『筥迫工房』のブログ 筥迫の作り方と材料の販売 筥迫!箱迫!箱セコ!ハコセコ!はこせこ! 管理人:Rom筥
 
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Rom筥2011.11 七五三〜ゴスロリちゃん用ハコセコ〜
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     11月と言えば『七五三』ですね。
    今年は七五三準備シーズンに婚礼用和装小物の作り方にエネルギーを費やし、発売直前に入院なんてしてしまったものだから、あっと気がついたらすでに七五三シーズン突入。
    私が筥迫作りにのめり込むきっかけとなったのが七五三なので、やはり大事な行事の一つとして、急ぎ子ども用筥迫を作ってみました。

    2つ作ったので連続でアップします。
    第一弾はこんな筥迫から。
    な〜んと、ゴスロリちゃん用ハコセコ(←ゴスロリだからカタカナ使ってみた)です。
    初っぱなから、こんな筥迫でびっくりしましたか?(うふふ)。


    仕立て:フラット、折り返し(フリル挟み込み)
    表布・内布:綿
    飾り房:かがり糸(濃紅)、プラビーズ、デコパーツ(ハート)
    房 糸:筥迫用専用房糸(ピンク)
    緒 締:プラビース
    びら簪:子ども用(花)
    ----------------------------------------------------------------

    玉縁に見立てたのは、水玉柄の小さなフリルです。
    この水玉を買った時に絶対に極小フリルで縁を飾ろう!と思っていたのですが、生地の端をそのまま使って軽やかなフリルを作るつもりが、いざ使おうとしたら端までプリントがされていない!
    結局、布地を二重にしたので、ちょっとごっつい感じになってしまった、、、。

    飾り房は本体イメージに合わせて、大きなハートとプラビーズを組み合わせてみました。


    ビーズは100円ショップに売っているものですが、穴径が1.5mmと二本の打ち紐がぎりぎり通る大きさです。
    このぐらいの穴径では、打ち紐の輪の方からしか通すことができません。
    そのため、飾り結びはその下に作ることになりました。
    ハートはビーズではなく、裏が平面になったデコパーツに、打ち紐をはさんでサイビノールで接着しています。
    木工ボンドは水性なのでプラスチックなどは接着できませんが、有機溶剤を含むサイビノールはこのようなものでも接着ができます。
    びら簪は、この房飾りを邪魔しないように、あえて短いものを使ってみました。

    そして、内布の水玉生地には、表布のバラを切り付け(アップリケ)してみました。
    う〜ん、ハコセコとは思えぬラブリーさよ。
    画像ではあまり見えませんが、簪刺しもこの水玉の裏布を使っています。



    ハコセコができてもし表布が余っていたら、お揃いの「リボン」と「丸ぐけ」を作ると、更にオリジナリティがアップします。
    作り方は教本の子ども用型紙におまけとして載っています。
    筥迫を作ろうと思える人なら、とても簡単です。
    表布を1mも買えば、ハコセコの柄合わせをしても、この3点セットを作ることができます。
    (裏布は筥迫のみ、柄によって30〜50cm)




    ここで、ゴスロリをご存じない方のためにご説明を、、、。
    ゴシック・アンド・ロリータ】
    本来異なるゴシックとロリータの要素を結びつけた日本独自のファッションスタイル。またそのようなサブカルチャーを指して言う語。(ウィキペディアより)

    略してゴスロリ。
    七五三のときに着るのは、ゴスロリの中でも「着物ドレス」と呼ばれるものです。
    元は大人のファッションスタイルでしたが、それが子ども用の着物とコラボされたところが面白いです。
    合わせ襟、着物の袖、後ろ姿は帯結びのような大きなリボン、そして短くパニエで膨らませたスカート。
    日本人はなんでも自国文化にアレンジしていくのが上手ですね。
    この時期「七五三 着物ドレス」で検索するとたくさんヒットします。


    リビングで筥迫仕事をしている私の対面では、いつも娘が勉強をしています。
    新しい筥迫を作るたび「どう?どう?これどう?」と言う私に、娘「いいね、いいね、、(どうでもいいね)」。

    我が家では筥迫が至る所に散らばっているので、すでにティッシュの箱などと同じレベルで筥迫を見ているのだと思いますが、今回のハコセコを見ると「かっわいい〜〜」(やっと関心持ってくれた…)
    そしてすかさず「でもママの趣味じゃないよね」。
    いいの、いいの、病気した後はこんな筥迫を作って元気をつけたくなるのよ。
    真面目な筥迫ばかりじゃなく、たまにはハメを外したい。
    そしてハメを外した筥迫を作るのに一番いいのが子ども用の筥迫。

    現在は、子ども用の着物でもあまり大人と違わないような柄になりましたが、昭和初期ぐらいの子どもの着物の中には、すごくポップな柄がありましたね。
    私も娘にはそういう着物を着せたくて、三歳のときにこんなアンティークの着物を着せました。

    (移動のときは運動靴の三歳児、、、)

    大人じゃこんな柄はまず着れん、というぐらいめちゃめちゃ元気な柄が好きです。
    この時代流のポップな着物のイメージが、なんとなく現代のゴスロリ着物ドレスに結びついてしまいます。

    コスプレまがいの衣装に賛否両論はあるかと思いますが、私自身はあれはあれでかわいいと思っています(全てとは言わないけど、かわいい子のはかわいい)。
    七五三にはドレスの子もたくさんいますが、それに比べれば一応着物の形を取り入れているのがうれしい。
    そこで、せっかく襟元は着物の形なんだし、ゴスロリちゃんの胸元にもハコセコをいれたい〜という念願の夢かなって、今回の登場となりました。

    追記
    フリフリのブランド着物とかにもいいかもしれませんね。


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    【2011.11.12 Saturday 18:23】 author : Rom筥
    | 七五三用筥迫 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
    この記事に関するコメント
    ブログを読んでいらっしゃる方はこれにちょっと驚かれるかもしれませんね。Rom筥の若い頃を知る私には、ああ派手派手精神健在!と懐かしく思いました。
    | agatha | 2011/11/13 9:42 AM |
    ふふふ、、、。
    もうこの年になったら、自分が派手派手になる可能性はないので、せめて筥迫でうっぷんをはらすのだ(笑)。
    こういうの作ると元気が出るので、今の自分には最も必要なのかも。
    | Rom筥 | 2011/11/15 8:27 AM |
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