『筥迫工房』のブログ 筥迫の作り方と材料の販売 筥迫!箱迫!箱セコ!ハコセコ!はこせこ! 管理人:Rom筥
 
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「2019年度講習会・教室」詳細と雑誌画像(おまけ)
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    2019年度の講習会と教室のネット材料を今必死に作っています。

     

    ボタン一つ作るのに何でこんなに時間がかかるんだろう、、と泣きながらの作業です。

    ネットショップは一度作ればあとは楽ですが、作り直しとなるととんでもない労力がかかります。

     

    講習会やつたえのことはブログで部分的に説明をしてそこれをまとめてネットに、、、と思ったのですが、年明けに「教室」のチケット申し込み開始(1/4)や、金封袱紗の申し込み(1/8)が始まってしまうので、ここまで来たらとブログはちょっと置いといて、日がな一日ネット作業に時間を費やす毎日。

    そのためブログが滞ってしまいました。申し訳ない、、、。

     

    今やっと1/2ぐらいまで形になったので一旦公開してみます(あくまで途中です!)。

    完成させてからの公開がいいのは重々承知しておりますが、ネットは全てリンクして(繋がって)いるので、全て完成させていたら申し込みの直前になってしまいます。

     

    特に1月4日に申し込みが開始する金封袱紗は、初めて講習会に申し込む人がほとんどです。

    直前に説明書きを全部読むより、読めるところだけでも読んでおけば安心かと思い。

     

    全てのページを揃えるのはまだもう少しかかりますが、どうかご容赦を(もう今年は年賀状も諦めた、、、)。

     

    まだ工事中のページやボタンのリンクが繋がっていないところがありますが、出来次第順次アップしていきますがどうぞご容赦ください。(何か間違いありましたらご指摘ください)

     

    とりあえず開始ページはこちらからどうぞ。

     

    これまでは講習会各講座の詳細画面と申し込み画面が同じリストにごっちゃに表示されていましたが、来年からは「講座内容」と「申し込み画面」が別のカテゴリーで分けることにしました。

     

    それと今年度は講習会の申し込み監視時間は朝の6:00でしたが、不評だったのでその前までの夜中開始に変更しました。

     

    2019年度から講習会の申し込み日の開始時間は

    0:00(前日の24:00つまり真夜中になります!

    ご注意ください!(たぶんもう変えない)

     

     

     

    『なごみ』〜特集:江戸の粋と洒落〜

     

    連日夜中までのネット作業で疲れ果てていたところ、気晴らしで見たヤフオクで、以前から欲しいと思っていたこの雑誌がたまたま安く出ていたのでここぞとばかりに買ってみました。

     

    『なごみ 特集:江戸の粋と洒落』1998年2月号 

     

    講習会の話ばかりじゃつまらないので、お茶請けにこちらの雑誌を紹介させていただきます。

     

    流行の煙草と煙草を入れる煙草入、銭や小物を収める紙入。

    江戸時代の人々が身につけた嚢物はオーダーメイド。

    それゆえ持つ人の好みと感覚が如実に現れる。

    伊達男は革製で男っぷりを競い、裕福な女たちは舶来思考に走る。

    嚢物彩々、人彩々

     

     

    平野英夫さんがコラムを書いているので、中の画像はまぁ見慣れた袋物が多いですが、それでもやはりいいなぁ昔の嚢物は。

    疲れたときはこんな袋物を眺めていると心が和みます。

     

    嚢物……ふくろもの、のうぶつとも読み、広辞苑では、「ふくろに入れるもの、ふくろ状のもの…」とある。現今では、むつかしい。

    “嚢物”と書くよりも“袋物”と当てはめた方が、万人に受けるのだろうが、あえて今回は、江戸、明治時代の嚢物全盛の頃の“嚢物”の漢字を使わせていただく。(平野英夫)

     

    わかる、わかる、筥迫工房が目指しているのもこの時代の物なので、簡単に“袋物”としてしまうとちょっとのニュアンスが相手に伝わらないような気がしてしまうのです。

     

    いや、相手は“嚢物”なんて書かれた方が訳わからんとは思うのですが、“袋”より“嚢”の字の方が複雑でしょ?だからそのぐらい外見も中身も凝っているんだって、ということが言いたい訳です。

     

    だから私もわざわざ“筥迫”という字を使っているのですが、さすがに“嚢物”は画数が多すぎて現代ではちょっと使いづらいこともあり、専ら最近は“袋物”にしています。

    せめても“袋物細工”にして他の袋物と一線を画してみた、というのが私のささやかなこだわりです(笑)。

     

    この“袋物細工”という言葉も、あくまで私たちが講習会で作っているような袋物のレベルであって、やはり工芸的な細工を施すようになると、どうしても“嚢物”という言葉を使いたくなるとは思いますが。

     

     

    右図、日本橋芸者が懐中しているのは筥迫に非ず。

    これは「懐中鏡入」です。

     

    鏡入とはいっても、まぁ作りは紙入と一緒です。

    紙入れに鏡を入れているから鏡入というだけのこと。

     

    鏡入には貴重品であった鏡をしまうための仕切がある。

    紙入、筥迫とほぼ同様、小物を携帯するために使われていたと考えられる。

    筥迫ほど飾りたてたものではないが、舶来の裂・金唐革を用いている華麗なもの。

     

    懐紙は中に入れずに紙入れの外にぐるぐると巻く(笑)。

    その上から胴締めのように花鎖や留め帯で締める(落とし付)。

    筥迫のように合わせた襟に横に入れるのではなく帯に縦に突っ込むという大胆さ!

     

    そして鏡を引き出すためのど派手なストラップ(花鎖+根付)をじゃらんと付ける。

    この手の花鎖が付いている=鏡入れだということになります。

    四ツ襠に鏡を入れてそこにストラップを垂らせば、これは鏡入れと言えます。

     

    おばさんたちには筥迫の大きなびら簪はちょっと恥ずかしくてつけづらいですが、花鎖ならちょうどよいと思いますので、これからは鏡+ストラップだな!と密かに思うRom筥です。

     

    以前私も鏡入れの試作品はいくつか作っているので、すでに構想は出来ています。

    四ツ襠紙入れの横長版で、胴締めに当たる留め具にどうやって凝るかで止まっていますが。

     

    鏡入れは筥迫と違って刺繍などの装飾はなく、ひたすらこの胴締めがメイン。

    胴締めの素材になにを使うかそれこそ様々で、これこそ現代人(それも筥迫工房で袋物細工を作っている人たちには)には夢のように楽しい世界です。

     

    しかしそこはこだわりで作るもの。

    簡単には考えられないほど材料集めが大変そうだし(お金もかかりそう〜)、中の仕立ても凝っているし(上級以上)で、ハードルが高いのも事実。

    こういうものだからこそ、ちゃちに作りたくないしねぇ。

     

    いつかブログでもご紹介できるよう、もう少し時間をかけて練ってみます。

     

     

     

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    【2018.12.24 Monday 09:44】 author : Rom筥
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