『筥迫工房』のブログ 筥迫の作り方と材料の販売 筥迫!箱迫!箱セコ!ハコセコ!はこせこ! 管理人:Rom筥
 
(重要)今後の講習会中止について
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    先週末、講習会が早く終わった日の帰り道に撮影したもの。

    朝早く通った時には蕾だったのに、暖かい日だったので帰りには一気に咲いていてびっくりしました。

     

     

    お針子会講習会

     

    季節は桜満開なのに、社会全体はどんよりした閉塞感に満ち溢れていますねぇ、、、。

     

    3月の講習会は三連続でしたが、申し込みが少なかったり、しっかり埋まっていた日でも直前に大量キャンセルが生じました。

    こんな時期ですから、ちょっとでも不穏な状況が身の回りにあれば休まざるを得ないのはよくわかります。

    とはいえ、これでは講習会を続行するのは難しい。

     

    世の中があまりにも先の見えない不安定な状況なので、

    2020年度の4月以降の講習会は全て中止

    とさせていただきます。

     

    今年中にもし回復の兆しがあれば、そこからまた少しずつ再開するかもしれませんが、現時点では完全に白紙状態です。

    もしいつか再開するとすれば、多分体験コースの「携帯裁縫用具入」からになろうかと思います。

     

     

    つたえ教室

     

    先週末の世の中の様子では、日本はこのまま穏やかに収束するのではないかしらん、、、とさえ思える感じだったので、講習会は中止にしても、「つたえ」の教室は細々と続けていこうと考えていました。

     

    しかし急転直下、つたえの教室もコロナの影響でしばらく使えなくなることになりました。

    しかたなく昨年秋に開設した筥迫工房の工房(変な言い方)を開放することに。

    つたえほど広くはないので、とりあえず定員3名ならなんとかなるか?と思いながら、講習会後に週明けにあたふたと動きまわっていたのですが、、、。

     

    昨日の小池都知事の発言に、もう明日のことさえ予測できない状況になってきました。

     

    とりあえず次の教室は4/14なので、そのときまでどのぐらい状況が変化しているかわかりませんが、臨時教室は私の工房なので一人も来ないとしても場所代はかかりません。

    たとえ予約を入れていたとしても行かない方が良さそうと思えば当日であってもキャンセルしてくださってけっこうです。

    (当分の間、キャンセルポリシーはなしとします)

     

    今の状況では、教室をやっていいのか、いつからならやっていいのかさえわからないので、私は毎日工房にいますので、来たい方は来ていただければいつでも対応いたします。

     

    ということでしばらくの間、教室は筥迫工房で行います

     

     

    新しい工房のこと

     

    これまで自宅で仕事をしていましたが、去年の秋から実家の父が老人ホームに入居したことで、現在その家を筥迫工房の拠点にしています。

    家族と一緒の家でネットショップの商材を扱っていたので、引越しをしたときの物の多さにびっくりしました。

    今までどんなに家族に迷惑をかけていたのかと申し訳なく思いました。

     

    しかし今では、自分だけの大きな作業台があって、その日のやり残しをそのままの状態で次の日に続きができることの有り難さを痛感しています。

     

    本来、ネットショップの住所も変更しなければならないのですが、住所を公にしてしまうと「お店まで直接買いに行きたい!」と言う人が出てきます。

     

    今まではネットショプはWEB上のもので「実店舗」はありません!この住所は住宅なので来てもらっても困ります!というやり取りは結構ありました。

    お針子会が実店舗と勘違いして来られた方もいらっしゃいました。

     

    ネットショップを対面販売と勘違いしていらっしゃるのだとは思うのですが、そのような方は買い物と一緒に話をしたくて来ることが多いので、毎日時間に追われて仕事をしている私としては、急に来られてもとても相手をすることができない、、、。

     

    ということで、もし直接会ってお話をしたいと言う方がいらっしゃいましたら、どうかお問い合わせからアポイントを取っていただければ大変助かります。

     

     

     

    筥迫工房の材料販売(ネットショップ)

     

    ▼筥迫工房の講習会

     

    ▼筥迫掲示板
    筥迫工房の教本や自慢の細工物を、皆さん自身で披露できる掲示板です。写真のアップロードが簡単になりました(一回の投稿で6枚掲載可)。丹誠込めて作った筥迫を大勢の人に見てもらいしましょう!

     

    ▼携帯からも筥迫掲示板2に投稿をアップロードできます。
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    筥迫工房へのお問い合わせ
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    【2020.03.26 Thursday 20:22】 author : Rom筥
    | 講習会(お針子会) | comments(0) | - | - | - |
    春ですが。4月の講習会中止と教本改訂
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      なんとか明るい気持ちを探したくなる今年の春です。

      皆さんは何を見ると春を感じるでしょうか?

       

      私は何と言ってもこの香りです。

       

      沈丁花(じんちょうげ)は見かけは何とも地味ですが、この強烈な香りで「私を見て!」と主張してくる花です。

       

      しかし、工房に通う道にあるこの沈丁花が最近主張をしなくなりました。

      近づくと花先が少しずつ茶色に変化して、匂いの終わりを告げていました。

       

      もう一つの春は、我が家の娘の花粉症が大幅改善されたこと!

      去年の秋頃に「舌下免疫療法」をためしたところ、現時点で「今年って花粉飛んでる?」というほどに劇的改善。

       

      毎年「花粉症じゃない人がいるなんて世の中不公平だ〜!!」とわめくぐらい顔を腫らしていたので、本人的にはこの世の春という感じのようです。

       

      今後の花粉の飛散状況により「やっぱり、、」ということがあったとしても、症状が重い人にとっては一時期だけでも気分が休まればありがたいことでしょう。

       

       

      教室のこと、講習会のこと

       

      コロナの自粛期間を受けて教室でも人数調整をし、10日は「できれば参加したい」という3名のみで行いました。

       

      この日、これまで講習会に通っていた方が初めて教室に参加されました。

      講習会に数年通ってきた方だったので、講習会同様のイケイケモードでテキパキと作業されていました。

      しかし、いつのも教室メンバーはマイペースでゆったりした雰囲気に慣れているため、かなりテンションが違う(笑)。

       

       

      それに影響されてか、コロナの自粛ムードもあってか、おしゃべりも控えめで作業に没頭するその日のメンバーたち。

      こんなふうにできるだけしゃべらなければ飛沫も抑えられるかも、、、などと思ったりしてしまいました。

       

      ということで、次週の教室からしばらくの間、テーブルの対面に人を配置しないよう定員を4名に限定し、換気を心がけるようにして小規模で続行することにしました。

      とは言っても、ホントこの先どうなるか正直わからないのが辛いところですが、、、。

       

       

      4月の講習会中止

       

      来週末の3月講習会まではとりあえず開催いたしますが、

      4月の講習会は「中止とさせていただきます。

       

      4/4 月見型紙入

      4/5 四ツ襠紙入

       

      申し込み日にカートが出ないという失態をおかしたものの、その後申し込みも伸び悩んだので、昨今の状況もあり早々に中止にいたしました。

      そして希望者は私の「工房」で少人数対応することにしました。

       

      5月の以下期間の講座は開催するかどうか検討中です。

       

      5/3 縢襠付筥迫1(初級)

      5/3 縢襠付筥迫2(初級)

      5/4 フリークラス5-1

      5/5 フリークラス5-2

       

      このような状況になったときに果たして申し込み希望者がいるのかどうか、単発の講習会は予定が立てづらく難しいです。

       

      もし上記講習会に希望されている方がいらっしゃいましたら、申込前に「お問い合わせ」より参加表明いただけないでしょうか。

      筥迫工房へのお問い合わせ

       

      それによって開催するかどうかを考えますが、問い合わせがない場合はしばらく中止する可能性もあります。

      もしくは工房で少人数対応するか、いまだに悩む悩む、、、。

       

       

      教本「縢襠付筥迫」改訂します

       

      こんな時こそ、家にこもって袋物細工にいそしみましょう!

      とお勧めしたい所ですが、実はショップで販売している教本の在庫がある数冊というこの事実!

