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つるひめさん七五三騒動記 〜双子の巻〜
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    今回はつるひめさんから七五三のレポートが届いたのでご紹介させていただきます。

     

    私と同じ刺繍教室で出会ったが運の尽き、女の子のお孫ちゃんが3人いると聞いたその日からRom筥に目をつけられ(笑)、否応なくお孫ちゃん(長女)の七五三筥迫用の刺繍を作ることになったつるひめさんでした。

     

    その後、早々に双子ちゃんの筥迫刺繍に取り組み、早々々々々に

    婚礼用筥迫刺繍を経由した後、確か成人式用のがっつり総刺繍の帯をしていた気がしましたが、その後私は刺繍教室は休会していたので状況確認はしていませんでしたが、双子ちゃんのための七五三プロジェクトにエネルギーを費やしていたとは、、、。

     

    和裁も着付けも精力的にされる方なので、何でも丸ごとやらないと気が済まないのでしょう(それを笑えない自分が怖い)。

     

    お写真もタップいただいたのでRom筥好みの写真をセレクトさせていただきました。

    それではボリュームたっぷりのレポートをご覧ください。

     

     


     

     

    2016年に孫(長女)の七五三レポートをさせていただいたつるひめです。
    あれから3年。

    お陰様で今年は双子(次女・三女)の七五三を祝うことができました。

     


    3歳のお祝いの時は、大人の色無地(共八掛つき)1反でお揃いの着物を2枚縫いましたが、7歳ともなると、そうはいかず・・・まずは反物選びで悩みました。

     

    日本刺繍教室でいつもお世話になるお針子会の石井先生に依頼して、反物を探して頂いたところ・・・希望にピッタリの柄で、しかも色違いの反物が手に入りました。

     

     

    ちりめんの小紋なのですが、丈もたっぷりあり、7歳寸法にしてしまうのがあまりに勿体ない!

    そこで・・・近い将来、縫い直せるようにと、本裁ちにして袂にも見頃にもこれでもか!というくらい縫い込みをしました。

     

    ところがその着物の重いこと!

    小さく産まれた双子は普通の六〜七歳より身体も華奢なので、長襦袢は絹をあきらめ薄い化繊でフワフワにして身体への負担を軽くすることにしました。

     

     

    「帯」の一つは3年前の長女の時に作った付け帯を使用しました。

    もう一つは私が50数年前に使った緑色の帯を同じ形に切って作りました。

    付け帯にしたのは、当日は私一人で孫3人とママにも着付けをするため時短も重要課題でした。

     

    「帯締め」は前回作ったものの子供には太くて使用しなかったことを考え、ユザワヤで細めの持ち手芯を購入し、筥迫工房さんの指導書に基づき、緑色と赤色の2本を作りました。

     

    黄色ちゃんの筥迫は『兎と亀』。


    「志古貴(しごき)」は我が家の古い着物の山の中にあった紅絹の振袖長襦袢を使うことにしました。

    何しろ襦袢の袖は袷に仕立ててあるので長い!

    それを解いて、洗って、色止め(古い紅絹は色落ちする事が多い!)をしました。

    長さも柔らかい風合いもバッチリ。

     

    しかし「房」はどうするか・・・・。

    どんな糸がいいかも分からず悩んでいると、刺繍教室のお仲間お人形制作で有名なマダムKから「志古貴の房に使えるかと思って買った糸が人形には太すぎるので差し上げますわ!」とどっさりいただくことに!

     

     

    それを1本ずつ2尺に切り、片側に200本(4本x50箇所)x4=800本。

    マクラメを編むように結び仕上げました。

    赤に細い銀糸の入ったキラキラ感とフサフサのたっぶり感はゴージャスの一言で大満足。むふっ。

     


    「簪(かんざし)」は同色のつまみ細工を購入。

    「バッグ」は長女のものと3人お揃いになるよう、3年前に同じバッグのキットを購入(オカダヤ)してありましたので、長女の着物生地で双子の分も制作。

     

    チェーンも同じものをつけました。

    しかしどれが誰のだかわからない。

    そこで市販のタッセルを色違いにして付けて解決。

     

     

    「草履」は長女のものと色違いをネットで購入しました。

    こういう時、ネットは便利!!

