『筥迫工房』のブログ 筥迫の作り方と材料の販売 筥迫!箱迫!箱セコ!ハコセコ!はこせこ! 管理人:Rom筥
 
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友禅生地の装飾筥迫 2013.5
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     先日、装飾筥迫のワークショップをしながら、そういえば最近「綿入れ」+「玉縁」作っていないことを思い出し、久々に作ってみました。

    仕立て:玉縁、綿入り(製作:Rom筥)
    表 布:正絹 友禅
    内 布:正絹
    打ち紐:筥迫用 <28白>
    撚り房:房頭(撚り房):筥迫用(大人)<白>
    かがり糸:<唐紅01>Silk
    緒締め玉:天然石<レッドメノウ>6mm玉
    びら簪:アンティーク

    -------------------

    久々に筥迫を作るのにちょうどよい友禅生地を見つけました。
    この手の生地は薄手なので筥迫を作るにはとても扱いやすく、仕上りもきれいです。
    初心者の方にどのような生地を使ったらよいかと聞かれたときは、「とにかく薄手の生地で」と言っています。
    扱いやすい理由は、基本の作り方である「折り返し」が容易いこと。
    折り返したときに厚みが出にくく、また薄糊でも接着しやすい。
    そして一番は「綿入れ」の効果が出やすいということ。
    持続的に入手できそうな生地なので、いつか販売してみようかな、、、。


    綿入れ

    筥迫材料セットには綿入れ用に「キルティング芯」がセットされています。
    キルティング芯は柔らかく厚みが一定しているので、初心者にはとても扱いやすいものです。
    きれいに一定の厚みがでるので、この厚みを潰さないように注意しながら布を貼ります。
    しかし用いる生地によっては、厚みが出るほどに潰れやすく、綿入れの効果がありません。
    反対に「天然綿」はあえて強く圧縮することにより、自由に形を作ることができます。



    「被せ」はきれいな形を出すことが重要で、それほど強く圧縮はしません。
    「巾着」の場合は、教本ではただ入れるとしか解説していませんが、私自身は綿をかなり圧縮して詰め込み、きれいな丸みを出すために使っています。
    「胴締め」は被せより更に綿を盛ります。
    これを細い帯に納めるので、圧縮しながら、形を整えながら、布を貼るという作業になります。
    つまり、筥迫作りに相当慣れてからでないと難しいということですね(ただし薄く入れるのであれば難度はありません)。

    天然綿を使う作り方は教本では解説していません。
    「天然綿はどのように使うのですか?」と質問を受けますが、私自身まだ技術が確立していない部分なので、一から教えることは難しいです。
    しかし、どうしても思い通りにいかないという具体的な場所があるのならば、それを画像に撮って送っていただければ、アドバイスすることはできると思います。

    基本は大事ですが、ある程度のレベルになったら自分自身で悩みながら工夫を重ねる方が、制作という意味での楽しみは大きいのではないでしょうか。



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    【2013.05.24 Friday 12:35】 author : Rom筥
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