『筥迫工房』のブログ 筥迫の作り方と材料の販売 筥迫!箱迫!箱セコ!ハコセコ!はこせこ! 管理人:Rom筥
 
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村井さんの作品(2)
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    村井さんの筥迫第二弾の画像が届いたのでご紹介させていただきます。
    (cマークはご自身で入れられているのでそのままです)
    今回は「綿入れ」に挑戦されたそうです。
    綿が入ると、ホンワカかわいい感じになって、つい頬ずりしたくなりますよね。
    ↓ご自身のブログでも紹介されています。 
    ファッション的着物のすすめ

    さすが簪販売されているだけあって、びら簪の加工はお手の物ですね。
    びら簪に凝り出すと、つい行き過ぎてしまうことがあるのですが(←自分のこと)、村井さんの筥迫はシンプルな浴衣地なので、アクセントの赤(赤珊瑚とのこと)が映えてとってもステキです。

    内ポケット(段口)の表裏が逆になるという失敗があったそうですが、ここは前回の作り方のときも指摘されたところで、私自身ちょっと責任を感じてしまいます。
    う〜ん、説明の仕方が難しい…。
    ポイントは、チャコで線を引いた側(面)を上にして折り返していくというところでしょうか。
    でも、内布の貼り込みはうまくできたそうで、確かにここがビシッときれいに貼り込まれていると、なんとなく腕が上達したような気分になります。
    村井さん、立派に筥迫作りにはまりましたね〜。うれしいです。
    どんどん、自分なりのオリジナル筥迫をこの世に生み出してください。

    前回のものは1日で制作したのかと思いびっくりしてしまいましたが、やはり3日かかったそうです。
    飾り結びに難儀されたそうですが、私も初めは泣く思いでしたよ(笑)。
    当時は「花結び」や「飾り結び」なんて言葉もしらなかったぐらいなので、アンティークの筥迫を毎日見つめながら、これが一体何というものなのかネットで探して、図書館で探して、やっと花結びや飾り結びというものだとわかったときは本当にうれしかったです。
    (ホントそんなレベルでしたよ…トホホ)

    次に困ったのが、結びごとの連結です。
    花結びなどはある程度太い組紐を使うので、手を使って結んで行きますが、筥迫の結びはやたらと細い1mmの紐で、これを手で結んで行くのは実に難儀です。
    そして次に探し当てたのが「アジアンノット」という言葉でした。
    (またしてもそんなレベルでした…トホホ)
    ここまで来れば後は簡単でしたね。
    私はそんなところから始めたので、皆さんはまだマニュアルにまとめて書いてあるのを見て作れるだけラクなのだと思ってがんばってください。

    とは言っても、初めての人は筥迫の本体で四苦八苦したあげく、やっと付属品にたどり着いたと思った途端にこの飾り結びが出て来ると、ほんと泣きたくなるでしょうね(笑)。
    筥迫の飾り結びは几帳結びと菊結びという基本的な結びだけなので、アジアンノットを一度はやったことのある人ならどうということはないんですけどね。
    だからすぐに慣れます。大丈夫です。

    ちなみに、大正時代の嚢物の作り方にのっている筥迫の作り方には、飾り結びの作り方は書いていません。
    筥迫の作り方だけをほぼ文字だけで解説し(それも旧漢字だらけ…)、それだけで10ページ近く使っています。
    テキストだけで飾り結びはできませんものね〜。

    飾り結びに慣れて来ると、たぶんもっと複雑な結びをしたくなります。
    飾り結びはいわゆる「元祖ストラップ」ですから、根付けといい、日本人にはたまらない細工系装飾です。
    びら簪を付けない筥迫なら、飾り結びに思いっきり凝ってもいいと思います。

    いつかギャル系の筥迫作りが現れて、くまちゃんやリボンを吊るした簪挿しに、キラキラデコ系の筥迫を作ってくれるのではないかと、そんな面白い筥迫画像がいつの日か送られてくれることを密かに期待していたりもします。
    きっとスタジオアリスから、ベッキーの着物に使いたいとオファーが来ますよ(笑)。
    ああ、もうどんどん空想が広がって行く…。

    もちろん私としては、何よりも正統派日本刺繍筥迫の画像送ってほしいと切実に思っています。
    (私はまだまだ日本刺繍は初心者なので、皆さんの前に出す腕前にはなっていないし)
    筥迫はね、作るのも楽しいですけど、人が作った筥迫の画像を見ているだけで幸せになれるのです。
    私が「筥迫の作り方」なんてものを販売しようと思ったきっかけの一つは、すでにあるアンティークの筥迫画像は見つくしているし(鶴と亀はもうあきた…)、筥迫コレクターになるほどの財力もなし…でももっともっときれいな筥迫を見たい!という思いがあったからなのです。
    自分も作るけれども、他の人でも作る人がたくさん現れれば、もっともっと色々な筥迫が見ることができます。
    そんな一石二鳥な動機で、もっともっと幸せな思いが味わえると思ったからです。

    皆さん、どんどん装飾筥迫にはまってくださいね。
    そしてそれを多くの人に見せてください。
    あなたの筥迫を見て、幸せな気分になれる人がたくさんいるのだと思って。
    【2010.08.15 Sunday 09:44】 author : Rom筥
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    この記事に関するコメント
    筥迫工房 Rom筥 さま

    お世話になっています。

    内ポケット(段口)の表裏の間違いは、注意していて間違えました。たぶん、ミラーを入れていたら、この失敗はなかったと思います。大変失礼しました。

    説明に問題はないです。(裏にマークがあったはずなんですが・・・)初めての綿入れで、注意力がなかったとしか思えません。千鳥掛けも間違ってしまって・・・ぐずぐずです。

    しかし、出来上がるまでは、間違いに気づかなかったので、全体としては、仕上がって可愛い筥迫の完成になりました。


    ※もしかしたら、自分の持っている財布のカードポケットがこの向きなので、無意識だったかも知れません。

    次は、玉縁、夏の綿絽で出来たら最高です。
    着物好きの方から、月やススキ柄が先取りで、粋だそうです。
    | murai | 2010/08/16 6:47 PM |
    私には思いもつかない生地で次々に新しい筥迫に挑戦されて、
    次の画像が送られて来るのが楽しみです。
    山ほど失敗するほどにうまくなっていくのですから、
    たくさん数をこなしてくださいね。
    | Rom筥 | 2010/08/17 12:45 PM |
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