『筥迫工房』のブログ 筥迫の作り方と材料の販売 筥迫!箱迫!箱セコ!ハコセコ!はこせこ! 管理人:Rom筥
 
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2月開催の『利休型紙入』について
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    新年明けましておめでとうございます。

    2020年度もどうぞよろしくお願いいたします!

     

    2月開催の『利休型紙入』について、やっと詳細が出来ましたのでお知らせいたします。

    こちらは事前の案内では「プレ講習」となっておりましたが、それほど難しい型ではないので「本講習」に変更させていただきます。

     

     

    もうね、申し込みが1月8日だというのに、今になってやっと詳細が出るというこのギリギリ感。

    新しい型はいつもこんな感じでね(おかげで仕事始めは本日から!)。

    皆さんもよくご存知なのか、こんな時期になって詳細が出ていなくても誰からも問い合わせがないという懐の広さよ(もう慣れっこなのね)。

     

    さて、今回の利休型紙入の仕様は以下の通りです。

    (講習会で作る基本型はこちらです)

    ・襠(まち)なし

    ・深口(ふかくち)

    ・火うち

     

    ここらへんはまた後日ゆっくりと解説します。

    申し込み前に詳細が出たことを皆様にお知らせするのが今回の目的なので。

     

    部品は表布(胴)と内布(胴裏)のみという単純さなので、金封袱紗がちょっと複雑になった感じです。

    なので金封を受講したばかりの方にこそ一番に受講していただきたいというレベルです。

     

    他の講座を出ている方がこの型紙を見ると「え〜こんなに切っちゃって大丈夫なの〜〜」と思うかもしれない。

    襠に慣れているとちょっと新鮮に思える作り方かもしれません。

     

    筥迫の教本でも「自分が今どこにいて何をやっているのかわからない」と感じる人が多いようですが、これはただただ貼り込みの工程に慣れていないというだけの話で、縫い物の概念が邪魔をして貼り込みを難しく感じさせているというのが私の持論です。

    深口が入るとよけいわかりづらくなるし(だけど面白い)。

     

    そういう意味では、この利休型は工程としては単純ですが、抱き合わせのときに迷子になりやすい型かもしれません。

    まぁ慣れてしまえば、ちゃちゃっと出来てしまうラクな型なんですけどね。

     

     

     

    「小はぜ」装飾

     

     

    詳細を出すことに時間がかかってしまったのは、この「小はぜ」のせいなんです。

     

    昔の嚢物細工には小はぜに「蒔絵」が施されているものを見かけます。

    これがまた可愛い!

     

    いつかこれを自分でやってみたいと思いはするのですが、さすがに講習会で漆を使ったお絵かきなんてできない。

    そんなことを考えていたときちょうどよい蒔絵風材料を見つけてしまいました。

    ということで利休型紙入ではこの小はぜも作ります!

     

    四ツ襠では小はぜを布で包みましたが、これはちょっと作るのが大変ですし厚みも出てしまいます。

    しかしこの小はぜ装飾は厚みは出ない!

    そしてとにかく萌える!←これ何より大事!

     

    袋物本体は10個も試作すれば型紙も工程もある程度まとまるのですが、いつも頭を悩ませているのがこれらの材料を探し出すこと、そしてその材料をいかに安定的に供給できるかどうかということ。

     

    これはもう袋物と全く別の世界ですが、昔のように素晴らしい職人がいて、特注で何でも作ってくれる状況(でも限りなく金はかかる!)は私たちにはあまりにも遠い世界なので、現代に生きている限りは現代人の感覚で現代の便利なものを使う、というのが私のテーマでもあります(日本固有の趣味を壊さない程度にね)。

     

    こんな具合に新しい型は申し込みギリギリまで粘って作り込むのが常。

    これも一重に受講してくださる方に喜んでもらいたいがため(だから遅くなるのは許して)。

     

     

     

    通信講座(四ツ襠受講者対象)

     

    今回の講座は金封を出た人が受講するにはちょうどよい型なので、できれば初級レベルの方に参加していただきたい(まだ初級コースにしか出ていないような方)。

     

    そして上級コースの「四ツ襠紙入」を受講したことのある方に限って「通信講座」の受講を可能とします

    四ツ襠紙入を作っている人なら、このぐらいは自分で作れなきゃいかんよということですね(笑)。

     

    貼り込みってね、慣れてくるとより難しいものに挑戦したくなるんですね。

    ちょっと複雑な型紙を見るだけで「面白そう〜」と感じられるゲーム感覚なところがあるので、通信講座でコンプリートできるよう頑張ってください。

     

    通信講座の申し込みは2月の講習会が終わってから開始しますので、四ツ襠紙入を受講した方は是非通信講座での受講をお願いしたいです。

     

    中級コースの方は講習会で受講してもかまいませんが、できれば四ツ襠まで受講してから通信講座を目指していただけるとありがたいです。

     

    教室に通われている方は1月から受講可能です。

    型紙が少し複雑なので講習会では事前作業なしですが(全て当日作業)、教室は事前作業有で慣れている方なら1回でできるかもしれません。

     

     

     

    応用型型紙(襠付大型)

     

    実はこの利休型には応用型があります。

    (こんなものも作っているから遅くなるんだな)

     

    横幅を広げて襠を付け、深口をくり口にしています。

    くり口と襠を付けることにより部品は増えますが、作り方はより念珠入れに近くなるので、慣れている方にとってはこちらの方がわかりやすいかもしれません。

     

    こちらは基本型と同じく、四ツ襠紙入を受講した方のみ購入可能です。

    まずは基本型を受講してからご注文ください(こちらも通信にするかは検討中)。

     

    四ツ襠受講者なら、表布は「フラシ」で貼り、内布は「はぎ合わせ」で作ってください(講習会でははぎ合わせはしないので、できれば柄取りしないですむ「無地」を指定します)。

     

    ちなみにこの型紙は「札」が入る幅で作っているので、深口に小銭を入れればお財布としても使えます。

    (現代のお財布ほど使い勝手は良くないかもしれませんが着物には合うわね)

     

     

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    講習会 『利休型紙入(りきゅうがたかみいれ)』

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    開催:2月2日(日) 

    申込開始日:1月8日 0:00〜
    ※この回は予定ではプレ講習でしたが本講習に変更いたします。

     

    詳細はこちらから↓

    『利休型紙入』

     

     

     

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    【2020.01.02 Thursday 19:07】 author : Rom筥
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