『筥迫工房』のブログ 筥迫の作り方と材料の販売 筥迫!箱迫!箱セコ!ハコセコ!はこせこ! 管理人:Rom筥
 
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2019年講習会スケジュール他
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    遅くなりましたが、2019年度の講習会のスケジュールを出しましたのでご参照ください。

     

    2019年 講習会スケジュール

     

     

    講習会 レベル表について

     

    講習会の作品画像がたまっているのですが、来年度の講習会のことを早く知りたいという方が多いようなので、しばらくは来年度の講習会や教室のことについてご説明したいと思います。

    (前回のレベル表に不備があったので、こちらが最新です)

     

     

     

    縢襠付筥迫は3つのモデル

     

    まずは、筥迫工房の講習会に来る人のほとんどが作りたいと思う「縢襠付筥迫」は、来年度から三つのモデルに別れます。

     

    「初めての筥迫<初級>(教本仕様)」

    これはショップで販売されている教本の型紙を使った筥迫です。

    教本は初めての方でも一人でも作れるように部品も手順も簡素化した内容になっています。

    それでも一人で作るのはちょっと不安、布の選び方からしてわからない、もうちょっと手を加えたい等々をサポートするためのものです。

    とりあえず憧れの筥迫を作ってみたい!という方も、これで貼り込みの楽しさを感じたなら、その後に他の型を作っていくのも良いでしょう。

    難度的には三段口扇襠筥迫程度と同等のレベル10ではありますが、教室に少なくとも3〜5回程度通っていただけるのであれば全くの初心者でも作ることができます。

    初級とは言っても十分礼装に使えるものは出来ます。

     

    「縢襠付筥迫<中級>」

    かつて職人によって作られていた本格仕様の筥迫です。

    初級と同じ型ですが、一回り大きいサイズでより部品が細かくなり工程も増えます。

    綿入りの筥迫を立体的に造形していくため、技法もより精密になります。

    本科は一日で作らなければなりませんので、金封袱紗→月見型紙入れ→縢襠付筥迫(中級)のステップを経て十分に手を慣らしてから受講してください。

    もちろん間に別の型をいくつ挟んでもOK。

    今年から、本科は全てのレベルで課題(受講した型を自宅で復習して提出)があることをお忘れなく。

     

    「縢襠付筥迫(折襠付)<上級>」

    来年度、新しく登場する縢襠付筥迫(中級)の応用モデルです。

    「あがき」と呼ばれる鏡の付いた三つ折り部分に「折り襠」が付き、鏡も「差し込み式」になるので組み立てがより複雑になります。

    現代から見れば応用モデルかもしれませんが、袋物的には「あがき」という形態が特殊なので、どちらかと言えば筥迫の本式モデルはこちらなのかもしれません。

    より手間のかかる構造で、現代では作られなくなった型です。

    だからこそ作る甲斐があるというものです。

    こちらは中級の筥迫を作った後に受講できます。

     

     

    逆引きで作りたいものを調べる

     

    その他の型は、レベル表の自分が作りたい型を「逆引き」していくとわかりやすいかと思います。

     

    とりあえず講習会で一番人気の「携帯裁縫用具入れ」で見てみましょう。

     

    まず、来年度から本科(講習会)では携帯裁縫用具入れはありません(なんと!)。

     

    本科の携帯裁縫用具入れは、レベル10の「三段口扇襠筥迫」の横の「通信」欄で見つけることができます。

    つまり、三段口扇襠筥迫を受講した後であれば、携帯裁縫用具入れのテキストを購入して通信で添削を受けることができるということです。

     

    片や副科(教室)の携帯裁縫用具入れはレベル5です。

     

    とても小さいので簡単かと思われがちですが、「懐紙挟み」や「月見型紙入れ」を経由した後のレベルなので、工程はそれなりに多く筥迫に通じる型です。

     

    講師が側にいていくらでも時間のかけられる教室であればレベル5の段階で作れますが、本科の通信は一人で作らなければならないので、三段口扇襠筥迫ぐらいまで貼り込みに慣れていれば一人でも作れるだろうという判断です。

     

    通信の途中の工程でわからなくなった〜ということであれば、教室で補習として受けることもできるので安心です。

     

    ちなみに、ショップで販売している「縢襠付筥迫」の教本は、貼り込みというものを全く知らない方のために懇切丁寧に解説されていますが、講習会の資料は講習会で作った後の復習用に作られているので一般の方には販売できません。

     

     

    『月見型紙入れ』の立ち位置

     

    月見型紙入れ」は副科にも本科にもあり、レベルもそれぞれ異なります。

    どちらも同じ物を作るんですけどね。

     

    「月見型紙入れ」はそれほど難しくない型なので、副科(教室)のように今日できなければ次回に続きをするというのでよければ初心者でもできるだろうというレベルということです(当初は入門にしようと思っていたぐらいなので)。

     

    ただ、意外と手間がかかるということがわかったので、本科では実習、復習を経れば1日で仕上げられるだろうと判断したからです。

     

    副科のみにしてもよかったのですが、本科は中級に縢襠付筥迫があるので、月見型で「縢り(かがり)」を慣れておいていただければ楽だろうということで入れました。

     

     

    『金封袱紗』は本科での受講のみ

     

    本科の入門は「金封袱紗」です。

     

    金封袱紗はその型の作り方を教えるのではなく、「貼り込みのの基礎」となる道具の使い方や糊の使い方などの「講義」がメインの講座です。

    この金封袱紗から本格的な貼り込みの考え方で作るのだとお考えください。

    レベル8以上の講座を受講したい方は、必ずこの金封袱紗を受講してください。

     

    そのため金封袱紗だけは本科(講習会)のみの講座となり、教室で教えることはいたしませんので、これから筥迫工房の講習会、教室に通いたいと思っている方は、初めにこの金封袱紗を受講するかどうかを決めることになります。

     

    初めからやる気満々で始めるなら是非金封袱紗から始めてください。

    ちょっと体験してみないと自信ないという方は、副科(教室)のレベル1〜4(月見型紙入)、もしくは「初めての筥迫」でとりあえず萌え体験していただいて、そこから本格的に貼り込みに入りたいと思った時点で金封袱紗を受講してください。

     

    金封袱紗さえ受講していただければ、課題などに縛られたくない、マイペースで作りたいという方は、副科(教室)の方でまったりと金封袱紗以降の型を続けて作っていけばいいのです。

     

    来年度から本科全てで課題があるというのは、ステップアップするなら一日で仕上げるだけの慣れは身につけて受講してねということです。

    副科の場合はそれぞれが違うことをやるので、一つの型を作り上げるのにタイムアップはない。

    好きなだけ時間をかけて作ってくださいという感じです。

     

     

    次回は、上級、工芸について説明したいと思います。

     

     

     

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    【2018.10.20 Saturday 14:41】 author : Rom筥
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