       

      もっと早くに増刷すればよかったのですが、講習会とのからみで迷いに迷って遅くなってしまいました。

      講習会、教室、一般販売の教本と、実はこれらの状況が微妙にからみあっているのですね。

       

      マニュアル作りの手間隙がばかにならないので何とか併用できるようにとの考えからでしたが、そうなると一つがつまづくと全体に影響が出てくるという、、、。

       

      ということで、いっそ完全分離することで進めることにしました。

      つまり「縢襠付筥迫」を改訂します。

       

      これから新しく作り直すので、現在の在庫がなくなった後は次回販売まで2〜3ヶ月かかるかもしれません。

      あしからずご了承ください。

       

       

      あれもこれもすんなりとはいかず、コロナ以外にも色々と悩める今日この頃です。は〜、、、

       

       

       

       

       

      筥迫工房の材料販売(ネットショップ)

       

      ▼筥迫工房の講習会

       

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      【2020.03.15 Sunday 13:27】 author : Rom筥
      | 講習会(お針子会) | comments(0) | - | - | - |
      昨今のこと、色々と難しいです
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        いつも講習会の申し込みは、開始日の0:00にカートが開くように設定しています。

        しかし今回はPCの設定を間違えていて「月見型紙入」も「四ツ襠紙入」も開かず、、、

         

        四ツ襠申し込みぐらいの人になるとメールをしてくれるのですが、月見型は初級なので満席になったと思われたかもしれません。

        ということでカートは開いていますので、よかったらお申し込みください。

        ・月見型紙入

        ・四ツ襠紙入

         

        帛紗挟み」「二ツ折小被付筥迫」も詳細出ていなかったので出しました。

        あれもこれもで、本当に申し訳ありません。

         

         

        キャンセルポリシー

         

        とはいえコロナ騒動でどこもかしこも活動を自粛している昨今、なかなか講習会に参加しようなんて思えないかもしれませんね。

         

        筥迫工房の講習会にはキャンセルポリシーがあるのですが、今月の講習会に申し込まれている方には、体調に少しでも不安を感じた場合は当日でも絶対に休んでくださいと言っています。

         

        そのかわり、今月、来月に限っては、当日でもある程度は返金することにしました(まだ率は決めていませんが)。

        これが今月、来月で済めばいいですが、どう考えてもそれですまなさそうで。

         

        かつて当日キャンセルでも返金をしていたのですが、予約だけして直前にキャンセルする人が続出し、満席なのに実際の参加者は半数しかいないということが何ヶ月か続きました。

        そんなことをしていたら講習会が成り立たないので、それ以降はしかたなくキャンセルポリシーを作ることにしました。

        でもそんなことを言っていられないのが昨今の状況です。

         

        今のところ講習会は開催しますが、今後世の中の状況によって中止にしり、中止にしないまでも申し込みがあまりにも少ないようであれば取りやめたりする可能性もあります。

        (どうしてもやってほしいという方の場合は、私個人の工房で個別に対応するかもしれません)

         

        こんなとき、教室なら簡単に「振り替え」できますが、講習会は振り替えができないのが難しいところです。

         

        やはり単発のステップアップ講座は難しいと改めて感じざるを得ません。

        今後の講習会のやり方を根本的に考え直すきっかけになりそうです。

         

         

        帛紗挟み

         

        今後、講習会が中止にならなければという条件付きでしか言えないのが辛いところですが、以下「帛紗挟み」についてお知らせいたします。

         

        「帛紗挟み」の対象は「丸型小物入」を受講した方になっているのですが、これは「事前作業に縢り糸を撚ってくる」という条件があるからで、その縢り糸の作り方を丸型小物入れでやるからなのですね。

         

        しかしながら「すでに日本刺繍をしているから、わざわざ撚り方を習わなくてもいいわ〜」とか、「撚るのは難しそうだから市販の縢り糸を買いたい」という方もいらっしゃるとは思うので、その場合は「中級講座2以上」を受講していれば対象と致します。


        1)講習会の「丸型小物入(レベル14)」を受講する
        自分で糸撚りをしたことがない方、自分で撚った糸を使いたい方は、是非この講座を受講してください。
        自分で糸撚りすることができれば、手縫糸を買うだけで縢り糸を用意することができます。

        2)市販の縢り糸を購入する
        「糸撚り」をしたことのない方、「丸型小物入(レベル14)」を受講していない方は、市販の撚り糸をご用意ください。
        入手方法は申し込み後に送られる内容を参照の上、各自で入手してください。
        ただし、必ず指定のショップのものをお使いください(絶対に適当なもので代用しないでください)。
        価格は(1400円+送料)程度です。

        3)自分で糸を撚る
        日本刺繍などで日常的に糸撚りに慣れている方に限ります(日本刺繍よりもかなりきつく撚りますので、日常的に慣れている方でないとレシピ通りに撚ることはできません)。
        事前作業で送られる「糸撚りのレシピ」を参照の上、各自で糸撚りをしていただきます。
        ただし糸は「手縫糸(絹)」を使っていただきます(「釜糸」は不可)。

         

         

        額縁処理

         

        本来、袋物の角処理は、表布と内布を「組み合わせ」て仕上げるので、市販している縢襠付筥迫の教本ではこのやり方は解説していません。

        ただでさえ工程の多い筥迫なので、教本だけで作る人にそこまでやらせたらうんざりされるだろうと思ったのですが、近々改訂予定の教本でこれを入れるかどうか判断に悩む、、、、。

         

        しかし講習会では金封袱紗からこの組み合わせを習います。

        内布の引っ掛け(オス)に対して、表布は額縁(メス)に処理します。

         

        この表布の額縁は、通常の講座では「折り返しの額縁」にしていますが、これは初心者でもリスクなく一番簡単にできる方法です。

        しかしこれは厚地には使えません。

         

        そこで前回の講習では、バッグなどによく用いられる「突き合わせの額縁」にしてみたのですが、袋物細工のように小さいものはよほど綺麗に仕上げないと目立ってしまうことから不評でした(リスクはないんですけどねぇ)。

         

        そこで、プレ講習の時だけやった「切り落としの額縁」に戻してみようと思います。

        これはかなりリスクのある作り方なので、練習に時間をかけねばなりません。

        それで前出の「縢り糸」までこカリキュラムに加えるのは不可能と考え、そのかわりこの「切り落としの額縁」の練習に時間をかけることにいたします。」

         

        私自身は少しでも厚みがあれば迷わずこの額縁処理をしています。

        切り落としの額縁が上手く出来るようになると、ある程度の厚みのあるものも問題なく仕立てることができるようになると思いますので、是非チャレンジしていただきたいやり方ではあります。

         

         

        また、去年まではこの帛紗挟みはこちらでサンプルの表布と内布を用意していましたが、今年は初級の「利休型紙入」ですでに「錦地」を指定しているので、今回から帛紗挟みではもう少し厚めの「金襴」なども可にしてみます。

        それでもあまりにも厚く硬い帯地、裏に糸が渡りまくった帯地などは使えないものもありますのでご了承ください。

         

         

         

         

         

        筥迫工房の材料販売(ネットショップ)

         

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        【2020.03.08 Sunday 12:29】 author : Rom筥
        | 講習会(お針子会) | comments(0) | - | - | - |
        講習会 筥迫講座とフリークラスについて
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          ちょっと思い立って久しぶりに縢襠付筥迫を作ってみました。

          筥迫を作るといったらほぼお客様からの依頼品(刺繍裂)なので、このように普通の着物裂で作るのは本当に久しぶりです。

           

           

          なんか見たことがある?と思われたかもしれませんが、これはショップや教本でトップ画像に使われている筥迫と同じ裂で作ったものです。

           

          私が筥迫を作り始めた当初、四つ身の反物全てを筥迫の試作とマニュアル作りに使い果たしたのですが(段ボール3箱ぐらい作ったさ)、最近メイン柄のところだけが少し残っていたのを見つけました。

          上手くなった暁にはこれを使おうと思ったのかどうか記憶がありませんが、使うなら今だと思いました。

           

           

          右側は極初期の頃の仕立てなので稚拙な作りです(この頃は本仕立て=縫い玉縁)。

          左側が今回の現在の仕立て方で、こちらは教本で解説している挟み玉縁です。

           

          画像でもある程度違いはわかりますが、手に持てばその違いは一目瞭然です。

          現在この仕立てを講習会で教えているのですが、右側の筥迫もショップで販売している教本を見ればこの程度には出来るので(ただし挟み玉縁)、これはこれで有りかなとは思います。

