『筥迫工房』のブログ 筥迫の作り方と材料の販売 筥迫!箱迫!箱セコ!ハコセコ!はこせこ! 管理人:Rom筥
 
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プリンターに泣く
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    先日の講習会で、直前にプリンターが壊れて真っ青になりました。

     

    私の仕事はアナログと思いきや、実際はPC作業が多く(仕立作業なんて全仕事の1/4程度)、講習会時のプリンターはかわいそうになるぐらいのフル稼働。

     

    プリンターは大量に出力していると、ある日突然動かなくなるので、それが怖くてプリンターは二台使い。

     

    これまでレギュラーで使っていたプリンターの紙送りがそろそろやられてきたようなので、先日新しいプリンターを買いました。

     

    以前より「次に買うならレーザープリンター!」と決めていたのですが、実際店頭で見るとびっくりするほどデカイ。

    これじゃとても二台置ける場所はない!

     

    と悩んでいたところ、量販店のお兄さんに「ビジネスプリンター」を勧められました。

     

    とりあえず講習会の資料のように大量に出力しなければならないものには4色の大容量インクはありがたい。

     

    もう少ししたら予備のプリンターも新しくすることにして、これでストレスフリーの生活になると思ったのですが、、、。

     

     

    危うし金封袱紗!

     

    新しいプリンターで意気揚々と講習会の資料を出力していたのですが、全部出し終わって見てみると「線」が切れている〜〜〜〜!

     

    以前のプリンターで出力したものとでは「マージン幅」(印刷の余白部分)が変わっていたのです。

     

    一般的なインクジェットは「フチなし印刷」ができますが、ビジネスプリンターは主に文書をプリントするためのもので、マージン幅はやや広め(あえて設定するところもなし)。

     

    これの何が泣けるかというと、金封袱紗の型紙は以前のプリンターの印刷領域ギリギリに作っていたので、これを新しいプリンターで出力すると2mm欠けてしまうのです。

     

    このたった2mmが欠けてしまったせいで、

     

    ・型紙が1枚から2枚になってしまう!

    ・2枚だから型紙をコピーして厚紙に貼る重ね裁断ができない!

    ・つまり型紙だけでなく手順(資料内容)も変えなければならない!

     

    という大ごとになってしまったのです。

     

    このデータを何とか講習会2日前に作り直したまではよかったのですが、再度大量のプリントをし直したところ、ズレまくりのプリントの山が排出される(紙送りがやられた!)。

     

    それでも二日後に迫った講習会で型紙がなかったら始まらない!ということで、紙送りがやられたプリンターでだましだまし出力したところ、突然プリンターが止まりました。

     

    正確には、紙送りしたいのにできない、プリンターが必死にあがいている音が聞こえます(プリンターごめんよ〜)。

     

    「金封袱紗」「懐紙挟み」「ハサミ入れ&指貫」の資料と型紙を、連日立て続けに出力していたせいであって、いくら買ったばかりとはいえ、これじゃメーカーを責めるわけにはいかない、、、。

     

    しかたなくこれまでのレギュラープリンターで出力しようとすると、

     

    「あれ?廃棄すると思ってベランダに置いたよ」と家人。

    すでに雨ざらし、、、。

     

    その前の予備プリンターは下取りに出してしまったし、もう踏んだり蹴ったり、、、、沈

     

    とりあえず紙挟み以外の型紙は死守したので、こんな時はプリンターに休息を与える以外方法がない。

     

    結局、翌朝(講習会当日)に瀕死のプリンターが最低限の出力をしてくれたので、付録の紙挟みの資料は後日発送するということで皆さんにご了承いただきました。

     

    講習会を少人数にしかできないのは、実はこの出力の問題もあるのですよ(とほほ)。

     

     

    「重ね裁断」と「型取り裁断」

     

    私はとにかく「A4」サイズで型紙を作ることを基本にしています。

    この「A4」サイズというのは、袋物細工を扱う上で非常に相性が良い。

     

    ネットショップでも、「A4」サイズならメール便やクリックポストが使えるので安く発送できる!

     

    ホットメルト紙も通常は49cm幅のものを仕入れているのですが、細工物には大きすぎて不便ということから、わざわざ半幅にカットして販売しているほど。

     

    できればというよりも、何がなんでも「A4」サイズに収めたい!という気持ちが強い(笑)。

     

    ビバ「A4」サイズ!

     

     

    しかし今回のようにA4の型が1枚に収まらなくなってしまうと、二枚を接続しなければならなくなります。

    これは今までも「段口」などが入ると型が大きくなるので、接続して使うという方法はやっていました。

     

    ところが今回、困ったことに接続する型紙は「厚紙用」。

     

    私は厚紙を裁断するときに、型紙をコピーしたものを厚紙に仮留めして一緒に裁断する「重ね裁断」という方法を取っています。

    これなら誤差はかなり少ない。

    これは教本でも基本としてやっていることですね。

     

    洋服のように大きなものは多少の誤差が出てもそれほど問題ないとは思いますが、懐中袋物のように小さな細工は、1mmの誤差が仕上がりに大きく影響します。

     

    そこで一番困るのが、最も出来上がりを左右する厚紙の裁断です。

    厚紙をどのぐらいの精度で裁断するかなど教本ではなかなか説明しにくいところです。

     

    そこで思いついたのが、型紙と厚紙を一緒に裁断する「重ね裁断」という方法です。

     

    しかし、これはA4サイズに収まっているからこそできる技。

    接続した型紙を毎回使い捨てするなんてありえない。

     

    ということで、金封袱紗に限っては一般的な「型取り裁断」にすることにしました。

     

    しかし意外や、これが厚紙裁断の精度を教えるいい機会になりました。

    理屈さえ教えれば、初心者でも型取り裁断を正確に行うことができます。

     

    雨降って地固まる。

     

    金封袱紗には色々と教えられることばかりです。

     



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    【2017.03.16 Thursday 21:57】 author : Rom筥
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