え方で刺繍をすれば筥迫は仕立てられません。

          刺繍師、仕立て師との連携が取れていないと、うまくできないのが筥迫の難しいところ。

           

          以前より、刺繍も仕立てもワンオペレーションなら筥迫はできる!というのが筥迫工房の考え方でしたが、最近になって自分の甘さを痛感しています、、、。

           

          それはたぶん、段々と「工芸」に近い筥迫を作るようになってきたからだと思います。

          これが「手芸」レベルだったら全然問題はない。

           

          しかしネット上に色々な筥迫をアップしていくと、刺繍のスキルさえあれば全面刺繍の豪華な筥迫はできるはず!と安易に考える人たちが出てきてしまいました。

           

          簡単な刺繍の裂で筥迫を仕立てること、刺繍で埋め尽くされた裂で筥迫を仕立てることは、難度からすれば雲泥の差です。

           

          筥迫の構造がわかっていないのに難しい図案を描いてくる人もいれば、筥迫は熟知しているし刺繍はできるけれど、筥迫の図案が描けない人も実は多い。

          仕立てができて絵心がある、という方が意外と図案は描けるのかもしれません。

           

          そして筥迫の図案を作るには、筥迫の成り立ち(沿革)から根本的に理解しないと、本来のあの美しい筥迫には辿り着けないのではないかとさえ思えてきます。

           

          筥迫は「装飾」と「仕立て」の二本立てと書きましたが、実際の製作からいえば「絵師」「刺繍師」「仕立師」という役割に分かれます。

          そしてこの三つは互いに重なり合っているべきものなのです。

           

          このように、本格的に刺繍筥迫を作り出すと思うように行かないことだらけだということに気がつきます。

           

          だから刺繍筥迫は面白い。

          簡単に作れるものではないからこそ、その作品が人に訴えかけるのだと思います。

           

           

          この研究会では、前半にこれから刺繍筥迫を作りたいと思っている人、関心のある人に筥迫を作る上での考え方を講義し、後半は実際の図案の添削やその他の質疑に答えていく形になると思います。

           

          初めての試みなので、どこまで自分の考えをみなさんにお伝えできるかわかりませんが、できれば今後も定期的に続けていきたいと思っています。

          そして参加いただいた皆さんの意見を聞きながら、その需要にあった内容にどんどん変えていければと考えています。

           

           

           

          筥迫装飾(挟玉縁・切付・簡易金彩)

           

          筥迫にちょうどよい柄のプリント生地を見つけても、その画面にぴったり収まる柄行きを当てられることはほとんどありません。

           

          メインにちょうどよくても、反対側はがら空き、という悔しい思いをした方も多いのではないでしょうか。

           

          そんなときは「切り付け」ができるとこのストレスから解放されます。

           

          現時点では、刺繍半襟を使った「切り付け」と、簡易の「金彩(盛り上げ)」をメインに考えております。

           

          「挟み玉縁」がうまくできないという人が多いようなので、こちらのコツもちょこっと入れます。

           

          この講座は装飾に特化しているので、型の作り方を教えるわけではありません(ここのところお間違いなく)。

           

          「縢襠付筥迫」を作ったことがある人が対象です。

           

          これは講習会のシステム変更以前(2016年以前)に参加の方もOKですが、家に帰ったら必ず作品に仕上げること。

          「作った作品を画像で提出」することを課題にしたいので、筥迫を一人で仕立てられる人は是非受講ください。

           

          提出する課題は、「切り付けた半襟刺繍を使った筥迫」と「金彩&玉縁を使った筥迫」の二点。

           

          講習会でしか筥迫を作っていない、という人にはかなり大変な課題だと思いますので、覚悟を持って申し込みしてください。

           

          提出期限は次の講座を受講するまで。

          それまでに提出されていないと、次回の参加は見送りということ。

           

          つまり、これがクリアできていれば「式部型小物入」に参加できる力はあるということです。

           

          こちらのサンプル画像は、3〜4月頃までに作って何とかアップしたいと思っています。

           

           

           

          雅籠型裁縫道具入

           

          この「雅籠型裁縫道具入」は以前より自分が愛用しているものなので、講習会に参加している人は目にしていると思います。

           

          サンプル用に作った画像があったはずなのですが、その画像がどこを探しても出てこない(汗)。

          これ可愛くてねぇ、出来るとつい人にあげたくなってしまうので、その現物が今手元にないのです。

           

          しかたないので、今自分が使っているものをアップします。

           

          試作がてら同じ生地で何回か作り直しているのですが、その試作品をつい自分で使ってしまう(笑)。

           

          さすがに使い込みすぎて現状のものは画像にできないのですが、とりあえず昔作った初号機の画像があったので、細々とアップしてみます(今はまだミモザの時期じゃないし!)。

           