           

          最近ここにきてなぜか「筥迫を作りたい」をいう人たちの声が耳に入るようになりました。

          いや、これまでも教本はショップで販売しているし講習会でも教えていますが?と思ったのですが、どうやらそういう意味ではないらしい。

           

           

          講習会を始めた当初は「教本仕様」の筥迫を「初心者対象」で教えていたのですが、年々型が増えるとレベルを分けないわけにはいかず、そうなるとどうしても基礎が必要となり、いつしか筥迫は上級になってしまいました。

          筥迫を作りたくて受講した方々にとって、筥迫は遥か遠く、、、が現状。

           

          つまりそういう意味での「筥迫を作りたい」だったのです。

           

          初めの頃に初心者対象で講習会が成り立っていたのは、私自身が筥迫を組み立てること以外で何か教えることある?程度のレベルだったということ。

          つまり余計なことまで教えないで済んだというのが大きく、今のように余計なこと満載で教えても、誰もそこまで求めちゃいないよという自虐的境地に達しつつあります。

           

           

           

          体験コース(携帯裁縫用具入)

           

          そんな閉塞感から脱却したい気持ちも少なからずあり、今年は初めて初心者対象の「体験コース」を開講することにしました。

          こちらが先日の「携帯裁縫用具入」の様子。

           

           

          これは私のトライアルでもありました。

           

          アイロンやカッターマットなどは全て貸し出し(受講料に含)、事前作業などはこちらで全て用意するので、講習会ではただ貼り込み作用を体験するのみ!

          そして私はただ作り方を教えるだけ!

           

          いつもならカッターの持ち方が違う!正確に線を割る!なんて受講者はうるさく言われているとは思いますが(ごめんなさい)、今回は指切らなきゃ好きにして〜という仏の境地で。(どこが)

           

           

          しかし参加者の楽しそうなこと。

           

          事前作業はされているとはいえ、外部の講習会のように2〜3時間で出来るような体験ではなく、事前作業以外は通常の細かい貼り込み作業です。

          こんな小さなものでも手間がかかる。

          それでも手順通りに行えば、どんなレベルの人でもしっかりその形に出来上がることを知ってもらうことが目的。

          これだけでも誰もがちょっとした感動を味わえると思います。

           

           

          この体験コースは5月23日、8月22日にも行われますが、今後は体験コースのみ「お針子会」ではなく西巣鴨の「つたえ」で行います。

          実はこの「つたえ」での講師は私(Rom筥)ではなく、別の講師(Rajyoさん)が教えることになります。

           

          今回の体験コースは私のトライアルでしたが、今後も同じように、体験を含めた全ての講座を私一人ではどう考えても無理があります。

          これまでは少しずつ人が育ってこれるのを気長に待つしかありませんでしたが、このRajyoさんを始め、職人見習いだったA.Yさんもかなり出来るようになってきて、今では少しずつ他の人の手が借りられるようになってきました。

          そのような状況で、体験コースを現実として考えられるようになってきたのです。

           

          そして私の本当のトライアルは、今後「筥迫コース」を開講することにありました。

          かつてのように全くの初心者に筥迫を教えるということは今年はさすがに無理だとは思いますが、せめて入門コース(金封袱紗)を終えた人がすぐに受講できる「縢襠付筥迫(初級)」を開講することです。

           

           

           

          教本(ショップ販売)の改定

           

          実はこれまでショップで販売していた「副読本」の在庫があと少しで切れるのですが、色々と思うことがあり、今回は重版ではなく大きく改訂することにしました。

          副読本がなければ教本は使えないので、つまり教本自体を改定することになります。

           

          これまで教本と副読本に分けていたのは、別の型も販売しようと思っていたからなのですが、教本や型紙の取り扱いに緒問題がおこり、やはり一般の方に販売するのは縢襠付筥迫だけにしようと思うようになりました。

          また、講習会の人たちにも使えるように基本的なことを副読本にまとめたのです。

           

          この縢襠付筥迫の教本は「結婚式のためにぶっつけ本番で筥迫を作る!」という人が対象なので(苦笑)、講習会や教室に来ている人にはこの教本を初級扱い、講習会ではもっと高度な内容を教えることで棲み分けをしていました。

          しかし体験講座をやってみて気がついたのは、初めての筥迫はうんうん唸りながら一人で作るより、楽しみながら皆で作りたい!というのが実情なのでしょうね。

           

          とは言っても、工芸的筥迫の復活を目指してこの10年ひたすら研鑽を積んできたrom筥としては、それも後世に引き継いでいかねばならないという使命を持っています。

           

          つまり「体験としての筥迫」と「技術で作る筥迫」です。

          これが冒頭の二つの筥迫画像というわけです。

           

          教本向けの作り方は、一度だけ作る人のための言わば「体験としての筥迫」なので、講習会の初級筥迫はこの教本に完全にリンクした内容で行うことを考えました。

          その場合「技術で作る筥迫(1柄合せ・硬綿)(2襠付・玉縁)」はフリークラスで行うことになります。

           

           

           

          筥迫講座

           

          オリンピックの影響で8月の三段口扇襠筥迫を中止にしたことで、講座のスケジュールをいくつか変更せざるを得なくなりました。

           

          これまでの「三段口扇襠筥迫」は筥迫の登竜門扱いでしたが、これがなくなると直接「縢襠付筥迫(あがき)」を受講することになるのでこれはかなりハードです。

          そこで今年は「縢襠付筥迫(あがき)」はフリークラスへ、そこに「縢襠付筥迫(初級)二日コース」をトライアルで組み込んでみることにしました。

           

          そこで、以下の5月を以下のように変更させていただきます。

          (急に変更して人が集まるのかどうかわかりませんが、、、)

           

          2日(土)型抜名刺入と延べ鏡 ←縢襠付筥迫(初級)初日
          3日(日)縢襠付筥迫(あがき) ←縢襠付筥迫(初級)2日目

           

          縢襠付筥迫(初級)詳細はこちらから

          TOP画像にいいところを使ってしまったので、あまりものを駆使して柄取り(苦)。

           

          以前は2日で巾着と飾り房までを作っていたのですが、終了がいつも8時過ぎという無謀さだったので、今年は「事前作業有」で飾り房を除いた「本体と巾着まで」を2日で作ることにします(終了5時予定)。

           

          この初級筥迫は教本に準じた内容なので、本体綿はキルティング芯を使うためそれほど難度はありません。

          巾着も単仕立てで、綿はただ詰めるだけにします。

          「柄合わせ」はせず(柄取りのみ)折り返し仕立てで作ります。

          その方が色味をたくさん使えるので実は華やかに出来上がります。

           

          対象は「入門講座を受講」した人になるので、スケジュールさえ合えば2回目には筥迫にトライできますので、是非お気軽に筥迫体験してみてください。

           

           

           

          フリークラス

           

          となると、フリークラスに進級するための課題「縢襠付筥迫(あがき)」がなくなるので、今年の課題は「三段口扇襠筥迫も可」に変えさせていただきます。

          まぁ難度が低くなるので受講者には願ったりでしょう。

          ただし「縢襠付筥迫(初級)」は課題にはなりませんのでご注意ください。

           

          フリークラスの詳細もアップしましたのでご参照ください。

           

          ※フリークラスのみで受講できる型の詳細もアップしました。

           フリークラス受講料+それぞれの教材費は

          ※「縢襠付筥迫(あがき)」は以後「縢襠筥迫(硬綿・柄合せ)」と名称変更し、フリークラスに移動します(詳細画面は後日変更)。

           

           ・籠千代田お針箱

           ・式部型小物入

           ・縢襠筥迫(硬綿・柄合せ)中級

           ・折襠付両縢筥迫(玉縁付)上級

           ・小被付四ツ襠紙入 ←5月はちょっと無理そう、、、

           ・誰ヶ袖型櫛入 ←5月に新しく入るかも(未定)

           

           

           


           

          5月以降のスケジュール変更ですが、多分こんな感じになると思います。

          まだ確定ではないので、まだ実際のスケジュールには反映しませんが、早くから予定をしている方もいるとは思いますので、今後はこのように変更の可能性有と思っていていただければと思います。

          確定になったものから実際のスケジュールに反映してお知らせいたします。

           

           

          <3月>
          20日(金祝) 貼り込みの基本「金封袱紗」
          21日(土) 念珠入(組入)名刺入
          22日(日)  装飾技法(切付・金装飾)


          <4月>
          4日(土)   月見型紙入
          5日(日)    四ツ襠紙入

           

          <5月>
          2日(土)型抜名刺入と延べ鏡 ←縢襠付筥迫(初級)1
          3日(日)縢襠付筥迫(あがき) ←縢襠付筥迫(初級)2
          4日(月祝)フリークラス5-1
          5日(火祝)     〃      5-2
           
          23日(土)携帯裁縫用具入

           

          <6月>
          6日(土)貼り込みの基本 金封袱紗
          7日(日)丸型小物入


          <7月>
          4日(土)利休型紙入
          5日(日)帛紗入(七宝縢)

           

          <8月>
          1日(土)三段口扇襠筥迫 ←中止!
          2日(日)筥迫巾着と飾り房 ←中止!
           
