『筥迫工房』のブログ 筥迫の作り方と材料の販売 筥迫!箱迫!箱セコ!ハコセコ!はこせこ! 管理人:Rom筥
 
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最近愛用の道具<2> 〜カッター〜
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    前回、ホットメルト紙を貼った布は簡単にカッターで切れるというお話を書きました。
    接着芯をしっかり貼った布もカッターで切れます。
    特に厚手の接着芯なら特に切りやすいのですが、柔らかさの残る薄手芯はちょっと切りにくい。

    しかしながら、ホットメルトを貼ったものでも時として切りにくい場合があります。その原因は、

    1)ホットメルトが完全に接着されていない
    2)カッターの刃が摩耗している

    のどちらかです。

    ホットメルトの説明書きには、アイロンは「中温」でとありますが、細工用の小さいアイロンでは「高温」でないと付きません。
    貼付けた後に端を剥がしてみて、剥がれるようなら完全には接着されていません。
    しっかり貼った場合は簡単には剥がすことはできません。
    こうなると折り返しのときもきれいに貼り込みができなくなるので、初めのうちはよく確認しながら貼ってください。

    はさみと違って、カッターは刃先を折るだけですぐに切れる大変ありがたい道具ですが、普段カッターを使わない人は、この刃を折るという作業に慣れていないので、切れないままのカッターを平気で使っていたりします。
    筥迫のように0.5〜0.7の厚紙を切る作業をすると、一個を作るだけで刃は摩耗してしまいます。
    作業を始める前は、必ずカッターの刃を折ることを習慣づけましょう。


    ■カッター

    筥迫はハサミよりカッターの方が使う頻度が高いです。
    私は「オルファ」が大好きなので、とりあえずオルファでご説明します。

    ホームセンターでは目眩がするほどたくさんの種類がありますが、とにかく「小型刃」を探してください。
    「細工刃」や「中型刃」以上は袋物には使いづらいです。
    小型刃だけで「A型」「S型」「シルバー」「サーフ」「リミテッド」「リサイクル型」「連発式」etc、、、何でこんなにたくさんあるのかと思いますが、A型やS型はグリップの形状違い、サーフはリーズナブルタイプ、リミテッドはデザイン重視、、、というだけで「刃は同じ」なので、あくまで自分が使いやすそうなものを選んでください。
    アマゾンでは「リミテッドFA LTD-01」の評価がよかったのでこれを載せておきます。
     

    カッターを買ったら、替刃も買いましょう。
    薄い紙を切っている分にはそれほど摩耗はありませんが、厚紙を切るとすぐに刃先が丸くなります。
    切れない刃で厚紙に「折り線」を入れるときれいに折れません。
    折り線はぴんぴんに先の効いた刃を使いましょう。
     
    この替刃はプラケースに入っていますが、ケースには刃を折るための口が付いていて、折った刃がそのまま中に納まるようになっているのでとても便利です。
    通の好む「黒刃」もありますが、柔らかすぎて0.7の厚紙を数枚切っただけで刃先が丸くなるので、普通のシルバーがよいと思います。
    私はこのケース(10枚入り)をすぐに使い切ってしまうのでいくつもストックしているのですが、次は潔く50枚入りを買おうと思っています。
    刃先の傾斜が鋭い「デザイン刃」もありますが、厚紙には不向きなので間違えないように。


    ■カッターマット

    私はオルファの回し者ではありませんが(笑)、それでもカッターマットはオルファがお勧めです。
    一番の理由は、裏表でグレーと黒に分かれているからです。
    他社は濃い色目のものばかりです。
    汚れが目立たないのが理由かもしれませんが、薄く透ける接着芯を切る時は、下地が濃すぎると線がよく見えない。
    そんなときは薄いグレー面のオルファのマットが役に立ちます。

    持ち運びがラクだからと「A4」サイズのカッターマットを使われる方がいらっしゃいますが、ショップで販売している厚紙はほぼA4サイズのものなので、A4のカッターマットで切ると机まで切ることになるのでご注意を。
    持ち運びが面倒でも「A3」サイズが絶対に使いやすいです。
     
    コストパフォーマンスよし。
    送料無料が尚うれしい。


    ■ロータリーカッター

    ホットメルトや接着芯を貼った布はカッターで切れるとは言いましたが、それでは布は何で切るのか。
    もちろん裁ちばさみで切りますが、袋物の場合は直線裁ちが多いので、裁ちばさみよりも『ロータリーカッター』がお勧めです。
    これを使い出すともう手放せません。
    というぐらい便利。

    ここでもオルファ製品を推奨、、、と言いたいところです、私は絶対に「クロバー45mm」派です。

    細工物には28mmの小さい刃の方が使いやすいと思われるかもしれません。
    確かに細かい曲線があるものには便利かもしれませんが、懐中袋物にはあまり曲線がないので、直線重視で選ぶと45mmが最適です(被せの曲線ぐらいなら45mmで問題なし)。

    ロータリーカッターは感動的な使い心地なのですが、調子良く切っていると定規から外れやすいので、ゆっくりと動かすことがコツです。
    消耗品なので、刃はある程度使うと切れなくなります。
    ロータリーカッターの替刃は安いとは言えないので、カッターのように簡単に替えることはできません。

    しかしその前に、ちょっと刃の要を締めてください。
    刃の要がゆるんで切れにくくなっていることが多いので、要を締めてみて更に切れないようであれば刃を交換しましょう。
    要のネジは簡単に手で締められるようになっています。

    ちなみに、この45mmの替刃はアマゾンのパッチワーク部門2位のベストセラー商品です。
    いかに使っている人が多いかということですね。


    クロバー製は、ロータリーカッターを使ったことがない人にはちょっと迷ってしまうお値段ですが、対するオルファはかなりリーズナブルなお値段です。
    この差はグリップの持ちやすさでしょうか。

    オルファのロータリーカッターは、刃の直径が60mm(LL型 136B)の方が人気があるようです。
    ロータリーカッターは大きい方が使いやすいということですかね。

    ロータリーカッターは紙を切るのも便利です。
    なので、こちらは主に「自炊」する人に愛用されているようです。
    ここでの自炊とは、ご飯を自分で作ることではありませんよ(笑)。
    『自炊』とは
    私もオルファのロータリーカッターは持っているので、クロバーを布用、オルファを紙用として使い分けています。
    カッターとの違いは、それほど力を入れないでも切れるというところですかね。


    ところで、今回あらためてアマゾンの順位を見ていたら、デザインチックなロータリーカッターが、、、。
    オルファのライバル?NT(カッター)から発売の「ローリングカッター RO-1000GP」。
    ロータリーでなく、あえてローリング。

    そして10個入りなんてものもありました。
    なんかビジュアルが怖い、、、(いや〜!見つめないで〜!って感じ)。

    いや、おちょくっているわけではなく、、、、とりあえず、こちらも使いやすいそうです。



    しかしね、前回も書いたように、ホットメルトがカッターで切れるとわかった今では、ロータリーカッターの出番も相当少なくなりました。
    便利そうなものは積極的に買ってしまうタチなので、机回りが非常にうるさいことになっているのが難、、、。
    こりゃ増々裁ちばさみを使う機会が減ってきそうです。



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    【2014.07.06 Sunday 08:45】 author : Rom筥
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