          その後ずいぶん作り直しているのですが、仕立てや手順を確認するためだけなので、見かけ的にはほぼ違いはないと思います。

          もうちょっと完成度が高い程度。

           

          袋部分は「縫い」で仕上げ、中の仕切りが「貼り込み」です。

          それほど難しいものではありませんが手間はかかります。

           

          これを1日で仕上げるため、袋部分(縫いの部分)だけは自宅で事前作業してきてもらうことになります。

          ということで「中級」レベルです。

           

          以前から出来ている割に講習会で開催できなかったのは、事前作業の説明を作ることに腰が重くなっているからです(縫いは専門じゃないからねぇ)。

           

          自分で型を作るのは簡単ですが、人に説明するための資料作りは辻褄を合わせるのが難しい。

           

          今年は重い腰を上げて頑張りたいと思います。

           

           

           


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          【2018.01.10 Wednesday 15:40】 author : Rom筥
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          2017.11講習会『名刺入付覚書帳』
          0

            11月に掲載できなかった『名刺入付覚書帳』講習会の作品をご紹介させていただきます。

             

            この回は珍しく受講者が「3名」という少なさ!

            予約が取りずらいとはいっても、結局は定員が7名の少人数講習なので、以前は定員に達しなくて中止になるということもありました。

             

            去年申し込みが少なかった「二ツ折小被付筥迫」は人気がないのかな?と思い、今年は年一回の企画にしたところ、一回だけでは都合が付けにくいとも言われ、、、。

             

            希望者のタイミングが合わないのか?人気がないのか?

            上級なので対象者が少ないということもあるかとは思いますが、その判断が難しい。

             

            講座は年々増えていくことを考えると、全ての講座を年2回にするのは無理なので、来年度は「二ツ折小被付筥迫」を年2回、「名刺入付覚書帳」を1回にしてみました。

             

            希望があればまた増やすという感じなので、ご意見いただけると参考になります。

             

             

            H.Oさんの作品(東京都在住)

            四つ目綴じ部分にペンが差し込めるのがミソ。

            簡単に作れると思われがちな型ですが、実はA4にして6枚の型紙が使われています。

             

             

            Y.Oさんの作品(東京都在住)

             

             

            K.Yさんの作品(広島県在住)

             

             

            以前、講習会を受講した方に、「先生も一緒に作られるのですか?親切ですね〜」と言われました。

            えっ?他の講習会では講師は一緒に作らないものなのか???

             

            しかしながら、手順説明で作ったものは終わった後にほとんど捨てています。

             

            というと「もったいない!」と言われるのですが、人に説明しながら作ったものがうまくできるはずもなく、そんなものは人にあげたくもない。

             

            以前は人様に差し上げられるようにと思った時期もあるのですが、上手く作ろうとすると教える事がおろそかになるので、最近は気を取られないようにもっぱら無地で手順説明をしています。

            これなら罪悪感なく捨てられるし、もったいないと言われることもない(笑)。

             

            それに無地なら型の説明をするときのサンプルにもできます。

             

            仕立て依頼のお客様に型の説明をするとき、違う柄のもので作って違いを説明しようと思っても、人はどうしても自分の好みの「色柄」に惑わされてしまい、それだけで優劣を決めてしまいがちです。

             

            そのため型として提示するものは、無地で作ったサンプルが一番わかりやすいのです。

             

             

            柄出しはコツがいる

             

            しかしながら、この型だけは柄物を使って手順説明しています。

             

            自分が普段使い出来る数少ない袋物がこれで、人にはあげられないけれど自分が使うには十分ということで(笑)。

             

            この型は作り方が難しいというわけではないのですが、やたらと手間がかかります。

            貼り込みの初心者には、手間がかかる=難しいことにもなるので、この講座は中級レベルにしています。

             

            この型は「外題」が一番の萌えポイント。

            「縢り糸」と留めの「打ち紐」の差し色でアクセントをつける。

             

            画像だけではよくわからないとは思いますが、とても小さな名刺サイズにこれだけの手間を入れるので、出来上がると「かわい〜moe」の大合唱が始まります。

             

             

            初級コースまでは、生地だけ持参して受講者の好みを聞きながら講師が柄出しをします。

            中級コースからはスジつけまでを自宅作業してくるので、「その方がマイペースでできて気が楽」と言われることが多いのですが、「柄出し」は自分でやらなければなりません。

             

            この「柄出し」こそが何より経験が必要なので、数をたくさん作って慣れるしかありません。

            (自信がない方は、早めに来てくれれば柄出し致します)。

             

            こちらは私が手順説明しながら作ったものです。

            (今回画像が少ないので、ついでに載せてみる)

            この型は「表紙」と「外題」という異なる色柄を同時に柄出しするので、それなりのコツが必要です。

             

            表も外題も重心を下の方に配置すると、和綴じに合ったバランスになります。

            「掛け軸」の絵をイメージするような感じでと言っています。

             