          22日(土)体験コース/携帯裁縫用具入
           
          29日(土)型抜名刺入と延べ鏡
          30日(日)縢襠付筥迫(あがき) ←筥迫巾着と飾り房

           

           

          <9月>
          20日(日)貼り込みの基本 金封袱紗
          21日(月祝)フリークラス9-1
          22日(火祝)     〃       9-2


          <10月>
          3日(土)念珠入(組入)名刺入
          4日(日)二ツ折小被付筥迫

           

          <11月>
          7日(土)月見型紙入 ←三段口扇襠筥迫
          8日(日)丸型小物入

          21日(土)四ツ襠紙入
          22日(日)フリークラス11-1 ←縢襠付筥迫(初級)1
          23日(月祝)     〃      11-2 ←縢襠付筥迫(初級)2

           

          <12月>
          5日(土)貼り込みの基本 金封袱紗
          6日(日)帛紗入(七宝縢)

           


           

           

           

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          【2020.02.24 Monday 09:08】 author : Rom筥
          | 講習会(お針子会) | comments(0) | - | - | - |
          2020.2講習会『利休型紙入』
          0

            2020年の新型『利休型紙入』の講習会が先日行われました。

             

            一般的な袋物の教室で帯地のような厚手の生地を使うことは普通ですが、講習会で作る「袋物細工」はバッグよりもかなり小さいので、ちょっとした厚みの差でとんでもなく作りづらいものになることから、特に初心者であれば厚地の生地はお勧めしていませんでした(できなくはないが慣れた人が使うもの)。

             

            これまではとにかく着物地のような「薄地」をお勧めしていましたが、それは「襠(まち)」が「支え」になっていたので薄くても形にはなっていました。

             

            しかし今回のように「襠なし」の型ではそうはいきません。

            ということで、今回はこちらからの「布地指定(購入先指定)」で布を用意していただきました。

             

            黒の「小はぜ」に蒔絵に見立てた装飾も講習会で行います。

            こちらの材料一式は全てお持ち帰りできますので、ご自分作った小はぜを付けて是非お友達にプレゼントしてください。

            きっと喜ばれると思いますよ。

             

             

            K.Nさんの作品(埼玉県在住)

             

            袋物の生地選びは「柄」や「色」だけで選びがちですが、本来は「布ありき」で、その布に合った型を選ぶというのが理想です。

            つまり、布選びはまずはその型の特徴をよく見極めることが大事なんですね。

             

            複数の人と一緒に作ることにより、どんな生地が作りやすいのか、作りにくいのか、失敗しやすいのかを、その日1日で見ることができるという意味では講習会は大変有意義です。

             

             

            K.Eさんの作品(埼玉県在住)

             

            今回の講座では、あえて仕覆(しふく)などに使われる「錦(にしき)」を指定させていただきました。

            講習会でこの錦を持ってくる人はあまりいません。

             

            錦に馴染みがないという人も多いとは思いますが、着物のハギレに比べたらずっとお高いので選ばないというのもあるかもしれません。

            縫い物は失敗したらほどけばいいですが、貼り込みの場合は糊を付けたら一発で布をおじゃんにしてしまいますから。


             

            Y.Eさんの作品(兵庫県在住)

             

            帯地というと「金襴」を持って来たがる人が多いのですが、金襴は厚みも柔らかさも扱いやすさもピンキリなので、どれが袋物細工に適しているか判断するのは初心者には難しい。

             

            そこで今回はあえて「錦」を指定させていただきました。

            錦はそれほど厚みもなく一定していますし、目も詰まっているので扱いやすく絶対に失敗しない。

             

            その人に技術がなくても、布自体がその出来を助けてくれるようなありがたい生地です。

            地味な色柄が多いというのが袋物細工にはちょっと残念なところですが。(上の黄色は珍しく派手な色)

             

             

            R.Sさんの作品(東京都在住)

             

            こちらはちょっと厚みのある硬い生地だったので仕立てるのが大変でした(錦ではない)。

            この講座は「初級」なので、表布は接着芯(厚)をベタ貼りします。

            本来はこのような生地に接着芯は使用しませんが、講習会では型を正確に綺麗に作ることを第一に考えているので、初級コースではどんな布でも接着芯を使っています。

            本来こんな生地だったら迷わずフラシで使うんですけどね、、、。
             

             

            A.Yさんの作品(埼玉県在住)

             

            こちらは厚手の着物地を使われました。

            厚手とはいえ、この型には薄かったようです。

            講習会では足並み揃えないとならないのでイレギュラーなことはあまりできないのですが、このような生地を使う場合は「背芯」と「持出口芯」を加えます(背芯は2枚になる)。

             

             

            Y.Fさんの作品(埼玉県在住)

             

            こちらの内布は「都香庵」の綸子です。

            錦に合わせるには味気ないですが、絶対に仕立てを失敗しない生地です(折り掛けに何のシワももなくできる)。

            持参された内布があまり適していない場合は、私が持っていきたこの生地を使っていただきました。

            表がテカって安っぽく見えるので、あえてマットな裏を使っています。

             

            この型は「表布の重厚感」とアクセントの「小はぜ」が見せポイントなので、内布はこのぐらい特色のない色味を持っているとどんな表布にも合って重宝します。

             

             

            K.Wさんの作品(富山県在住)

             

            こちらは「金襴」です。

            本当は使いたくなかったのですが、あまり厚みはなかったので良しとしました。

            金襴は薄くてもほつれやすいものが多いので、角の処理もうまくやらないとボロボロになります。

             

             

            去年の「袱紗挟み」はサンプル布をこちらで用意しましたが、こちらは上級コースですし、初級の人よりは布に慣れているので今年はこの「錦」や「金襴」なども可にしようかと思っています。

             

             

             


             

            利休型紙入「通信講座」準備できました

             

            「通信講座」の準備ができましたので、「四ツ襠紙入」を受講した方であれば申し込むことができます。

             

            ご希望の方はこちらからどうぞ↓

            利休型紙入(襠なし深口付紙入)

             

            応用型の『利休型紙入(襠付)』も出来ましたので、よかったらご一緒にお申し込みください。

            (ただし必ず基本型を作ってから作業してください)

             

            こちらは当初「型紙のみ」を販売するつもりでした。

            というのも初めに作ったときは問題なくスラスラ作れたので型紙だけでいいかと思ったのですが、しばらく間が空いて最近作ってみたところ、あらわからない、、、。

             

            私が迷うなら確実に他の人はマニュアルがないと作れないということで、急遽マニュアル(最近は拵え方といっています)作り。

            マニュアルを作るということは、型紙のようにそのまま売るというわけにはいかないので、急遽こちらも「通信講座」にいたしました。

             

            基本型のマニュアルには、初心者は「接着芯のベタ貼り」、慣れている人は「三河芯のフラシ」でと書いていますが、やはり初回はベタ貼りで作った方がいいです。(その後はフラシでどうぞ)

             

            応用型は「三河芯のフラシ」での説明になっています。

            これまでの四ツ襠のマニュアルとは少しやり方が違うかとは思いますが、今はこのような作り方をしているということで少し詳しく解説しています。

             

             


             

             

            『三段口扇襠筥迫』『筥迫巾着と飾り房』 中止のお知らせ

             

            8月1日(土)三段口扇襠筥迫

            8月2日(日)筥迫巾着と飾り房

             

