『筥迫工房』のブログ 筥迫の作り方と材料の販売 筥迫!箱迫!箱セコ!ハコセコ!はこせこ! 管理人:Rom筥
 
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またしてもご無沙汰してしまいました〜
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    ショップ掲載の「講習会と教室」の一連の作業が終わりました。

     

    今年から大きく変わる本科・副科の内容をネットで説明することに一ヶ月以上格闘し、そろそろブログをと手は付けてみたものの、この時点で文章を書くことにうんざりモードに入ってしまい、そこからしばらく手が付かず、、、。

    今やっと気力が回復したので心機一転ブログに向かっています。

     

     

    前回公開した後からレベル表をかなり手直しさせてもらいました。

    一気にシステム変えてしまったせいで、各所の説明書きで色々辻褄があわなくなったところがあり、終始唸りながらの作業でした(笑)。

    おかげでレベル表があちこち変わっています、、、すみません。

     

    こちらの本日付(2019.1.13)のレベル表が最新なので、必要な方はコピーしてください。

     

    筥迫だけの講座から出発した講習会も、増築に増築を重ねた結果、屋台骨が揺らぎ始め、立て直しをせざるを得ませんでした。

    金封袱紗の入門コースを作ったときも大変でしたが、今回はその数倍も手間のかかる作業となりました。

     

    いかんせん一人で作業しているのでどうしても気がつかないことが多いので、抜けや間違いは遠慮なくご指摘いただければと思います。

    これからも都度修正を加えていくことになるかと思いますが、どうかご容赦のほどお願い申し上げます。

     

     

     

    変更部分

     

    まず「月見型紙入」ですが、当初は本科でも副科でも通信講座でもできるようになっていたのですが、あまりにも複雑になり色々と問題が出そうだという結論に至り「通信講座」はやめました。

     

    副科の欄にある(12)の籠千代田までは、本科の「貼り込みの基本(金封袱紗)」に出なくても本科で受けることができます。

    この籠千代田も当初は式部型と同じ上級レベル13の単独の通信講座でした。

    この辺りになると対象となる講座に付随する通信講座ではなく、単独の(独立した)通信講座ということです。

    今後レベル13以上の上級は、この単独の通信講座が増えると思います。

     

    しかし籠千代田も式部型も課題は同じ「レベル12の講座の実技のどれかを受講していれば通信受講可」なのですが、レベルはそれぞれ12と13に分けました。

     

     

    実は通信の場合、中級までは「画像提出」ですが、上級以上は「作品をそのまま郵送して提出」になります。

    式部型は実際触ってみないと添削できないので上級通信ですが、籠千代田は画像で十分ということからレベル12に下げました。

     

    籠千代田は「難しくはない」のですが「複雑」です(結局難しいってこと?)。

    力があれば通信でもできるかもしれませんが、東京近郊にお住まいであれば副科の教室に来ていただければ、携帯裁縫用具入れを作ったことのある人であれば作ることができます。

     

    中作りの仕切りは複雑な工作ですが、そこだけ講師に見てもらえればそれほど難しくなく作れるということです。

    一人で作るにはけっこう悩むかなと思い、通信でのレベルは12です。

    副科なら事前作業をしてきていただければ、2チケットで作れると思います。

     

    片や式部型は造形力が必要なので、縢襠付筥迫(中級)がしっかり作れないとそれなりの形になりません。

    複雑さは同じぐらいですが、作る際の真剣味が全然違うという感じです。

     

     

     

    通信講座

     

    本科の講習会は、講習会は講師も一緒になって同じ型を作る「実技」で行うことに意味があります。

    昨年までの講座の中で、どうしてもこの型だけは目の前で教えなければならないという講座は今年度も講習会に残しています。

    (新しく始まる講座は必ず実技で行いますが、翌年以降は副科か通信になる可能性もあります)

     

    今年から本科講習会でやらなくなった講座は以下のものがあります。

     

    ・懐紙挟み(昨年までは金封袱紗に組み込まれていた)

    ・指貫と糸切ハサミ入

    ・紙切ハサミ入と扇子入

    ・筥迫巾着と飾り房

    ・携帯裁縫用具入

    ・差込小被引出紙入(旧称:鏡付脂取紙入)

    ・名刺入付覚書帳

     