            それにしても、外題は小さすぎてなかなか合うものを自分の手持ちからは探しにくい。

            そこでこの部分だけは、私が外題用に山ほどためている小さな柄物の端切れからも選べるようにしています。

             

            講習会は複数の人が同じ型を違う色柄物で作るので、たくさんの出来上がりサンプルを同時に見ることができます。

            それもまた講習会の良さかなと思います。

             

             

             

            『携帯裁縫用具入』まだ空きがあります。

             

            年明け1月8日(月祝)の『携帯裁縫用具入』ですが、まだ少しお席があります。

            金封袱紗を受講された方が対象ですが、ご都合の付く方がいらっしゃいましたら是非ご参加ください。

             

            こちらの申し込み画面からどうぞ。

             

            ※リンクできない場合は、定員に達したということでご了承ください。

             

             

             


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            【2017.12.17 Sunday 17:22】 author : Rom筥
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            2017.12講習会『縢襠付筥迫』
            0

              時は12月、世はアドベントシーズン。

              例によって、毎年仰せつかっている教会の『馬小屋』作りに励んでいたため、ブログの更新が遅くなってしまいました。

               

              12月の講習会『縢襠付筥迫』と『巾着&飾り房』を終え、すかさず教会に走り馬小屋作り。

               

              知らない方のために、教会の馬小屋というのは「キリストの聖誕シーン」の飾り付けのことです。

               

              日本の教会の馬小屋や、ご家庭の馬小屋はこんな感じのコンパクトな馬小屋。

              対して、ヨーロッパあたりの教会の馬小屋はこんなスケール。

               

              今年は写真を撮れなかったのですが、画像検索のトップの方に私が作った教会の方の馬小屋があったのでこれを転用。

               

              彼此20年以上やっていますが、これは7年前のもの。

              今は人手がないので、こんな凝ったものは作れませんが。

              人形80cmぐらいはあるので、かなり大きな舞台です。

               

              自宅のもあったのでついでに。

              これはご家庭用なので、全長で60cmぐらいの小さなもの。

              しかし近年は疲れすぎて家の馬小屋は飾ってもいない、、、沈

               

              年が明けると、3月まで我が家の玄関先はジオラマ三昧。

              お正月に「楽人」→鏡開きが終わったら「三人官女」→二月の中旬から「雛人形」を飾る生活(あくまでマイルール)。

               

              筥迫研究家の裏の顔は、なぜかジオラマーなのでした。

               

               

               

              講習会『縢襠付筥迫』報告

               

              順番としては11月に行われた『名刺入付覚書帳』の報告をまだしていないのですが、間が空くとどんどん忘れてしまうので、とりあえず先にこちらの報告からさせていただきます。

               

              E.Hさんの作品(神奈川県在住)

               

              S.Kさんの作品(東京都在住)

               

              F.Yさんの作品(愛知県在住)

               

              M.Kさんの作品(東京都在住)

              布に穴が空いているのが見つかり、柄合わせできなくなってしまったそうです。

               

              K.Nさんの作品(石川県在住)

               

              E.Fさんの作品(山梨県在住)

               

              A.Hさんの作品(福井県在住)

               

               

              今年から中級にレベルを上げたつもりなのに、今回は更に上を行く内容になってしまったようで、両日とも、講師、受講者共にクタクタになっていました。

               

              あまりにも疲れ切ってしまい、撮影するのを忘れたもの有り、後日送ってもらったもの有りで、画像も揃っていなくてホントごめんなさい

               

               

              「作品を作る」から「技法を習う」講習会へ

               

              昨年までのこの講座は、「柄合わせ」をせず、とにかく見栄えの良い「作品を作る」ことを目的としていました。

               

              しかし今年の縢襠付筥迫では、どんな布でも「柄合わせ」が出来る方法や、どんな布にも対応できる「綿芯土台」の作り方など、「技法」に特化した内容になっています。

               

              「作品を作り上げる」ことが目的の講習では、最後の「縢り(千鳥掛け)」までリタイアする人はいなかったのですが、今回はほぼ全員が縢りの片面のみでリタイア、、、。

              (本人が良いのであれば、残りは自宅で作り上げても可)

               

              部品は全て自宅で作ってきてもらっているのですが、片面縢り終えた時点ですでに7時に近かったことからも、かなり内容の濃い講習だったと思います。

               

              どうやら昨年までの「体がキツイ」講習から、「心身ともにキツイ」講習にステップアップしてしまったようです(汗)。

               

               

               

              間に『三段口扇襠筥迫』を挟みます

               

              「柄合わせ」「綿芯」にかなり時間を割いているので、受講者の去年までの造りと比べるとずいぶん本格的になったと思います。

              (柄合わせの練習が主なので、生地選びにはあまり凝れないのが難ですが)

               

              来年度の縢襠付筥迫の詳細はまだ出ていませんが、今年よりもっと絞った内容にしないと時間内に収まらない。

               