            突然ながら上記の2講座は中止とさせていただきます。

             

            理由はオリンピック期間真っ最中で、東京の交通網がどうなるかわからないという不安があり、色々な方からご指摘いただいたからです。

            お針子会は「池袋」なので会場とは離れていますが、ターミナル駅では電車が止まって人があふれる可能性があるそうで、皆さんどこからやってくるかわからないですしねぇ、、、。

            当日来られないのも困りますが、帰れないのはもっと困るということで。

             

            ホテルなどはまず取れないでしょうから、遠方の方が東京の状況を知らないで間違って申し込んだりしないように、用心して早々に中止にさせていただきました。

             

            こんなマップがあるんですねぇ。

            大会輸送影響度マップ(路線・駅)オリンピック版

             

            この期間、道路も混むでしょうし、宅配便もどこまで届くかわからない。

            ショップも仕入れができなくて在庫切れが増えるかもしれませんので、皆様もご注文品はできるだけオリンピック前にして、期間中は袋物を作りながら自宅でまったりテレビ観戦いたしましょう。

            とにかく特段の用事がない限り、東京には近づかない方が賢明です。

             

            皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、あしからずご了承ください。

             

             

             

            クリックポスト

             

            2020年4月1日より、クリックポストの料金が188円から198円に値上げされます。

            2018年9月に164円から185円に値上げし、更に2019年10月1日の増税で185円から188円に値上げし、今回188円から198円に値上げしました。

            もう値上げが忙しいわ〜

             

             

             

             

             

            筥迫工房の材料販売(ネットショップ)

             

            ▼筥迫工房の講習会

             

            ▼筥迫掲示板
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            【2020.02.09 Sunday 18:42】 author : Rom筥
            | 講習会(お針子会) | comments(0) | - | - | - |
            2020.1 講習会『三段口扇襠筥迫』と『筥迫巾着と飾り房』
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              2020年初の講習会は「三段口扇襠筥迫」と「筥迫巾着と飾り房」でした。

               

              筥迫巾着と飾り房は一回作って形が取れる人は実は少なく、袋物とは違う造形の世界なので、何回か繰り返して出る人も多いという講座です。

              しかし一昨年はこの講座に申し込みをする人が少なかったので、講座数も年々増えてくることだし、需要のない講座は教室に回ってもらえばいいか、、、と去年はこの講座を止めていました。

               

               

              Y.Fさんの作品(埼玉県在住)三段口扇襠筥迫

              ご自身がン十年前に着たという七五三の着物を筥迫に仕立てた物。

               

              しかし今年は6月に新しい型である『丸型小物入』があり、そこでこの『房』が出てきます。

              丸型小物入は「本体」以外に「縢り糸を撚る」というカリキュラムもあるので、房にはあまり時間をかけたくない。

              ということで、今年はその前哨戦となる「筥迫巾着と飾り房」を復活させることにしました。

               

              J.Yさんの作品(神奈川県在住)三段口扇襠筥迫

               

              講習会に来ていただければわかりますが、「筥迫巾着」は教本などでは説明のしようもないというものです。

              「造形」はその人のセンスがもろに出るので、これを苦手とする人は多いですね。

               

              筥迫は本体を作った時点で満足してしまう人が多いのですが、実はこれらの小物の出来が全体の雰囲気を左右するというとても大事なパーツです。

               

              もしアンティークの刺繍筥迫をお持ちの方がいらっしゃいましたら是非巾着にも目を向けてみてください。

              完璧なフォルムで作っているものが多いです。(もちろん下手な職人さんもいますが)

              あのような価値観は現代ではなくなってしまいましたね。

              せめても私がその意思を継いでこの形を継承しようと思っています。

               

              C.Mさんの作品(岩手県在住)三段口扇襠筥迫

               

              「三段口扇襠筥迫」は筥迫の中では最も難度の低いものです(ただし貼り付けの工程は多い)。

              一番初めに筥迫を経験するのであれば、こちらから始めると良いと思います。

              対象は「初級コースを2講座」出ていることとなっていますが、できれば襠を勉強できる「念珠入れ」を受講しておいてほしい。

              念珠入れは四ツ襠紙入の受講にも必須なので、中級、上級を目指す人には大事な講座です。

               

              M.Wさんの作品(東京都在住)三段口扇襠筥迫

               

              こちらの筥迫を作った方は通常は教室で学ぶ生徒さんです。

              巾着と房は教室で続きをするそうです。

              J.Yさんも教室で三段口扇襠筥迫を作り、房と巾着は講習会を受講しました。

               

              教室は自分の苦手なところやわからないことをじっくり聞けるので、講習会のようにわからなくてもどんどん進んでいってしまうというようなことがありません。

              しかし講習会のように講師が一緒にデモンストレーションしながら教えるということはしないので、双方をうまくからめながら参加していくる理解が深まるのではないかと思います。

               

               

              Y.Oさんの作品(岩手県在住)三段口扇襠筥迫

               

              三段口扇襠筥迫にびら簪を装着する場合は、段口の一番上に引っかかるように横刺しにしますが、実用として付ける場合はびら簪が揺れることによって負荷が増して落ちやすくなるので、びら簪の差し込み部分に厚紙(0.25)を通し、それを半分に折って段口に差し込むと安定するかもしれません。

               

               

              以下の2作品は、以前の「縢襠付筥迫」に参加された方の作品です。

               

              C.Iさんの作品(東京都在住)縢襠付筥迫

               

              Y.Aさんの作品(愛知県在住)縢襠付筥迫

               

               

              フリークラスと課題

               

              これまで「確実に1日で仕上げる」というやり方を貫いてきた講習会ですが、ここまで型が増えてきて(更に今後も増える予定)より複雑なものが出てくることが確実なので、今年からは1日で仕上げる=講習会、その他=フリークラスという区分けになります。

               

              去年まで「課題」を出していた理由は、とにかくこの「1日で仕上げる」という重い足かせがあったからですね。

              上級になって工程の多いものが増えてくると、慣れている人と慣れていない人では作業に雲泥の差が出てしまうので、全ての人を1日で仕上げさせる自信が私にはない。

               

              そこで上級以上は二日連続のフリークラスを設けることにしたのですが、フリークラス進級に限っては「課題」提出が必須です。

              家で復習できない人は、二日がかりとはいえ上級の複雑な型をその時間内でさえ仕上げられないからです。

               

              その課題の二つが「縢襠付筥迫(あがき)」と「筥迫巾着と飾り房」です(あとは金封袱紗と四ツ襠紙入)。

              下手でもなんでもいいので、とりあえず「自力」で作ったものを提出してください。

               

              ある程度形になってさえいれば合格にするつもりではいますが、あまりにも独創的な仕上がりのものはもう一度講座のやり直しを促すかもしれません。

              どうかご了承ください。

               

               

               

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              【2020.01.22 Wednesday 20:52】 author : Rom筥
              | 講習会(お針子会) | comments(0) | - | - | - |
              『利休型紙入』の続きと『携帯裁縫用具入』
              0

                前回の『利休型紙入』の続きです。

                 

                『利休型紙入』って何?