     

     

    さて、今回主役ではないものの、やっぱり着物が着たい「長女」対策。


    七歳寸法で裁ってしまった着物は、腰揚げを下ろしても少し身丈が足りません。

    そこで紫ぼかしに矢羽根の刺繍の入った袴を日本橋横山町の問屋で購入。

     

    お姉ちゃんの筥迫は『舌切雀』

     

    頭につける大きめのおリボンを制作して長女のお支度は完成。

    本人も気に入りニコニコでした!

     

    最後に・・「筥迫」はすでに昔話シリーズ??として2015年には完成していますのでこれで準備バッチリ!総ての荷物を大阪へ送り、いざ当日!!

     

    ピンクちゃんの筥迫は『花咲爺』。

     

    「髪型」は、長女の時は近くに日本髪を結える美容師さんがいらしたのでたっぷりとした髪に結って頂きましたが、今回は・・・そもそも長女とは違う、細くてサラサラの髪質の双子。

    おまけに大阪南部へ引越したため、近くに日本髪を結ってくれる美容院がみつからないとのこと。

     


    そこで!ママが奮起して、図書館の本などを参考に自宅で結い上げました。

    息子しか持たない私は、三つ編みすら出来ず、髪結いにおいては全くのお手上げ。

    みるみるうちに、ちゃんと簪もさせるような髪型ができあがって行く様は魔法のようでした。

     

    お天気にも恵まれ、地元の氏神様、高石神社へ参拝。

     

    「写真」は3年前にもお世話になった photo Clueto のくにがねみさをさんにお願いしました。

    優しい、光溢れる写真がたくさんで、本当に素敵な記念になりました。

     

     

    本殿へ参拝後、頂いた七五三の袋の中に紙風船をみつけた双子。

     

    大喜びで跳んだりはねたり!!身体への負担を考えて、そお〜っと軽〜く乗せた付け帯は斜めに!!でも、もういいや〜お参りも無事に済んだことだし・・・と見守ることに。

     

     

    1ヶ月の早産で生まれて、もうすぐ七歳。

    ここまで無事に育ってくれたことに感謝して、これからの成長を祈って終わった七五三のお参りでした。

     

    着物を縫っている間も、房糸を切ったりしている時も、準備中はず〜〜っと幸せでした。

    忙しい、大変!と口ではいいつつも、ずっと楽しくて。

    手を動かして、アレコレ想像して、何かが形になっていく。

    そしてそれを喜んで身につけてくれる人が居て・・・本当に有難いことでした。

     


     

    そして双子の着物はその日のうちに梱包して悉皆へしみ抜きに出しました。

    とほほ、、、。

     

     


     

     

     

     

    今回は顔出しOKということでご了承いただいておりますので、くれぐれも転載しないようお願いいたします。

    表情が一番の装飾!とは思うものの、選んだ画像は意図せず正面少なめでした。

    さすがはプロのカメラマンさんの撮った写真なので、雰囲気作りできる画像がありがたく使いやすい。

     

    しかし久々の七五三レポートでしたが、やはり七五三は可愛いねぇ。

     

    一人でも着物を用意するのは大変なのに、三人ものお着物を用意し、当日は双子ちゃんとお姉ちゃん、ママさんとご自身の着付けをしてと相当の奮闘だったと思います。

     

    人生色々ありますが、日本は節目節目にこのような行事があるおかげで(可愛い着物姿を見せてもらえるワケで)、それだけでこれまでの苦労がリセットされるような気がしますね。

    着物ってホントいいわ〜(自分はほとんど着ないですが)。

     

    つるひめさんは日本刺繍をされているので本格派の筥迫でしたが、七五三の筥迫は気軽に木綿でもOKだと思いますので、是非女の子の七五三にはママさんたちに筥迫デビューしていただきたいものです。

     

     

    苦労して作った筥迫の奮闘記をレポートしてくださる方を募集しております。

    着物姿というものは見ている人を幸せにしてくれる魔力がありますよね。

    そこに筥迫など入ろうものなら見ている人は顔が緩みっぱなしです。

    是非色々な方にレポート書いていただきたい。

    我そこは!という方の報告書を心よりお待ちしております!

     

    掲示板にN.Nさんからもかわいい七五三筥迫画像(707)もアップされています。是非ご覧ください!)

     

     

     

     

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    【2019.12.04 Wednesday 20:13】 author : Rom筥
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