              「柄合わせ・綿芯入れ・縢襠」に集中し、内布を使う部品(鏡のある胴裏、懐紙を入れる紙入れ)までは自宅作業してきてもらうのがベストかなと考えています。

               

              これを自宅作業するためには、同じ内容が出てくる「三段口扇襠筥迫」を受講する必要があるので、縢襠付筥迫を受講するには、

               

              入門コース→初級コース→「三段口扇襠筥迫(中級)」→「縢襠付筥迫(中級)」というステップアップになるかと思います。

               

               

               

              巾着と飾り房

               

              今回の作品で房がボサボサなのは、私が「スチーマー」を忘れてしまったせいなのでした、、、

              最後にスチームを掛けるのとでは、出来上がりに雲泥の差がありますので、どうぞお忘れなく。

               

              この講座は「巾着」「結び」「房」のパートに分かれています。

               

              筥迫を初めて作る人は、筥迫本体を作り上げるとそれで終わった気になってしまいますが、この二つは本体と同じぐらいの手間がかかります。

               

              私がこの講座で重きを置いているのは「巾着」と「房」。

               

              専門外の「結び」は、できればあっさりと行きたいところ。

              もうYoutubeを見て作ってくれていい、とさえ思ってしまう(総角と几帳を間違えないでね程度)。

               

              私の専門は袋物なので「巾着」は一番大事です。

               

              筥迫本体がどんなに上手に作られていようが、巾着の出来を見ればその人の筥迫に対する取り組み方が判断できる、というのが私の持論。

               

              しかしながら、初めての人は「結び」につまずきやすく、ばかにならない時間がかかってしまいます。

              袋物の講習なのに、結びに時間を取られるのはあまりにももったいない。

               

              そこで、今回は「二重叶結び」をボードを使ってピンを打ちまくりながら結ぶことにしました。

              講習会で結びを覚えさせる必要はないと割り切り、打ち紐で一発で決めることにしました。

               

              余った時間は「巾着」を作る時間に回すことに。

              巾着はかなりみっちり講義したので、今回はほとんどの人が完璧に近い形に作ることができました。

              正直なところ、今まで巾着の不出来には目をつぶっていたので、かなり満足のいく内容になりました。

               

              ただし、まだ「房」の時間が足りない。

              房も本当はもっとみっちりやりたいの。

               

              来年は「結び」はあらかじめ副読本で予習してきてもらおうか?と本気で考えています。

               

               

               

              京乃都さんからのお知らせです

               

               

              全く日本刺繍をしたことのない方、刺繍筥迫に興味がある方のための講座だそうです。

              超 初心者対応 筥迫のための刺繍講座

               

              ご興味のある方は、上のリンク先からメッセージで京乃都さんへご連絡ください。

               

               


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              【2017.12.07 Thursday 21:30】 author : Rom筥
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              指貫と糸切ハサミ入れ 申し込み画面
              0

                「指貫と糸切ハサミ入れ」の申し込み画面の設定を間違え、12月7日6:00に画面が開かず、6:35にやっと開きました。

                待っていてくださった皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。

                深くお詫び申し上げます。

                 

                満席になりました(12/7 8:34)

                【2017.12.07 Thursday 07:05】 author : Rom筥
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                ネットショップと講習会
                0

                  作品展が終わってホッとつかの間、終われる事務処理の山。

                  その一番高い山が来年度の講習会の更新作業。

                   

                  講習会の申し込みもネットショップで、というのは便利な反面、色々と不具合も多いもので、この一週間ショップの講習会ページに時間を費やしていました。(この作業ホント嫌、、、沈

                   

                  そこで色々と手直しをしていた結果、前回のブログ内容を撤回させていただくことになりました(情報が錯綜して申し訳ない)。

                   

                   

                  来年1月からの講習会申し込みは、

                  既存の「申し込み専用ページ」を使うことにしました!

                  来月(12月)4日、7日、12日から始まりますので、受講を希望されている方はご注意ください。

                   

                  これは、詳細画面で申し込み日時のタイマーセットをすると、申し込み開始時間まで画面自体が消えてしまう!というということに今更ながら気がついたからで、これは申し込みする方にとっては何とも不安な状況でしょう。

                  ということで、やはり詳細画面は残しておいて、申し込み専用ページだけが出たり消えたりする方法が良いとの結論に達しました。

                   


                  そして、これまで申し込み開始時間を、申し込み日の0:00(夜中)に設定していましたが、

                  申し込み開始時間は朝の6:00に変更します!