                 

                袋物にはこのような愛称をつけた型がよくありますが、そもそも「利休型」って何さということですね。

                 

                こういうものって定義がなかなかに難しい。

                なぜなら作った職人さんや販売元が勝手につけていることが常なので、統一はされていないということ。

                 

                私が袋物細工の資料としているのは主に大正時代の女子教育で用いられていた教科書なのですが、作り方はほとんど参考にしていませんが(笑)、参考にしているのは型の種類や挿絵などで見る意匠的な部分です。

                 

                そしてこの「利休型」というのがいくつか出てくるのですが、それぞれの教科書で微妙に型が違う。

                以前よりこの名称を使いたいと思っていたのですが、これだ!というはっきりした定義がない。

                 

                明治の初年に信玄袋という手提げが流行した。

                そのあと1890年代(ほぼ明治20年代)に千代田袋と名づけられた手提げが流行、つづいて三保袋、四季袋、延命袋、アンテロンバッグ、オペラバッグ、理想袋、乙女袋などの名が、流行誌や新聞には現れる。

                しかし信玄袋ひとつをみても、細部のつくりは一様でない。

                明治・大正期の、とくに女性用手提げ、バッグ類を、新聞広告掲載の商品名や、流行案内に紹介されている名称と、あまり窮屈にむすびつけるのは、むだといってよいだろう。(近代日本の身装文化データベースより)

                あまり窮屈にむすびつけるのは、“むだ” ←パチパチ

                 

                確かに「信玄袋」というとこんな型を思い浮かべるかと思いますが、一般的な二穴の巾着型で緒を通す部分に板を使った型も信玄袋と言います。

                初期型は手に提げる巾着は全て信玄袋という認識だったのかもしれませんね。

                 

                 

                結局、当時の教科書の「利休型」で共通している特徴が「深口」「襠付」であることから、これが「最もよくある型=利休型」と定義しました。

                 

                同じく襠がついていないものを「平肉」と言ったりもするので(あくまで全てではない)、2月に行われる利休型紙入は本来「平肉紙入(ひらにくかみいれ)」というべきなのかもしれませんが、現代で「平肉」という言葉のチョイスは、、、ない。

                 

                 

                現代で「深口」の用途があるかどうかわからないのですが、チャックのように中の物をしっかり止める部品がない当時は利休なんて愛称もつけちゃうぐらい深口使用が一般的だったので、そんな当時のノスタルジーを込めて深口を現代版利久型の特徴にしようと思いました。

                ということで、現代版「利休型紙入」は平肉も襠付も関係なく「深口」が付いた型にしたいと思います。

                 

                (実際は応用の「襠付大型」の方が本来の利休型紙入なんでしょうけどね)

                 

                手提げのバッグならこういうものが「利休バッグ」といいますが、現代の方がよっぽど統一していますね。

                 

                ネットの世界だからこそ情報の伝わりが早く、より統一がしやすくなっているのかもしれませんが、情報がありすぎて争いが起こりやすいという弊害もあるような気がします。

                 

                 


                 

                 

                「携帯裁縫用具入」について

                (開催日:2月1日(土)/申込:1月7日)

                 

                今年から『携帯裁縫用具入』はちょっとイレギュラーな扱いになります。

                そのため講座説明でもわかりづらい内容となり、その都度内容を変えたりしていたので。受講を検討している方々には申し訳ありませんでした。

                2月開催の申し込みが明後日になったので、もう一度説明させていただきます。

                 

                 

                「体験コース」としての携帯裁縫用具入

                文字通り貼り込み未経験者のためのコースです。

                ただし、下の「初級コース」で受講される方と合同での講習になります。

                当日の作業内容は一緒ですが、こちらで用意をしたもの(道具・布・材料)をお使いいただきます。

                貼り込みというのは布を探したり事前作業に時間や手間がかかるので、それらを省いた上で本来の貼り込み作業のみを「体験」していただくのが目的です。

                 

                「初級コース」としての携帯裁縫用具入

                入門コースの「金封袱紗」を受講した方が対象です。

                事前作業は型紙複写と厚紙の裁断、綿の潰しなどを準備してきていただきます(部品が少ないので簡単です)。

                布は持参していただきますので、申し込み前に「柄取り」があります(受付は30分前までに)

                 

                体験と初級の違い 体験コース 初級コース
                道具の有無 貸し出し 持参
                布(表布・内布)の用意 なし(支給) 持参
                事前作業(予備材料) なし(支給)
                資 料(型紙・作り方) なし

                 

                「通信講座」としての携帯裁縫用具入

                以前は「念珠入れ」を受講した方としていましたが、結びなども入ってくるため「中級コースを1講座受講した方」とさせていただきます。

                いくつか講座を受講していれば、自分一人でも作れるレベルです。

                綿の潰し加減が通信ではわかりにくいですが、いくつか作ってみればわかるのではないかと思います。

                 

                 

                 

                同意書(型紙・作り方の扱い)について

                 

                当初、体験コースでも「型紙・作り方」を支給するつもりでいたのですが、実は去年末から講習会・教室ともに受講者の方に「同意書」というものを書いていただいております。

                これは型紙や作り方、作品の扱い方についての説明と注意喚起です。

                 

                このようなことを10年もやっていますと色々な問題に直面しますが、著作に対しての知識がないがために起こる不要な争いが主なので、一番初めの金封袱紗で導入することに致しました。

                (まだ書いていただいていない方も、今後講習会に参加いただいた時点で書いていただきます)

                 

                そのようなことから、体験コースでは同意書はなしとする代わりに、型紙と作り方は支給しないことに致しました。

                本格的に貼り込みを始めたくなったら入門コース(金封袱紗)に出ていただいて、同意書を書いていただいた後に型紙と作り方を購入してください。

                 

                どうかご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

                 

                 

                 

                2月の講習会申し込みは、開始日にこちら↓の画面にそれぞれの表示が出たら、カートに入れて購入という形でお申し込みください。

                 

                2月1日(土)携帯裁縫用具入(申込開始:1/7)
                2月2日(日)New!利久型紙入(申込開始:1/8)

                 

                 

                 

                 

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                【2020.01.05 Sunday 13:49】 author : Rom筥
                | 講習会(お針子会) | comments(0) | - | - | - |
                2月開催の『利休型紙入』について
                0

                  新年明けましておめでとうございます。

                  2020年度もどうぞよろしくお願いいたします!

                   

                  2月開催の『利休型紙入』について、やっと詳細が出来ましたのでお知らせいたします。

                  こちらは事前の案内では「プレ講習」となっておりましたが、それほど難しい型ではないので「本講習」に変更させていただきます。

                   

                   

                  もうね、申し込みが1月8日だというのに、今になってやっと詳細が出るというこのギリギリ感。

                  新しい型はいつもこんな感じでね(おかげで仕事始めは本日から!)。

                  皆さんもよくご存知なのか、こんな時期になって詳細が出ていなくても誰からも問い合わせがないという懐の広さよ(もう慣れっこなのね)。

                   

                  さて、今回の利休型紙入の仕様は以下の通りです。

                  (講習会で作る基本型はこちらです)

                  ・襠(まち)なし

                  ・深口(ふかくち)

                  ・火うち

                   

                  ここらへんはまた後日ゆっくりと解説します。

                  申し込み前に詳細が出たことを皆様にお知らせするのが今回の目的なので。

                   

                  部品は表布(胴)と内布(胴裏)のみという単純さなので、金封袱紗がちょっと複雑になった感じです。

                  なので金封を受講したばかりの方にこそ一番に受講していただきたいというレベルです。

                   

                  他の講座を出ている方がこの型紙を見ると「え〜こんなに切っちゃって大丈夫なの〜〜」と思うかもしれない。

                  襠に慣れているとちょっと新鮮に思える作り方かもしれません。

                   

                  筥迫の教本でも「自分が今どこにいて何をやっているのかわからない」と感じる人が多いようですが、これはただただ貼り込みの工程に慣れていないというだけの話で、縫い物の概念が邪魔をして貼り込みを難しく感じさせているというのが私の持論です。

                  深口が入るとよけいわかりづらくなるし(だけど面白い)。

                   

                  そういう意味では、この利休型は工程としては単純ですが、抱き合わせのときに迷子になりやすい型かもしれません。

                  まぁ慣れてしまえば、ちゃちゃっと出来てしまうラクな型なんですけどね。

                   

                   

                   

                  「小はぜ」装飾

                   

                   

                  詳細を出すことに時間がかかってしまったのは、この「小はぜ」のせいなんです。

                   

                  昔の嚢物細工には小はぜに「蒔絵」が施されているものを見かけます。

                  これがまた可愛い!

                   

                  いつかこれを自分でやってみたいと思いはするのですが、さすがに講習会で漆を使ったお絵かきなんてできない。

                  そんなことを考えていたときちょうどよい蒔絵風材料を見つけてしまいました。

                  ということで利休型紙入ではこの小はぜも作ります!

                   

                  四ツ襠では小はぜを布で包みましたが、これはちょっと作るのが大変ですし厚みも出てしまいます。

                  しかしこの小はぜ装飾は厚みは出ない!

                  そしてとにかく萌える!←これ何より大事!

