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婚礼用筥迫 〜Rom筥作品11-2〜
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    表布:古帯
    内布・縁布:同帯
    打ち紐:白
    房糸:専用房糸(白)、金糸
    ビーズ:金茶金引き

    先日、近所の古着屋さんに着物や帯が置いてあることを発見。
    筥迫向きの生地はないかと探してみたところ、ほどよく使い込まれた古帯を見つけました。これなら外箱を折り返しにしても大丈夫そうな柔らかさです。
    帯の前部分に対の柄があったので、柄合わせすることもできました。
    捨てるに捨てられない思い出の帯等を筥迫にリメイクすれば、思い出そのままに小さく手元に残しておくことができます。

    この金のびら簪は、アンティークのシックな筥迫にセットされていたものです。
    前々回の清水さんの作品で金のびら簪を使っていたのを思い出し、そういえば家にもアンティークの金のびら簪があったなとセットしてみたところ、うわっ派手…。
    鎖はけっこう長めでずっしりと重厚感のあるびら簪です。
    今まで金のびら簪があることさえ忘れていましたが、こうしてみるとけっこうすてきです。
    いつかこんな金のびら簪も作ってみたくなりました。

    筥迫に使った古帯は、表地にするには柔らかく扱いやすいものでしたが、帯の裏側部分も薄かったので、そのまま内布と縁布にしてみよう、、と調子に乗って使ってみたところ、薄手とはいえやはり内布や縁布には厚かった…。
    表布は色々なこだわりがありましょうが、内布や縁布は絶対に綿ブロード程度のハリのある薄めの生地をオススメします。
    厚手の表布で筥迫がおデブになるのは我慢できますが、内布に使う生地はちょっとした厚みでも細部の仕立てが難しくなる上、内蔵脂肪のごとく見えない部分で全体を太らせてくれます(苦)。
    四苦八苦しましたが、まぁ細部を写さなければそれなりに見えなくもないのでアップすることにいたしました。

    表の柄は、外形を縁取っている材質が高温アイロンを使うと溶けてしまいます。
    素材によってはこのようにアイロンが使えない場合があります。
    そのような時は、生地にサイビノールを塗って半乾きにさせてから、折り返してクリップで止めておきます。
    長時間つけておくと跡がついてしまうので、数分おいてある程度くっついていることを確認してから、ハンマーで軽く叩いて圧着させます。

    房糸は白の専用房糸に、金糸をアクセントに入れました。
    筥迫工房 専用房糸-金糸
    金糸は25〜30本ほどを半分に割って使います。
    綴じ糸にまで金糸を使うのはうるさいので、ここでは白を使っていますが、金糸や銀糸のアクセントを使わない場合は、綴じ糸のみ金糸にするのもけっこうアクセントになります。
    筥迫工房 綴じ糸

    いつも通りの銀のびら簪なら、飾り結びをちょっと派手にしてもいいかもしれません。
    ということで、こんな飾り房はいかがでしょう。



    結びの間に金茶銀引きのビーズを挟んでみました。
    筥迫工房 ビーズ-金茶銀引
    ビーズの位置が固定するように、ビーズはつゆ結びで挟みます。
    落し巾着のように輪になった側をビーズに通すのは楽ですが、二本に分かれた打ち紐をビーズに通すのはけっこう面倒です。
    私は紐を一本通してから、二本目の紐を目打ち等で押し込んでいます(汗)。

    びら簪も飾り房も付け替え自由な筥迫のアクセサリーです。
    自分用に楽しむのなら、びら簪や飾り房は筥迫から取り外して保管し、そのときの気分で色々と付け替えてみるのも楽しいものです。

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    【2011.02.25 Friday 09:01】 author : Rom筥
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