『筥迫工房』のブログ 筥迫の作り方と材料の販売 筥迫!箱迫!箱セコ!ハコセコ!はこせこ! 管理人:Rom筥
 
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着物と装身具に見る 江戸のいい女・いい男
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    本来なら、今月行われた講習会『二ツ折小被付筥迫』のレポートを書くところなのですが、本日、たばこと塩の博物館で特別展『着物と装身具に見る 江戸のいい女・いい男』に行ってまいりましたので、そちらのレポートを優先させていただくのと、明日また連続で講習会予定変更のお知らせをさせていただきます。

     

    たばこと塩の博物館は、以前から袋物の企画をよくされていたので、いつか行ってみたいと思いつつ、今回やっとそれが実現いたしました。

    更には講演会「衣装ときれの小宇宙 袋物商中村清の選択眼」が行われるこの日に合わせて、前々回にお誘いの告知をさせていただきました。

     

    たばこと塩の博物館は、スカイツリーと目と鼻の先の先にあります。

    なかなか立派な建物です。

     

    そういえば、私はいつもスカイツリーのすぐ側までは来るものの、未だスカイツリーに足を踏み入れたことがない。

    たしか東京タワーもスカイツリーの計画が始まった頃に初めて行ったぐらいで。

    東京に生まれ育ってずっと住んでいてもそんなものです。

     

     

    先にご連絡をいただいていた、Nさん、Oさんと現地集合。

    開館前に列に並んでいると、そこに飛び入りのHさん登場で、計4名で揃って見学。

     

    とその前に、この看板のお姉さんをみていただきたい。

    度々ブログの話題に出ていますが、帯に大胆に「紙入れ」を差し込んでいます。

    そして、例によって懐紙巻いているでしょ?

    紙入れなのに懐紙を中に入れずに外に巻く、高価な袋物を汚さないためですね。

    なんとも現利的。

     

    それも帯にガシッと差し込んでいる。

    こんなものを帯に挿しこむってすごいな〜と思ってしまいますが、でもよく考えれば、今時の人が着物着用時にスマホを帯に差し込むような感じなんでしょうね。

    それにほら、ストラップまで付いてるきゃvネコ

    なんか今時の人とそう違わないような気さえしてきますね。

     

     

    展示品は、中村清氏が嚢物商としての目で蒐集した袋物や衣装類なので、コレクションのこだわりが面白い。

     

    ただ意匠が綺麗だとかだけでなく、仕立ての面白いものなどもあるので、私などはもうガラスにへばりついて横から斜めから構造を覗き込むことになります。

    いつもなら実に怪しい人物なのですが、今回は仲間がいるので、そこはちょっと気も大きくなろうというもの。

     

    しかしこのような袋物が好きな人同士で見にいくと、それぞれの興味や目のつけ方が違うので、これはあーだ、こーだと私見を述べながら見て回るので、自分では気がつかない面白いところまで目が行くのでとてもためになります。

     

     

    化粧袋

     

    皆の興味を引いていたものの一つに『化粧袋』というものがあります。

     

    これは図録によると「定家文庫を元にして近代になって作られたもの」とのことですが、雅籠の巾着の下の留め具を外すと、ぱかっと底部分が開いて化粧道具を入れられるというもの。

    そして巾着の底の裏面に当たるところに鏡がついている。

     

    実はこれ、私もサンプルで二つばかり持っています。

    いつか作りたいな〜とは思っていましたが、そうですか、皆がそれほど興味を持つのであるなら、来年あたりトライしてみようかしらん。

     

     

    しかし鏡もついてある程度の重みがあるというのに、これがちょっとした留め具だけしかないということに何となく頼りなさを感じていました。

    しかし、こういうものは本来ブラブラと「提げて持つ」ものではなく、しっかりと「抱えて持つ」ものなのだそうですよ。

    だから重さに対して留め具が頼りなくても問題はないとのこと。

    なるほどね〜。

     

    一通り楽しく展示を見た後は、講演会が始まるまで近くで昼食。

    昼から少々アルコールが入って更に楽しく雑談。

     

    時間前に会場に向かうと、そこで3人の飛び入りが加わり、更にブログを見て来ました〜という方にも声をかけていただきました。

     

    講演会は90名定員だったので、張り切って開館時に整理券を取りに行くのも大げさかなと思っておりましたが、実際に満員でしたよ、、、。すごい。

     

     

    大好きな御茶ノ水の風景

     

    最後に、東京は交通網が発達しているので、非常に便利でもある反面、私のようにあまり外に出ない電車音痴な人間にとっては大変な巨大迷路でもあります。

     

    どこに行くのも迷子になってばかり。

    特に今まで行ったことのない場所へ行く時は緊張のしまくりです。

     

    一つの場所に向かうのにいくつもの行き方ができるので、私のような者は少しでも知っている駅を経由して行こうとします。

     

    今回は「御茶ノ水」を経由するコースを選びました。

    私が学生時代に通った学校が御茶ノ水にあるので、ここなら間違えないという安心感があるからです。

     

    丸の内線からJRの御茶ノ水駅の乗り換えは、一旦外に出て、御茶ノ水橋を渡ってすぐなのですが、ここから見える風景は御茶ノ水の有名スポットであり、私が毎日眺めて通った懐かしい景色です。

     

    それが何やら工事されている、、、。

     

    どうやらJR御茶ノ水駅がバリアフリーになるということで、きっと次に来る時には、あの大好きだった風景が変わってしまうのだなと寂しい気持ちになりました。

     

    こちらのブログにかつて私が眺めていたイメージに近い画像があったので、失礼ながらリンク貼らせていただきます。

    御茶ノ水・御茶ノ水橋から聖橋方面を望む

    私が通っていた時代はそれほど高いビルもなく、もう少し空が開けていたような気がするのですが。

     

    川と緑と、何とも風通しの良さそうなJR御茶ノ水駅のホーム、そしてその奥に聖橋(ひじりばし)。

     

    当時仲のよかった友人が同じ学校の先輩と結婚したのですが、初めてデートした場所がこの聖橋だったそうで、生まれた子供に「聖(ひじり)」という名をつけました。

     

    この風景を見るたびにこのロマンチックな話を思い出すのですが、今日はその聖橋がフェンスに隠れて見えなかった、、、。残念。

     

     

     

    講習会変更のお知らせ

     

    7月17日(月祝)に開催予定だった『 縢襠付筥迫(装飾)大型・玉縁・切り付け』(申込:6/20)ですが、大変申し訳ありませんが中止とさせていただきます

    こちらはずっと迷っていたのですが、この講座では教材を全てこちらで揃えなければならず、その算段ができないというのが理由です。

    予定されていた方、大変申し訳ありません 

    (絶対に出たかったのに〜という方がいらっしゃいましたらご連絡ください。人数がたくさんいるようであれば、どこかで何とかねじ込むかもしれませんが、少なければ来年、、ということになります)

     

    その替わりといっては何ですが、この日に別の新しい講座を入れます。

    詳細は次回(1〜2日以内)にブログにてお知らせします。

     

      

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    【2017.05.15 Monday 00:51】 author : Rom筥
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