                   

                  袋物本体は10個も試作すれば型紙も工程もある程度まとまるのですが、いつも頭を悩ませているのがこれらの材料を探し出すこと、そしてその材料をいかに安定的に供給できるかどうかということ。

                   

                  これはもう袋物と全く別の世界ですが、昔のように素晴らしい職人がいて、特注で何でも作ってくれる状況(でも限りなく金はかかる!)は私たちにはあまりにも遠い世界なので、現代に生きている限りは現代人の感覚で現代の便利なものを使う、というのが私のテーマでもあります(日本固有の趣味を壊さない程度にね)。

                   

                  こんな具合に新しい型は申し込みギリギリまで粘って作り込むのが常。

                  これも一重に受講してくださる方に喜んでもらいたいがため(だから遅くなるのは許して)。

                   

                   

                   

                  通信講座(四ツ襠受講者対象)

                   

                  今回の講座は金封を出た人が受講するにはちょうどよい型なので、できれば初級レベルの方に参加していただきたい(まだ初級コースにしか出ていないような方)。

                   

                  そして上級コースの「四ツ襠紙入」を受講したことのある方に限って「通信講座」の受講を可能とします

                  四ツ襠紙入を作っている人なら、このぐらいは自分で作れなきゃいかんよということですね(笑)。

                   

                  貼り込みってね、慣れてくるとより難しいものに挑戦したくなるんですね。

                  ちょっと複雑な型紙を見るだけで「面白そう〜」と感じられるゲーム感覚なところがあるので、通信講座でコンプリートできるよう頑張ってください。

                   

                  通信講座の申し込みは2月の講習会が終わってから開始しますので、四ツ襠紙入を受講した方は是非通信講座での受講をお願いしたいです。

                   

                  中級コースの方は講習会で受講してもかまいませんが、できれば四ツ襠まで受講してから通信講座を目指していただけるとありがたいです。

                   

                  教室に通われている方は1月から受講可能です。

                  型紙が少し複雑なので講習会では事前作業なしですが(全て当日作業)、教室は事前作業有で慣れている方なら1回でできるかもしれません。

                   

                   

                   

                  応用型型紙(襠付大型)

                   

                  実はこの利休型には応用型があります。

                  (こんなものも作っているから遅くなるんだな)

                   

                  横幅を広げて襠を付け、深口をくり口にしています。

                  くり口と襠を付けることにより部品は増えますが、作り方はより念珠入れに近くなるので、慣れている方にとってはこちらの方がわかりやすいかもしれません。

                   

                  こちらは基本型と同じく、四ツ襠紙入を受講した方のみ購入可能です。

                  まずは基本型を受講してからご注文ください(こちらも通信にするかは検討中)。

                   

                  四ツ襠受講者なら、表布は「フラシ」で貼り、内布は「はぎ合わせ」で作ってください(講習会でははぎ合わせはしないので、できれば柄取りしないですむ「無地」を指定します)。

                   

                  ちなみにこの型紙は「札」が入る幅で作っているので、深口に小銭を入れればお財布としても使えます。

                  (現代のお財布ほど使い勝手は良くないかもしれませんが着物には合うわね)

                   

                   

                  ========================

                  講習会 『利休型紙入(りきゅうがたかみいれ)』

                  ========================

                  開催:2月2日(日) 

                  申込開始日:1月8日 0:00〜
                  ※この回は予定ではプレ講習でしたが本講習に変更いたします。

                   

                  詳細はこちらから↓

                  『利休型紙入』

                   

                   

                   

                  筥迫工房の材料販売(ネットショップ)

                   

                  ▼筥迫工房の講習会

                   

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                  【2020.01.02 Thursday 19:07】 author : Rom筥
                  | 講習会(お針子会) | comments(0) | - | - | - |
                  2019.12講習会『縢襠付筥迫』
                  0

                    ちょっと遅くなりましたが10月に行われた『縢襠付筥迫』講習会の作品をご紹介いたします。

                     

                    縢襠付筥迫は「ザ・筥迫!」といえるほど一般的に認知された型ですが、教本で作る筥迫と講習会で作る筥迫では難度の面でも差別化しています。

                     

                    私的にも筥迫工房はこの型から始まったので思い入れも強い。

                    そして多分、講習会に来る方々も「筥迫を作りたい!」という動機で参加している方がほとんどだと思います。

                     

                     

                    M.Tさんの作品(神奈川県在住)

                     

                    来年からこの型は「上級」になります。

                    なんだか年々縢襠付筥迫が昇進して行くような気がしますが、やはりこの筥迫が一番難しいと思うからです。

                     

                    以前にもっと気楽に作っていた時期がありましたが、それはショップで販売している教本のスタイルで作る簡易な仕立てだったからです。

                    当時は私自身がそのレベルだったということで。

                     

                    しかし徐々に仕事で要求されるレベルが上がり、それをそのまま講習会に反映していたため、必然的に難度が上がってきてしまいました。

                     

                    現在、講習会で教えている縢襠付筥迫は、私がお手本としている昭和初期頃の筥迫に近い仕立て方であり、日本刺繍の筥迫を作りたい方には大変有効なのですが、果たしてちょっと筥迫作りを体験してみたいという方に、ここまでのレベルで教える必要があるのかと正直最近は悩んでいます。

                     

                    確かにここまでのレベルで作ればどなたも綺麗な仕立てで、とても素人が作ったように思えないような出来栄えです。

                    しかしこれでお腹いっぱい!とでも言うように、筥迫作りをこれ一つで終わらせる方がほとんどです。

                    筥迫は記念に一個つくれば十分という感じかもしれません。

                     

                    私は筥迫はいくつ作っても楽しいと思うので、皆さんにもっと作っていただきたいんですけどね。

                     

                     

                    Y.Oさんの作品(山形県在住)

                     

                    このブログでコレクションを発表している「後藤勝子さん」は、私より先に刺繍筥迫作りを始めた方ですが(私が始めた頃にはすでに伝説の筥迫師になっていた)、後藤さんが筥迫作りを始めた頃の苦労話が思い出されます。

                     

                    私は始めからネットを使って「筥迫!筥迫!筥迫!」と連呼してきたので、そんなことを10年以上もやっていると「筥迫」という単語もニッチなニーズなりに認知されてきたかとは思います。

                     

                    しかし後藤さんはネットを全く使われない方なので、7年間で20数点の刺繍筥迫を作られている間、周りの方々から「筥迫?七五三が使う(おもちゃのような)あれ?」と言われ続けたそうです。

                     

                    後藤さんが憧れを持って作っていた筥迫は、江戸時代のあの絢爛豪華な筥迫だったので、現代の七五三が使う筥迫しか知らない人たちから「おもちゃを作ることに情熱を注いでいる」というような扱いをされていたと嘆いていました。

                     

                     

                    C.Iさんの作品(東京都在住)

                     

                    現代のようにSNSなどで簡単にアウトプットできる時代ではないので、筥迫作りの集大成となる初めての個展でご自身の作品を発表されるまで、延々と沈黙の中での創作活動はどんなに孤独だったでしょう。

                    結局、これを最後に筥迫作りから退くのですが、なんとカゲロウのような制作人生。

                    私がその頃筥迫作りを始めていたら大絶賛して差し上げられたのに!

                     

                    筥迫は歴史的に二回の大転換を迎えています。

                    1回目は皆さんもご存知の、明治維新を挟んだ前後で筥迫の形状が大きく変わった転換期。

                    そして二回目は、それまで嚢物商が扱っていた筥迫が、昭和20年以降(終戦後)に美容業界にバトンタッチされた転換期です。

                     

                    つまり、1回目の転換期では筥迫の形が変わったとはいえ専門の職人によって作られていたのですが、2回目の転換期では形は変わらないものの職人から業者が作る大量生産に変化したということです。

                    ここから筥迫は(後藤さん曰く)オモチャ化していくんですね。

                     

                    まだ腕も未熟だった私が筥迫を作り始めた当初、かつて専門の筥迫職人が作っていた頃の本物の筥迫を作る!が目標であり、それは今に至るまで一貫した私のテーマです。

                     

                     

                    Y.Aさんの作品(愛知県在住)


                    しかし講習会にやってくる人たちはただ筥迫作りを体験したい人たちがほとんどであり、ここまでの面倒な作りの筥迫を作る必要があるのだろうかということ。

                     

                    もちろんそんな本物の筥迫の仕立てを今後も残していきたいとは思っていますが、オモチャではなくても、せめて教本で解説している簡易な筥迫をレベルを低くして教えるという方が需要があるのではないかという考えも出始めています。