                   

                  これは「夜中の0:00まで起きているのが辛い!」という意見が多かったからです。

                  申し込み日の0:00とはいっても、実際は前日の夜中ということで、間違いやすいということも理由です。

                   

                  ショップ上に講習会についてのページを専用に作りましたので、詳しくはこちらをご参照ください。↓

                   

                  ※最近この講習会についてのページを試運転で更新していましたが、今現在の情報が最新です(2017.11.24)。

                   

                   

                   

                  ネットの世界も良し悪しです

                   

                  しかし、筥迫ど素人だった私がこんな筥迫活動ができるようになったのもインターネット時代あってのことと思うと、何とかネットを駆使しなければなりません。

                   

                  でもね、私ホントはネット作業なんて苦手なんです。

                  PCもホント苦手(今日もご機嫌悪くならないでと祈る毎日)。

                   

                  それでも世の中には「インターネットができない!」「メールもできない!」という方は多々いらっしゃいます(特に年配の方)。

                   

                  そのような方から「インターネットができないので、直接講習会の申し込みがしたい。」というご連絡をいただきます。

                   

                  申し込み開始時は時間差で席が埋まっていくので、電話申し込みの方を優先することはできません。

                  申し訳ありませんが、講習会の「電話申し込みは不可」ということでご了承ください。

                   

                   

                  「インターネットが使えないので、直接商品の注文をしたい。」というお電話もよくいただきます。

                   

                  教本や材料セットだけならよいのですが、細かい色物の材料や接着芯の厚みなどは、電話で説明することは困難です。

                  細かいやり取りが多くなるので、こちらもお断りしています。

                   

                  「なんで電話で受けるだけのことができないの!?」と不満を訴える方もいらっしゃるのですが、自動で受注対応してくれるネットショップだからこそ、講習会や仕立ての合間にワンオペレーションでできるのです。

                   

                  電話対応というのは対面販売に近いものがあるので、他の仕事と並行してはできません。

                   

                  現在は封書での注文は可としていますが、ショップのカタログなどは出せませんので、商品はどうしてもネットで確認していただかなくてはなりません。

                   

                  結局、ネットを使えない方には「筥迫工房は存在しない」ぐらいに考えていただくしかないのが現状です。

                   

                   

                   

                  名前がわからない

                   

                  私はスマホもできれば使いたくないので未だにガラケー派。

                  ipadは使っているけれどメッセージもラインもやらない。

                   

                  頑なに「Eメール」での連絡に徹しています。

                   

                  仕事の連絡がほとんどなのでEメールで不自由はないのですが、時々ご自分の「名前」を書かずに突然話が始まる人がいます。

                   

                  電話ならありえないことですが、現代はLineなどで名乗らないことに慣れているからでしょうか。

                   

                  そして、できれば「フルネーム」で名乗っていただけるとすごくありがたいです。

                   

                  ネットショップも講習会も、多くの人が入れ替わり立ち代りやってきます。

                  同じ苗字の人、似たような名前の方はたくさんいるので、いつも間違えてしまいます(お心当たりのある方ごめんなさい、、)。

                   

                  私は年間で何百人もの人と連絡を取り合っているので、何度かやり取りしても、しばらく間が空くともう誰が誰だかわからない。

                   

                  何度も講習会に来てくれている方とか、よほど印象的なやり取りがない限り、氏名を元にデータベースから過去の履歴を探して対応している状況であるとお察しください。

                   

                   


                   

                  ちなみに、娘からはメールは使わない!と拒否され、しかたなくLineで譲歩したにもかかわらず、現在は「Cメール」(auのショートメール)で連絡を取り合っています。

                  家を離れたら、母とは気軽につながりたくないようです。

                   

                  これも時代の副作用というヤツですね、、、暑い

                   

                   

                   



                  ▼筥迫工房の材料販売(ネットショップ)

                   

                  ▼筥迫工房の講習会

                   

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                  【2017.11.24 Friday 11:42】 author : Rom筥
                  | 筥迫講習会・研究会 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  2017.11『念珠入れ』講習会
                  0

                    11月1回目の講習会は『念珠入れ』でした。

                     

                    今回の受講者は、一番近いところで神奈川県、その他、飛行機、新幹線、夜行バスを使っての参戦でした。

                    皆様、本当にご苦労さまです。


                     

                     

                    Y.Oさんの作品(山形県在住)

                    これ、お揃いの組入れじゃない?と思われるかもしれませんが、

                    表布、内布、逆転の組入れでした〜。

                    名刺入れのように小さい物は内布はできるだけ薄い方が良いので、表布が薄いとこれができる。

                     

                    この型の場合、表布は地味目が使いやすいとは思うのですが、内布は被せを開いたときに「うわっ」となるような鮮やかなもの、面白い柄ゆき、正反対の色などを持ってくると楽しい。

                    (念珠入れ専用なら内布も地味目がいいのでしょうが)

                     

                    この作品の場合暗い色目の表地に対し、被せを開くと鮮やかな緑に蝶々が一匹。

                    名刺入れを引き出すと、更に蝶々が鮮やかに二匹飛び出すという趣向。(本来の蝶々の数え方は一頭、二頭)

