『筥迫工房』のブログ 筥迫の作り方と材料の販売 筥迫!箱迫!箱セコ!ハコセコ!はこせこ! 管理人:Rom筥
 
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教室通信:時間の制約を受けない物作り
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    「つたえ」(東京都西巣鴨)でのお教室を始めて約1年が過ぎました。

     

    今のように型が増えてくると、単発の講習会で全てを行うことには限界があり、違う道を求めてつたえでの教室を立ち上げました。

     

    自分の中で大体の骨組みはあったものの、あとは参加する人たちにどのような需要があるのかを見極めながら進めて行こうと思っていましたが、最近はなかなか面白い方向に向いてきました。

     

    一室で定員4人から始めた教室ですが、つたえオーナーであるN先生と意見交換しながら5名になり、今では居室を2間解放してくださったことで、以前より広いスペースで定員6名で行うことができるようになりました。

     

    こちらは新しく解放されたスペース。このとなりにもう1スペースあります。

    このときはまだ夏だったわね〜。

     

    基本的には講習会と同じレベル表で進んでいきますが、その人のやりたいことによってはかなりはみ出したことをすることも多いです。

     

    講習会は一つの作品を1日で確実に仕上げるという充実感はあるものの、その反面1日しかないという制限があるので、ちょっとしたアレンジを加えるなどという自由はありません。

     

     

    こちらはH.Sさんが日本刺繍が施されたハギレを使って作られた「折襠付両縢筥迫」です。

     

    元はこんな装飾裂だったわけですが、講習会ではこのような素材はまずはねられますので、絶対に持ってこないでくださいね。

    筥迫の仕立て方は同じですが、このような刺繍物はまた別の扱い方があるからです。

    皆で一斉に手順を揃えて作業する講習会では、イレギュラーな素材は扱えないということです。

     

     

    そういう意味では、教室は全員が別々のものを仕立てているので手順を合わせなくても良いわけで、ある程度その人のレベルに合っているものであればOKということにしています。

     

    教室の一番の良さは、定期的に通うことにより時間的な制約を受けずに物作りが出来るということ。

    多少イレギュラーなものでも時間さえかけてくれるならば問題はないということです。

    もちろん貼り込みから大きくはずれるようなものはダメですよ。

     

    例えば、つい先日出来上がった柾女さんたるしるみちる)の作品がこちら。

    柾女さんが織られた佐賀錦を使って作られた、柾女さんデザインの三角型のバックです。

     

    筥迫工房の講座にはまだバッグは出てきていませんが、いつかは抱え用のバッグぐらいは講座に入れたいとは思っていたので、私の袋物の知識内で、型紙の添削や素材の扱い方、芯材の選び方、袋物の考え方などをアドバイスさせていただきました。

     

    柾女さん曰く「これぞと思ったバッグは職人さんに仕立てに出すけれど、ちょっとした簡単な作品なら自分で仕立てられるようになりたい」とのことで挑戦していただくことになりました。

     

     

    同じ貼り込みだし、大きさの違いはあれ懐中物とそれほど作り方は変わらないのですが、大きさの違いで布の厚みが異なり、その芯材の選択や型紙の考え方が違うので、バッグの作り方の本を参考に、柾女さんとあーだこーだと意見を交わしながら作りました。

    (このバッグは佐賀錦の作品展に展示されるそうです。ブログの最後にご案内させていただきますで、ご興味がおありの方は是非どうぞ)

     

    他にもN.Nさんは籠千代田お針箱の作り方を参考に、違う形の籠を使って籠千代田を作っています。

     

    ただし、筥迫工房のカリキュラムから外れたものを作る場合は、ある程度貼り込みに慣れているレベルであることが大前提です。

    あくまでも自分主導で考えて型紙も自分で作ること、初めから上手く出来ることはありえないので、試作を繰り返し作る気力がないと挑戦することは難しいのであしからず。

     

     

    作品が出来るタイミングがそれぞれなので毎回撮影はできないのですが、昨日はまとまって作品が出来ていたのでご紹介させていただきます。

     

    K.Nさんの作品(月見型紙入)

     

    K.Oさんの作品(携帯裁縫用具入&ハサミ入)

    シルクピンにビーズを通して、ビーズ用の接着剤で止めただけだそうです。

    ちょっとしたアイデアですが可愛いですね。

     

    K.Nさんの作品(携帯裁縫用具入&ハサミ入)

     

    E.Tさんの作品(四ツ襠紙入)

    E.Tさんは先月の『四ツ襠紙入』の講習会で急用ができ、作業途中で帰宅されました。

    その残りの作業を教室の1日チケットを購入して今日作業されました。

    そんな利用の仕方も可能です。

     

     

    最近は席が増えたので教室の予約も取りやすくなりました。

    講習会のように熾烈な予約競争をしなくても、お好きな日にまったりとマイペースでお好きな型を作れるので、平日の火曜日にお休みが取れる人であれば教室はおすすめです。

    現在講習会に通われている方なら、空席がある限りはいつからでも参加できます。

    教室空席状況(1月以降の予定は近日中に公開予定)

     

    ただし、講習会、教室とも、初心者の方は「金封袱紗(講習会のみ)」の受講が必須です。

    金封袱紗は道具類を全て揃えて受講していただく必要がありますので、本気になれるかどうかわからないという方のために、来年から初心者対象、道具貸し出しの「携帯裁縫用具入」を始めることにいたしました(初回は1月予定、日未定)。

    まずはこちらを体験してみて、貼り込みが楽しいと思えば、「金封袱紗」を受講し、その後に講習会または教室のどちらかに進めばよいか判断していただければ良いのではないかと思います。

     

     

    柾女さん所属教室の作品展ご紹介

    手織佐賀錦 毛利教室 第46回 愛光会作品展

    10月25日(金)〜28日(月)

    午前11:00〜午後5:30 (最終日は午後4:30まで)

    銀座ギャラリーボヤージュ 

    東京都中央区銀座5丁目4番15号 銀座エフローレビル5階

    tel:(03)3573-3777

     

     

    今時こんなマイナーなブログ形式だし、アクセス数は大体一定しているのですが、一昨日は今までと比較にならないぐらい飛び抜けたアクセス数になっていることに気がつきました。

     

    何かあったん?(冷汗)

     

     

     

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    【2019.10.23 Wednesday 10:04】 author : Rom筥
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