『筥迫工房』のブログ 筥迫の作り方と材料の販売 筥迫!箱迫!箱セコ!ハコセコ!はこせこ! 管理人:Rom筥
 
<< 刺繍筥迫研究会 申し込みの不具合について | main | 筥迫講習会:携帯裁縫用具入&指貫と糸切りハサミ入 >>
成人式と着物
0

    ここ数年、年末年始は実家の父の介護が全て自分にかかってきてしまうので、私にとっては一番キツイ時期。

     

    さすがに自転車で片道30分の距離を毎日二往復すると、正月早く終われ〜という気持ちになってしまいます 沈

     

    お正月の後も押し迫った仕事が続き、昨日の刺繍教室の新年会で何とかピークを越えたところです。

     

    そんな新年会には、絶対着物を着る!と決めているのですが(そうしないと着物を着ることがない)、所詮年一回の着付けなので、そのハードルはやたらと高くなります。

     

    新年会の直日まで用事に追われ、実家の父の世話をして帰ってきたのが夜10時。

    疲れ切った状態で半襟付けて、せめて一回ぐらいは練習しておかないと、、、と考えると気が遠くなる。

     

    「この状態で着物なんて着たら死ぬ、、、」と私が呟くと、そばを通りかかった娘が一言、

     

    「着物着て死ぬぐらいならやめたら?」

     

    そうだよな〜、着物を着て疲労で死んだなんて笑い話にもなりゃしない。

    ということであっさり諦める。

     

    それでも当日はちょっとばかし諦められない気持ちもあり、洋服に羽織をジャケット代わりに羽織って参加しました(笑)。

     

    しかしその夜は疲労で体調を崩し、さすがに今日は一日寝て過ごしました。

     

    今年は、こんな状態にならないと休む気になれない、そんな自分の考え方を改めねば、、、と反省したのでした。

     

     

    成人式

     

    今年の成人式といえば「はれのひ」事件ですよね。

    着物を着たら死んでしまう身の上であっても(笑)、さすがに着物文化に携わる仕事をしている身には心が痛くなる大事件でした。

     

    その新年会で成人式の話題になり、それぞれ母娘での振袖の関わり方が話題になりました。

     

    最近ネットでこんな話がありました。

     

    家が貧乏で、学生時代は日用品や下着さえ自分でバイトしなければ買えなかったのに、成人式で母親に振袖を買われたことに腹を立て、今に至るまで一度も来なかった、という人の話でした。

     

    親としては、今まで何も買ってあげられなかったので「せめても成人式だけは、、」と思ったのでしょうが、娘さんとしては、そんな数度着か着ないかの高価なものではなく、学生時代にもっと普通の生活がしたかったということです。

     

    その話をしたところ、そこにいたAさんがこんな話をしていました。

     

    自分も成人式のときに着物は着なかった。

    着物に興味がない訳ではなく、母親が着物好きなので、絶対に自分には選ばせてくれないだろうと思い、そんな着物を着るぐらいなら成人式の振袖はいらないと断ったそうです。

    でも今は、あのとき振袖を着ておけばよかったなと思うそうです。

     

    「どんな変な着物でも、娘がしたい格好をさせてあげればいいのよ。娘が成人式に喜んで着物を着るかどうかは母娘関係が良好かどうかによるんじゃないかしら。」とのことでした。

     

    私もこんな仕事をしていますが、娘の成人式のときはどんな着物を選ぼうとも好きにさせようと思っています。

    (一枚ぐらいは筥迫を身に付けた写真も撮らせてね)

     

     

     

    ママ振り

     

    知り合いから、娘さんの成人式に筥迫を貸してほしいと依頼がありました。

    かつてブログに掲載した十三詣りでモデルになってくれたお嬢さんなので、そこは快諾。

     

    しかしお嬢さんは今時の着物が着たい、でもお母さんは自分が二十歳のときの着物を着せたい。

     

    このことを最近は「ママ振り(ままふり)」と言いますね。

     

    私も数年前の講習会で初めてその言葉を聞いたときにびっくりしました。

    ママ振り、ババ振り、おば振り、色々とありそうです(笑)。

     

    確かに今時のペラペラな着物に比べれば、ママの頃の着物はずっと上質なものが多い。


    このママさんのお着物も、元はお母様(成人式のお嬢さんにとっては祖母)の婚礼の白無垢です。

    ご実家の家紋が蝶だったらしく、新たに蝶柄を友禅に染付けたものを振袖に仕立て直したものだそう。

    (そりゃ確かに良いものだろう)

     

    お嬢さんがレンタルの今時の華やかな振袖になびいてるところを、そこを口説き落としてママ振りを着せることにした模様。

     

    私としては、お嬢さんが今時の華やかな着物に心惹かれているのなら、せめても小物は今時のものに変えてあげて、それに筥迫が合うのならば使ってみれば?とアドバイスさせていただきました。

     

    コーディネートいかんで着物はかなり違います。

     

    ママ振りコーデを探しているときに見つけた、こちらの愛知県の「きもの やまなか」さんのサイトが面白い。

    お母さんの成人式当時の写真と、現代で娘さんが同じ着物をコーディネートを変えて着た写真です。

     

    ママ振袖リメイク コーディネート

     

    しかし、お嬢さんたちがことごとくモデルのように可愛いいって一体どうしてなんでしょうね?

     

    化粧や着付け、撮影技術の技術が発達したことが大きいのでしょうが、昔のママたちだってその当時にしてみればきっと可愛かったはずなので、私たちが時代の目に慣らされてしまったってことなのでしょうか、、、。

     

     

    ********************************************

    講習会 入門コース『金封袱紗』

    ********************************************

    開催日:2月11日(日)

    お席まだ空いています。

    この機会にぜひどうぞ。

     

     


    ▼筥迫工房の材料販売(ネットショップ)

     

    ▼筥迫工房の講習会



    ▼筥迫掲示板
    筥迫工房の教本や自慢の細工物を、皆さん自身で披露できる掲示板です。写真のアップロードが簡単になりました(一回の投稿で6枚掲載可)。丹誠込めて作った筥迫を大勢の人に見てもらいしましょう!

    ▼携帯からも筥迫掲示板2に投稿をアップロードできます。
    こちらのQRコードからアクセスしてください。


    筥迫工房へのお問い合わせ
    ※時々ショップからのご注文確定メールが届かないことがあります。
     そのような場合も、こちらからご連絡ください。


    もしよかったら、こちらもクリックなんぞしてくれるとうれしいです。
    にほんブログ村 ハンドメイドブログ 和装小物へ
    にほんブログ村

     

    【2018.01.14 Sunday 21:46】 author : Rom筥
    | 筥迫あれこれ | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    この記事に関するコメント
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    http://rombako.hakoseko.mods.jp/trackback/982116
    トラックバック