                     

                    ちなみに、組入れは揃いがお約束なわけじゃありません。

                    組にして入れているというだけです。

                     

                    人は「小さい」物が「お揃い」になっているだけ萌えるんです(笑)。

                    はい、ここ大事なところですよ。

                     

                    内布にちょっと厚みがあったため、襠(まち)は表布を使われました。

                     

                    この型の場合、襠に内布を使って差し色にすることが多いというだけで、あくまでご自分の好みで考えられれば良いと思います。

                     

                    ただし、出来上がりの厚みは襠の厚みに左右されるので、安易に色だけで決めないようにご注意を。

                     

                     

                    K.Yさんの作品(広島県在住)

                     

                     

                    講習会の年間スケジュールでは、基本的に各講座を2回づつ入れるようにしています。

                    その中で、この「念珠入れ」だけは3回組んでいます。

                     

                    この型は全ての袋物の基本だと思うので、講習会に参加するなら、できれば初級コースの念珠入れだけは出ていただきたいと思っています。

                     

                     

                    E.Hさんの作品(神奈川県在住)

                     

                     

                    今回の講習会では、前回受講した入門コースの「金封袱紗」や「紙挟み」を作って持って来られた方が多かったです。

                     

                    今年から講習会の教材には自宅で復習できるだけの余分を入れています。

                    宿題とは言いませんが、自宅で復習して来た人とそうでない人では講座の理解度が違います。

                     

                    初級コースは入門コースを必ず受講しているので、教える側は金封袱紗の内容は当然理解しているものとして、その上で新しい内容を加えていきます。

                     

                    そこで受講者が前のコースの内容を思い出すことに必死になっていると、当然のことながら今教えている(新しい)内容は理解できません。

                     

                    積み上げていく人と追いかけていく人。

                     

                    講習会を楽しむ一番の秘訣は、その時に講師が言っている内容を理解できることに尽きると思います。

                     

                     

                    M.Tさんの作品(神奈川県在住)

                    開いたところを撮影するの忘れた、、、ごめんなさい。

                     

                    こちらは内布に「手ぬぐい」が使われています。

                    手ぬぐいはかわいい柄が多いので使いたくなる気持ちはよくわかる。

                     

                    私は手ぬぐいの種類がわからないのですが、薄いものとちょっと厚みが出るものがあるようで、薄いものは目が細く、厚みがあるものは目が荒い感じ?

                     

                    今回のようにちょっと厚みがあるものを襠に使うときは、襠芯は入れない方がよいかなと思いました。

                     

                     

                     

                    Y.Tさんの作品(大阪府在住)

                    こちらはとても作りやすそうな生地でした(大判のハンカチだったかな?)。

                     

                    嚢物に適している布はどれかというよりも、その型(の作り方)に合った生地というのはあります。

                    この型は初級の作り方なので、しっかりと接着芯を使うこともあり、どんな生地を使ってもぱりっとした仕上がりです。

                    ハンカチ地を使うなら、薄手の物より、少し厚みのある生地の方が向いていると思います。

                     

                     

                    K.Eさんの作品(神奈川県在住)

                    この型は、念珠のように膨らみのある物を入れる目的で作られているため硬い芯を使っていません。

                    また、バッグに入れて持ち歩くことを考えているため「留め具(笹爪)」を使っています。

                     

                    このことから「念珠入れ」と言っていますが、本来の型としては単純な「折り襠紙入れ」です。

                    柔らかい芯を使っているので横幅があるにもかかわらず懐中しても胸に添いやすい。

                    横幅があるので、筥迫のように簡単には落ちないところがまた良い。

                     

                    初めから懐中目的で作る場合は、襟で押さえられているので留め具(笹爪)は付けなくても大丈夫です。

                    笹爪分、被せを短くしているので、刺繍をするなら5mm長くするとデザインの幅が広がります。

                     

                     

                     

                     

                     

                    端切れのススメ

                     

                    以前のブログでは、講習会報告の内容はそれぞれの作品に対して評を書いていましたが、最近は全体的な内容で書くようにしています。

                     

                    今回は個の評を書いている作品もありますが、上手い下手で取り上げているわけではないのであしからず。

                     

                    一番の目的は、これから参加したいと思っている方に、布の使い方についての参考になるように書いています。

                     

                    袋物は型を作ること以上に「布の選び方」というハードルがあります。

                    慣れるまではこれが大変なのですが、慣れてくればこれが袋物の一番の楽しみと言っても過言ではありません。

                    たまった端切れの使い道がわからなくて、、、と受講される方も多いです。

                     

                    入門コースは教材に生地も含まれるので問題はありませんが、初級コースからは自分で布を選ばなければなりません。

                    そこで、生地の種類、色、柄、柄の大きさ、厚みなど、どのような生地を選んでいいかわからなくて悩む方が多い。

                     

