『筥迫工房』のブログ 筥迫の作り方と材料の販売 筥迫!箱迫!箱セコ!ハコセコ!はこせこ! 管理人:Rom筥
 
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アイロンの悲劇
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    貼り込みにはアイロンが必須です。

    できれば細工用(一般的にはパッチワーク用とされている)のミニアイロンが使いやすいのですが、一般的なご家庭用アイロンを買うよりもお高いので、一個二個作る分にはご家庭用アイロンでもかまいません。

    更には1,000円以下で買えてしまう「ミニアイロン」も出回っているので、細工用アイロンの5,000円はかな〜り高額に感じてしまいます。

    しかしながら、ただのミニアイロンと細工用アイロンの決定的な違いは「アイロンの先」にあります。
    細工用はアイロンの先がちょっと飛び出た形で「コテ」になるように作られています。
    お安いミニアイロンが「面」を使ってシワを取るためだけに作られているのに対して、細工用アイロンは「コテ先」がきくように作られているのです。
    何時間連続で使っても常に温度は安定していますし。

    ただの「コテ」というのも販売されてはいますが、コテは細かい箇所を操作するにはいいのですが、面のシワを「伸ばす」ことには役に立たないので、結局は普通のアイロンとの両刀使いになります。
    そして力を入れて押さえることが難しい。

    その点、細工用アイロンはコテ先に力を入れることができますし、コテ部分が出ているので操作が見えやすい作りになっています。
    細工物に使うぐらいの面積ならシワを伸ばすこともできますし、さほど電力も消費しないので(数時間100w電球をつける程度)、筥迫程度の大きさの物には非常に使いやすいのです。

    かつて、国内で唯一このアイロンを生産していたクロバーが、お安いミニアイロンが市場に出回るようになったからか、ある時期生産を中止してしまったことがありました。

    この時の手芸愛好家たちの焦りは相当なもので、ヤフオクの中古品に一斉に群がり、けっこうなレア価格で取引されていましたっけ。
    私はその様子を見てすぐあきらめましたが。

    手芸好きなら持っていれば何にでも役に立ちますし、単純機能しかないので、一般の家電のようにスペックがコロコロ変わることもない。
    欲しいと思った時に手に入らない恐ろしさを考えれば、今のうちに持っておいた方がよいということです(クロバー頼む!細工用アイロンは死守してくれ〜〜)
    ※下にアマゾンの広告貼ったら、すでに4,000円になっていました。



    アイロンの大敵『接着芯』

    細工用アイロンが壊れにくいのはひとえに機能が単純だからですが、もしダメになる可能性があるとしたら、それは「アイロン面」かもしれません。

    特に貼り込みは糊を使うので、アイロン面は汚れやすい。
    そのため、固く絞った濡れ布巾は常に横に備えて、頻繁にアイロンの汚れをふき取ってくださいと言っています。

    もし作業に夢中になって糊がこびりついてしまったら、布巾でいくら拭いても取れないことがあります。
    その時はアイロンが冷めてから爪でこすってみてください。
    新しい汚れなら、これでけっこう取れたりします。

    一番やっかいなのは「接着芯」の糊です。
    これは濡れ布巾で拭いてもなかなか取れません。

    そこでネットでよく書かれていた「アイロンクリーナー」なるものを買ってみました。
    「すごい臭いなので注意!」との声が多かったのですが、、、


    ホントとんでもない臭いでした 困る

    もしこれから買ってみようかしら?と考えている方がいらっしゃっいましたら、このクリーナーをアイロンに当てたときに発する蒸気をモロに吸い込まないように、アイロンから顔を離していた方がよいです。
    そして、必ずアイロンの下には新聞紙を何重にもして置いてください(今時ある家少なくなりましたね〜)。

    結果、ある程度は取れましたが、劇的には取れませんでした。
    それにあっという間に一本使ってしまいそうです。

    接着芯を使う度にこのアイロンクリーナーを使うわけにもいかず、他に何かいいものはないかと探したところ、いいのがありました。


    それは「メラミンスポンジ」!

    アイロンが冷めてから、メラミンスポンジを水に濡らしてこするだけです。
    これなら安くて安心。

    接着芯を貼った後は濡れ布巾でしっかりと汚れを落とし、落としきれないときは早めにメラミンスポンジでアイロン面をメンテナンスしておきましょう。



    『フェルト』」被害

    最近「フェルト」を使うことがあり、細工に使うわけではないので100円ショップで大きなサイズのものを買いました。

    薄手なので、開くとかなりシワになっている。
    そこでご家庭用アイロンでシワを伸ばそうとしたところ、アイロン面に砂鉄が付くような感じでべったりとフェルトがこびりついてしまいました、、、。

    よくよく見てみると、フェルトって「当て布」をしてアイロンを使うものだったのですね(汗)。

    今までは小さいフェルトを平らにして保管していたので、フェルトにアイロンをかけることがあっても細工用アイロンで事足りていたのですが、細工用アイロンとご家庭用アイロンでは出力が違うのでした、、、。

    こうなるとメラミンスポンジでは太刀打ちできないので、これこそはとアイロンクリーナーを使いました。


    ガ〜〜ン ショック

    フェルトは取れたものの、テフロンも剥がれてしまった 沈
    これでいいのか?アイロンクリーナー。

    と思って説明書きを見たら「アイロンをドライ中音程度(130〜150℃くらい)に設定します」とありました。
    私の不注意でした、、、沈


    皆様もどうぞご注意ください。
    (アイロン面の拭き取りは早めが肝心ってこと!)


     



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    【2016.01.24 Sunday 09:35】 author : Rom筥
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