    これらは全て副科・教室の講座に移行し、本科・講習会では対象講座のレベルによって「通信講座」として受講が可能になります。

     

    例えば、レベル7の「貼り込みの基本(金封袱紗)」を受講した後は、レベル3の二種類の「紙挟み」が通信で受講可能になります。

     

    レベル8〜9の講座を受講すると、先の二つに加えレベル1の講座が受講可能になります。

     

    レベル10〜11(今年は三段口扇襠筥迫のみ)を受講後は「携帯裁縫用具入」と「差込小被引出紙入」が受講可能になります。

     

    そしてレベル12〜13で「名刺入付覚書帳」が受講可能になるということです。

     

    去年までの講座で取りこぼしているものがあれば、是非通信講座でチャレンジしてみてください。

     

    ただし、画像提出して承認を受けるまで次の講座も通信も受講できませんので、どうか計画的に進めてくださいね。

     

     

     

    付随する通信講座と単独の通信講座

     

    レベル表の「付随する通信講座」というのは、対象の通信講座よりも下位レベルの型になるので、これを「確実に作らせる」ことを目的としています。

     

    以前は講習会からはみ出した型は教本としてショップで販売することを考えていましたが、何の締め付けもなく自分一人で作っていると、ちょっとぐらいいびつでも最後まで仕上げられれば完成!と甘く考えてしまうのが世の常。

     

    しかし貼り込みというのは非常に精密に作るもので、いい加減に作って変なところがはみ出たり、崩れたりしたような状態で良しとしてしまうと、それはもう貼り込みではないのですね。

    そしてそんないい加減なものを「貼り込みで作った!」と言いふらされてしまうことが私は何よりも嫌なのです。

     

    つまり、教材を売りっぱなしにしていい加減なものを作らせない!というのが通信講座の考え方です。

    あくまで本科の一環です。

     

    かといって、それほど完璧な出来を求めているわけではありません。

    大事な部分は「ここはきっちり作る!」とアングル指定しますので、自分が作ったものを同じアングルで撮影して(スマホ可)、その画像をメール添付して提出していただきます。

     

    これなら「すこしぐらいいびつでも、、、」という甘えは持たずに、必死になって要求されるレベルをクリアしようとするのではないかと思っています。

     

     

    もう一つ「単独の通信講座」というのがあります。

     

    これは、そのまま同レベルの講座を受講することになるので「腕試し」的な側面があります。

     

     

    上図の籠千代田や式部型は、「受講に必要な課題」はどちらも「レベル12の実技受講後」なので、縢襠付筥迫(中級)や四ツ襠紙入を受講すれば受講できます。

    実は「籠千代田お針箱」はこれまでレベル13だったのですが、今回レベル12に落としています。

     

    実は上級レベル(13)以上の通信講座は、添削は画像提出ではなく「現品を郵送する」ことにしたかったからです。

    式部型は実際に手で触って確認する必要があるのですが、上級レベルは画像ではなくしっかりと私の目で見て判断したい。

     

    しかし籠千代田のようなものは実は精度はそれほど必要としないからで(袋側は手芸的で、中作りは至って工作的が故)、郵送してもらうほどのものじゃないからです。

     

     

     

    今後、上級レベルの型は増えていくと思いますが、多くは通信講座になると思います。

    なぜか?

    複雑な型というのは、実は外見がほぼ一緒だからです。

     

    念珠入れとか四ツ襠に比べると多少縦横比が変わるぐらいで、あとは被せに角Rが付くぐらいです。

    紙入れというものは所詮隠して持つものなので、外見は意外とシンプル。

     

    とにかく紙入れは中作りが命ってことです。

     

    これまでは昔の嚢物といえば、煙草入れだの筥迫だの外見の派手なものばかりチヤホヤされていました。

    紙入れに派手派手しさはないので、美術館や博物館も前金具の珍しいもの以外は飾りようもない。

    コレクターたちも装飾ばかりに気を取られているので、私にとっては紙入れのサンプルを手に入れることは全く難しいことはなかったのが幸いでした。

     

    紙入れは中作りがこだわりであり、それこそ嚢物の仕立てはこの複雑な中作りが作れるようになってからが面白いと私は思うので、早くそのレベルまで登ってくる人が増えるといいなぁと思っています。


     

     

     

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    【2019.01.13 Sunday 22:22】 author : Rom筥
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