                    「布合わせ」も慣れが必要です。

                    慣れていない人こそ、高くても端切れを扱う専門店などで買った方があまりハズレないのでお勧めです。

                     

                    そして、布を買う際はできれば一枚ずつではなく、数枚同時に買うこと。

                    端切れを売っているお店の趣味でセレクトされているので、意識しなくても時代的、素材的に均一なものが揃えられます。

                    柄×柄であっても自然と布合わせができている。

                     

                     

                    慣れていない人によくありがちなのは、初めから色や柄を固定して延々と探し回り、別の店から一枚ずつチマチマ買うこと。

                    柄や色が合っても、質感や厚み、時代感が全く合わない。
                     

                    ネットで買えばお店で買うよりも相当安いのですが、当たり外れが多いので半分ぐらい捨てるつもりでまとめて買う。

                     

                    端切れは普段からある程度はためておく。

                    その中から、その型にあった布を探すことができれば問題ないです。

                     

                    念珠入れを作ろう→布を買おう、とするから腰が重くなるのです。

                    端切れがたまっていけば、どんどん使っていかなければならないという強迫観念が出てきますしね(笑)。

                    (こうやって延々と端切れがたまって家族に怒られても私のせいにしないでね)

                     

                    今回の参加者で、布合わせがわからないからと、端切れをたくさん持ってきた方がいらっしゃいました。

                    たくさんの端切れから私が適当に組み合わせていくのですが、そうやって慣れていくのも一つの方法です。

                     


                     

                    さぁこれから作品展

                     

                    今月の講習会は、この次の日に『名刺入付覚書帳』があるのですが、来週はお針子会の作品展があるので、こちらの講習会報告はちょっと間をおかせていただきます。

                     

                    しかし、作品展の一週間前に講習会を入れなんて無謀でした。

                     

                    ポッキーの日は一週間後だというのに、他の仕立てもあるし、まだ自分の刺繍さえできていない、、、。

                    嚢物コーナーの展示もまかされているし、ホント直前の勝負ですわ 沈

                     

                    私は袋物は教えていますが、日本刺繍はまだまだなんちゃってレベルなので、私の作品はどうであれ、その他は素晴らしい袋物がたくさん展示されます(midoriさんの紙入れは必見!)。

                    マダムKもSDを2体展示されるそうです(楽しみ)。

                     

                    11月11日(土)〜14日(火)まで東京池袋の「オレンジギャラリー」で開催されます。

                    池袋駅の西口を出てホテルメトロポリタンの手前にあります(駅のルミネを出てする向かい側です)。

                    時間は12:00〜18:30まで(最終日は17:00)

                     

                    私は倒れていなければ毎日いますので、是非声をかけてください。

                     

                    講習会参加者は多いのでお顔を覚えていない方も多いのですが、久々にお会いするような方は是非ポチ(講習会時に作った作品)を持ってきていただければ思い出します。

                    人より作品で覚えているので(苦笑)。

                     



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                    【2017.11.05 Sunday 15:49】 author : Rom筥
                    | 筥迫講習会・研究会 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    2017.10 筥迫講習会『四ツ襠紙入』
                    0

                      10月講習会の二回目は『四ツ襠紙入』でした。

                       

                      今回の参加者は4名。

                      少ない人数ながら、課題の念珠入れはしっかりと作れている人ばかりだったので、四ツ襠は本来のカリキュラムで進めることができました(これが今までは意外とできなかった)。

                       

                      これは必修の入門コースを作った成果と思っています。

                       

                       

                      あちはさんの作品(神奈川県在住)

                       

                      A.Hさんの作品(福井県在住)

                       

                      郁駒屋さんの作品(福岡県在住)

                       

                      S.Kさんの作品(東京都在住)

                       

                       

                      入門コースの「金封袱紗」を必修にしたせいで、今年は入り口の金封袱紗の受講で滞ってしまい(申し込みが殺到)、中級、上級は定員に達しないという状況でした。(皆様にはご迷惑をおかけし本当に申し訳ありませんでした

                       

                       

                      上の講座に上がるにつれ、全体の進行に付いてこれない人が少なからず出てきます。

                      そのような人に合わせた内容で進行する時は、最低限のカリキュラムを死守することが目標になります。

                       

                      しかし今回はある程度のレベルの人が揃っていたので、遅れる人は念珠入れでやったところであれば自分で追いついてもらう、手が止まっていない限りは自分でやらせる(もちろん手が止まってしまう時はヘルプします)。

                       

                      そのため、けっこう技術的に踏み込んだ部分まで消化することができました。

                       

                      当人たちは必死だったと思いますが、レベルを下げることを許容してしまうと人はそれに甘んじてしまうものなので、上級を受講するならある程度の覚悟と必死さは必要だと実感しました。

                       

                      そんなことを書くとビビってしまう人もいるかもしれませんが、四ツ襠まで来てやっと本来の嚢物の面白さが始まると私は思っています。

                       