                     

                    来年どこかに初心者向けの筥迫を入れるかどうか検討中です。

                    でも1日で作るのはきつい〜せめて2日に分けるか、、、。

                    筥迫房を出来合いの撚り房に限定するか、、、。

                    ご希望があれば遠慮なくご意見ください。

                     

                     

                     

                    柄合せに必須のマスキングテープ

                     

                    筥迫などの柄合わせにはマスキングテープが必須ですが、型紙のホットメルト紙へのトレースにもマスキングテープが使われます。

                     

                    ホットメルト紙を止める際には、り100円ショップなどで売られているかわいい柄のマステが粘着力も弱くちょうどよいのですが(一番幅の狭いタイプが良い)、筥迫の柄合わせなどで仮貼りする際はこれでは不十分です。

                     

                    私がしっかりと布を仮貼りする際は、ホームセンターなどに売っている建築用のマステを使用しています。

                    今まではこのように小さいテープカッターにセットして使っていました。

                     

                    しかし、いわゆるテープカッターのギザギザの刃は、セロテープには有効でもマステは非常に切りにくい。

                    ホットメルト紙に使う時は、テープの幅の中心にカッターで切れ目を入れて細幅にして使っているのですが、とにかくスカッと切れない。

                    力尽くで引きちぎるという感じなので、これに業を煮やし新たなテープカッターを探すことにしました。

                     

                    そして見つけたのがこれ。

                     

                    コクヨの「カルカット」ハンディタイプです。

                    いやこれ、ストレスフリーに切れます!

                    縦半分にカッター目を入れなくても1cm弱サイズにも問題なく切れるので、ホットメルト紙の固定にも使えます。

                    何より安いし!

                    かわいい柄のマステ用には透明タイプもあるようです。

                     

                    しかしながら、ホームセンターのマステは内径が大きく、下ろしたてのままハンディタイプにセットすることはできないので、もったいないですがある程度巻き取ってからセットしていました。

                     

                     

                    そんなとき、以前A.Yさんからオススメされた3M(Scotch)のマスキングテープがアマゾンから届いたのでセットしてみると、そのままでジャストサイズで入りました!

                    こちらも建築塗装用ですが、3Mはなんだか色がおしゃれなのよね。

                    オススメしたいですが、こちらは8個入のみ(私はすぐ使っちゃいますが)

                     

                    ちなみに、カルカットのマステ用には「クリップタイプ」もありますが(これも買った)、使った後に先端がテープに戻ってしまうので、次々と使うには効率が良くない。

                    また建築用の巻の長いタイプには挟めないので却下。

                     

                     

                    あまりにも気持ちよく切れるので、セロテープ用に通常サイズのカルカットも買ってしまいました〜。

                     

                     

                     

                    これが今年最後のブログです。

                    ついに年明け2月に開催予定の「利久型紙入」の詳細を出すに至らずごめんなさい。

                    今必死で用意しているので、年明け初めの次回ブログには必ず載せる予定ですので、今しばらくお待ちください。

                     

                    今年も一年お世話になりました。

                    皆様、どうぞよいお年をお迎えください。

                     

                     

                     

                     

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                    【2019.12.28 Saturday 12:22】 author : Rom筥
                    | 講習会(お針子会) | comments(0) | - | - | - |
                    2019.12 講習会『月見型紙入』
                    0

                      12月の講習会は「月見型紙入」でした。

                      そして今年6月の月見型の講習会を自分ではすっかり掲載したつもりだったのですが、どこにも見つからない、、、(ごめんなさい)。

                      ということで二回分まとめてアップさせていただきます。

                       

                       

                      2019.6月開催「月見型紙入」

                       

                      6月開催だったのでどなたの作品か自信なく、初めにお名前をまとめさせていただきます。

                       

                      A.Hさん(福井県在住)

                      E.Hさん(神奈川県在住)

                      C.Iさん(東京都在住)

                      K.Eさん(神奈川県在住)

                      L.Gさん(東京都在住)

                      K.Tさん(埼玉県在住)

                      K.Kさん(神奈川県在住)

                       

                      月見の窓からのぞいているのは鏡の裏面です(実際には鏡を前にします)。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                      2019.12月開催「月見型紙入」

                       

                      C.Mさんの作品(山形県在住)

                       

                      K.Aさんの作品(茨城県在住)


                       

                      K.Eさんの作品(東京都在住)

                       

                      Y.Eさんの作品(兵庫県在住)

                       

                      Y.Fさんの作品(埼玉県在住)

                       

                       

                      12月の講習会は「月見型紙入」の前日に「金封袱紗」が行われました。

                      金封袱紗は入門コースなのですが、皆さんこのブログを見て講習会に参加しようと思われるようです。

                       

                      基本的には東京近郊の方が多いのですが、今回は栃木、山梨に加え長崎からの参加者もいらっしゃいました。

                      はるばる遠方からのご参加、本当にありがとうございます。

                       

                      そして、その中のお一人に「先生って若かったんですね」と言われました。

                       

                      見た目が若いというよりも、その方が思い描いていたrom筥像より若いという意味だと思いますが、今まで人からどう見られているかなんて考えたこともありませんでした。

                       

                      そこで、その後にあった教室で生徒さんたちに聞いてみました。

                       

                      「ブログだけを見ている人たちにとって、私はどんなイメージなのかな?」

                      「多分マニュアルに出てくる、あのキャラクターのイメージじゃないですか?」

                       

                      えっ?まさかこの子たちじゃないよね?

                      左が妹:クマ芽(め)、右がメインキャラクターのクマ子

                       

                      筥迫や古い時代の袋物作るなんて言ったら、いかにもこんなイメージなんでしょうが(クマ子の祖母:クマ女(じょ))。

                      クマ女さんがブログ書いたりネットショップしたりするとは考えられない。

                       

                      「そうじゃなくて、あの割烹着を着た、、、」

                       

                      まさか、お母さんのクマ江(え)さん?

                       

                      なに?このブログを見ている人たちって、rom筥にこんなイメージ持ってるんですか?

                      残念ながらどのイメージからもほど遠い、、、(汗)

                      着物なんてほぼ着ないですし、全く「和」なイメージはなし。

                       

                      まぁ、いかにも筥迫作ってます、とは見られないように心掛けてはいます。

                       

                       

                      -----------------------------------------------------------------

                      三段口扇襠筥迫(さんだんぐちおうぎまちはこせこ)

                      -----------------------------------------------------------------

                       

                      今日から講習会中級コースの「三段口扇襠筥迫」の申し込みが始まりました。

                      申込日の0:00にカートが開くように設定しているのですが、設定を間違えて夜中に開きませんでした。

                      もしこの時間帯に待っている方がいらっしゃいましたらごめんなさい(すでにカート空いています)。

                      こちらは初級コースを2講座受講している方が対象です。

                      1月12日(日)開催:三段口扇襠筥迫

                       

                      「三段口扇襠筥迫」は筥迫の中では比較的楽な方なので、筥迫デビューにはちょうどよい型かと思います。

                      明日には「筥迫巾着と飾り房」が始まります。

                      こちらは今年は講習会では企画しなかったのですが、来年から始まる「丸型小物入」を受講希望の方には必須の講座なので、出ていない方は是非どうぞ。

                      こちらも初級コースを2講座受講している方が対象です。

                      1月13日(月祝)開催:筥迫巾着と飾り房

                      こちらは本日24:00(明日の0:00)にカートが開きます。

                       

                       

                       

                      筥迫工房の材料販売(ネットショップ)

                       

                      ▼筥迫工房の講習会

                       

                      ▼筥迫掲示板
                      筥迫工房の教本や自慢の細工物を、皆さん自身で披露できる掲示板です。写真のアップロードが簡単になりました(一回の投稿で6枚掲載可)。丹誠込めて作った筥迫を大勢の人に見てもらいしましょう!

                       

                      ▼携帯からも筥迫掲示板2に投稿をアップロードできます。
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                      筥迫工房へのお問い合わせ
                      ※時々ショップからのご注文確定メールが届かないことがあります。
                       そのような場合も、こちらからご連絡ください。
                       

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                      【2019.12.11 Wednesday 13:51】 author : Rom筥
                      | 講習会(お針子会) | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |