『筥迫工房』のブログ 筥迫の作り方と材料の販売 筥迫!箱迫!箱セコ!ハコセコ!はこせこ! 管理人:Rom筥
 
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飾り筥展 最終納品!
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    先日、金沢の『飾り筥展』の最終納品、定家文庫3点、その他副資材一式の発送を完了しました

     

    作品展までほぼ一週間前でのぎりぎり納品、、、。

    私にとって、今年明けからの怒涛の半年がやっと終わったのでした。

     

    9月中に全てが納品できるはずだったのですが、土壇場になって定家文庫の紐の指定を間違えていたことに気づき、業者さんにお願しまくって超特急で紐を作り直してもらいました。

     

    中山先生と生徒さんたちには、こんな時期になってはらはらとした思いをさせてしまい、本当に申し訳ないです、、、。

     

    そんな訳で、つい最近まで手元にあった定家文庫をちょびっとだけTOP画像でご紹介させていただきました。

    これは房を付けて最後の綴じをするところです。

     

    (中山先生のブログ「日本刺繍nuinui」にも先行お披露目の作品が載っていますので、文中にそちらのリンクを差し込ませていただきます)

     

    本物はもっと豪華な作品なので、是非実物を見ていただきたいと思いますが、筥迫も定家文庫も、小さな筥に空き間なく刺繍が敷き詰められているものの、立体なので展示して見えるのはせいぜい三面という悲しさ。

     

    見えないところに凝る、というのが私は袋物細工の妙だと思っているのですが、作品展ともなるとやはり全部見てもらいたい〜というのが本音です。

    日本刺繍nuinui:江戸型筥迫の中のお披露目

     

    このような作品を展示する場合、つい方向から見たプリントも一緒に飾りたくなるのですが、それでは筥迫本来の美しさが散漫になってしまいます。

     

    私が所属する刺繍教室の作品展では、背面や中の様子はファイルにプリントしたものを入れて見てもらうことにしましたが、この飾り筥展では会場にモニターを設置して、背面や中の画像をスライドショーで流すことにしたそうです。

    確かにそれが一番いい展示方法かもしれませんね。

     

    今回の作品展では、江戸型筥迫が15点、懐剣付き筥迫が9点、定家文庫4点、それとミニ小袖数点、巾着などが展示されるそうです。

     

    筥迫や定家文庫は小さい面積に刺繍がぎゅっと凝縮されているのですが、実際の刺繍面積は帯の刺繍ぐらいのボリュームはあるにもかかわらず、それを飾るとなるとやたらと小さい、、、。

    日本刺繍nuinui:守り巾着壁にぶつかる!

     

    特に今回の会場である「旧中村邸」は畳敷きの日本家屋で、それも何部屋かに連なった場所に飾られるとのことで(なんと贅沢な!)、そこに小さな筥迫を一つづつ台に乗せて飾られるんだそうですよ。

     

    一般的な日本刺繍の作品展を想像して来られた人にはちょっと寂しく感じるかも〜、と中山先生は心配そうにおっしゃっていました。

    日本刺繍nuinui:守り巾着のおしり

     

    ということで、みなさん、通常の日本刺繍の作品展に行くというイメージではなく、素敵な日本家屋に小さな宝箱のような筥迫が贅沢に並べられている作品展を見に行くんだ!と思って行きましょうね。

    日本刺繍nuinui:筥迫!出来上がり

     

    最後に、この飾り展を私の個展と勘違いされている方がいらっしゃるようですが、私は単に仕立てのお仕事をいただいただけの黒子ですのでお間違いなく!

    主役は中山きよみ先生と、その刺繍教室に通われている13名の生徒さんたちですから!

     

    そして秋の金沢は行事が盛りだくさんのようです。

    仕立てから解放されて、毎日秋の金沢を妄想しつつ、お待たせしまくっている他のお仕立てに取り掛かかろうと思っております。

     

     

    ネットショップお休み

     

    この飾り筥展を見に行くため、大変申し訳ありませんが10月14日、15日はショップをお休みさせていただきます。

     

    10日〜13日までにご注文の方は、初回のお客様であっても先に発送(後払い)させていただきますので、どうぞご注文はお早めに。

    両日ともショップは開けておきますが、ご注文を受けるのみで、返信などは一切できませんのでご了承ください。

     

    私がお仕立ての依頼を積極的に受けられない理由は、ひとえにこのネットショップの存在があります。

     

    私の仕事は、注文を受けての仕立てや、講習会、教本作りやブログなどがメインと思われがちですが、実は最も時間を割けなければならないのがネットショップの対応なのです。

     

    日によっては発送作業に一日潰れることもあり、最近は扱う物も多くなってきたので、ひんぱんに在庫が切れる→発注、などの手間は本当にばかになりません。

     

     

    また、7〜8年ブログを続けているおかげで、ネットで筥迫と検索すればすぐ出てくるようになりました。

    始めたばかりの頃は、検索ページを10ページぐらいいかないと出てこなかったのになぁ(遠い目)。

     

    しかし、様々な部品でウンチクを書いているせいで、全く違う畑の人がそのキーワードだけで直接商品ページに来るようになってしまいました。

    そうなると、今まで思いもよらなかったトラブルが続出するようになり、最近はその対応が地味に辛い(泣)。

     

    筥迫目当ての人は、ブログからやってきたり、まずトップページを経由して来てくれるので、このショップは筥迫用の材料専門なんだなとか、筥迫の部品に使うものなんだなとか、手作り対象の品揃えなんだなとか、当たり前のことですが理解した上で購入してくださるので、まずトラブルにはならない。

     

    トラブルになりやすいのは、全く違う用途で使おうとする方々。

    こちらも何に使うかわからないので、免責事項も書けないし。

     

    最近は「タッセル」目当ての方も多く来られるのですが、筥迫の部品は一つの色を増やすと4つの部品で同色を揃えなければならということもあり、一種類のものを大量に在庫することはできません。

     

    だから在庫が少ないと文句を言わないでくれ、、、(ここは紐屋でも房屋でもないんですから)。

     

    ネットというものは、とても便利でとても面倒なものだと改めて感じます。

     

     

    最近は、商品によって問題が出やすいものはさっさとショップから削除してしまうので、実はあるけれど売っていないもの、というのもあります。

     

    色もねぇ、手元にはあるけれど売っていないものもあったりするのですが、追加したり変更したりしている暇がないのよ、、、。

    一つ直すと他の材料で影響することも多く、忙しいとなかなか頭が回らないこともあって。

     

    ネットショップのデザインもちゃんと作ればもっと売れますよ、とも言われるのですが、正直なところ、これ以上お客さんが増えると困るという状況なので、よくわからない、目立たないショップであることに存在意義があるのです(苦笑)。

     

    でも、あまりにも対応できなくなってきたら、もしかしたら一時的にショップを閉じる時が出てくるかもしれません。

    だからお手元にはなるべく材料のストックはしておいてくださいね。

     

    すごい適当な運営で申し訳ないのですが。

    そろそろバイトか内職してくれる人を近所で見つけねばとも考えています。




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    【2016.10.07 Friday 19:32】 author : Rom筥
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