                      これを機に更に貼り込みの良さに目覚める人も多いので、筥迫工房の講習会に足を踏み入れた以上は、せめて四ツ襠を目指すぐらいの気概で精進していってほしいと願っています。

                       

                       

                       

                      自主練は大事よ

                       

                      筥迫工房の講習会は遠方から参加する人が多いので、今のところ定期講習にする考えはありませんが、連続で行う講習会では課題を出せるので、強制的にたくさん作らせることができるという利点があります(つまり宿題ね)。

                       

                      これすごく意味のあることなんですね。

                       

                      ですから、単発の講習会で本来の意味でのステップアップを目指すのであれば「自主練」ができるかどうかが一つの目安になります。

                       

                      上級コースを作った当初は、貼り込みにはまっていく熱心な人たちの受け皿として講座を作っていきましたが、実際には講習会サーフィンしていく人たちがやたらと増えてしまいました。

                       

                      受講した講座の内容をしっかり身につけて次の講座に望む人と、ただただ講習会だけを渡り歩く人とでは、上級の時点で雲泥の差になるので、参加者のレベルをどうやって縮めていくかが悩みの種でした。

                       

                      四ツ襠まで行きたいけれどハードルが高くて、、という声をよく聞きますが、念珠入れ三個のハードルは全く高くないですから!

                       

                      「念珠入れ三個」を難なく作れる人であれば四ツ襠のカリキュラムは無理なく理解できます。

                      「念珠入れ三個」を作るのはハードだと思う人は、中級講座までの受講に止めておいた方が楽しく貼り込みを続けられます。

                       

                       

                      講習会で下のコースから地道に参加する気はないけれど、

                      特定の型の「作り方だけ教えて欲しい」

                      あるいは「マニュアルだけ売って欲しい」

                      とおっしゃる方が未だ多いです(いい加減わかってくれ)。

                       

                      例えば初心者がこれを作るとして、三日かけて講習するならやれないわけじゃない。

                      でもこういうものを三日かけて作っても面白さなんて感じないでしょ。

                       

                      そういうことです。

                       

                       

                       

                      フラシとはいうけれど、、、


                      四ツ襠の講座から本格的にフラシ仕様で貼り込みします(正確には今年からの縢襠付筥迫もフラシ)。

                       

                      四ツ襠ではやたらとフラシ、フラシという言葉が飛び交いますが、本来の袋物はフラシで作るのが基本なので、あえてフラシなんて言葉で表現したりしません。

                      あくまで筥迫工房だけの話題にしといてください(苦笑)。

                       

                      昔の貼り込みは型を布に貼る際に「袋取り」という方法を用いたのですが、この段階ですでにフラシ状態になっています。

                      ただ袋取りは「塩梅」の世界なので、接着芯に慣れている現代人にはハードルの高い技法です。

                       

                      私は袋物という言葉も知らないぐらいど素人の状況から始めた人間なので、接着芯で作ることに何の疑問もなく、当時はフラシという概念さえありませんでした。

                       

                      それが数年経ったある時、当時定期的に仕立ての依頼を下さっていたお客様から「今回は古更紗だから芯はフラシにしてください」との指定がありました。

                      実家が仕立て屋だったのでフラシという言葉は知ってはいましたが、まさか自分がやっていることに関わってくるとは思いもしませんでした。

                       

                      仕事で仕立てを請け負っているにも関わらず、そんなことすら知らなかった当時の私(そんな恥の積み重ねでここまでやってきました、、、沈)。

                       

                      でもね、接着芯やホットメルト紙があるから、初心者でも自由自在に型が作れるというのも事実なのです。

                       

                      たぶん貼り込みの技法が正当に受け継がれ、初めからフラシで教えられていたら、私自身、相当のストレスを感じていたでしょうし、貼り込みの楽しさはこんなに感じられなかったと思います。

                      (だからこれからも中級までは接着使いで行きます!)

                       

                       

                       

                      このように、私自身が教えてくれる人が絶滅した世界を暗中模索で爆走中!という状況なので、講習会で教える内容(型紙も含め)は日々変化しています。

                       

                      それを考えると、同じ講座でも以前参加した人には古い技法を教えていることになるので、常に申し訳ないと思う気持ちを抱えつつ、かといって技法的に古くなった状態で上の講座を受講されると困るし、でも一度受講した講座をもう一度受講しなおしてくれとも言いがたく、、、。

                       

                      ということを何となく今回の受講者に話したところ、

                       

                      「年中変わっているんじゃなくて、常に「進化」していることをお勧めすればいいんじゃないですか?」と言われました。

                       

                      その一言に救われたよ。

                       

                      ありがと。

                       

                       

                        

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                      【2017.10.23 Monday 17:41】 author : Rom筥
                      | 筥迫講習会・研究会 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |