『筥迫工房』のブログ 筥迫の作り方と材料の販売 筥迫!箱迫!箱セコ!ハコセコ!はこせこ! 管理人:Rom筥
 
最近のこと
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    潮干狩り

    5月上旬に忙しい合間をぬって「潮干狩り」に行きました。

    子供が小さい頃から毎年の恒例行事。
    当時は色々な家族と連れ立って行っていたのですが、今では潮干狩りの情熱を冷めやらぬ私とHさん(←初回の十三詣りのお嬢の母)の二人だけになってもまだしぶとく続けています。

    今まで色々な潮干狩り場を開拓してきましたが、最近は体力がなくなってきたので、手軽に行ける『ふなばし三番瀬海浜公園』に落ち着いていますが。

    今年はGWの混雑を避けて平日に行ったのですが、なんと潮干狩り場がお休み、、、(なんでこんな最適日にガーン沈

    しばし呆然と立ち尽くすも、気を取り直して潮干狩り目的な格好をした数人のおじさんたちから情報を得ることに。

    「アサリなら柵のむこうで取れるよ」

    気を取り直して柵の向こうに行くと、それなりの人数を見かけて一安心。

    ただし、潮干狩り場というのは「管理されている柵内=アサリが取れるようにあらかじめまかれている』ところであって、その他のところというのは自然発生しているアサリを取るところ。
    つまりそんなに取れない。

    結局、スーパーで買う倍量程度の収穫ですごすごと帰り支度。

    ところで、干潮時間が過ぎてぞろぞろと帰り道に集まってくる人々を見ると、手に手に大きな貝を入れた網を持っている。
    ここにはハマグリもバカ貝もいないのになぜ???

    あれはもしかして、、、と帰宅して調べると、予想通り「ホンビノス」でした(以前は大あさりと呼ばれていた)。
    この名前がよく聞かれるようになったのは2000年以降で、元々は外来種の貝です。

    外来種でも受け入れられているのは、アサリなどの在来種に害を及ばさない存在だということ。
    そしてアサリと同じ塩抜き方法で調理しておいしいという手軽さもあります(とはいう私はまだ食べたことがない)。

    私のイメージとしては、ホンビノスはマテ貝と同じぐらいのまだちょっと手を出すのは怖いイメージがあったのですが、迷惑でもないので駆除もしないというところで、近年、三番瀬ではメジャーな存在になっていたようです。

    そういえば、アサリを探りながらやたらとでかい貝がいるな〜と思っていましたが、あれがホンビノスだったのね、、、(捨ててたよ)。

    ホンビノス狙いの人はかなり本格的な格好なのですぐにわかります(たくさんいるところは狩猟場が違う)。
    そこまでして取る気力はないので、私はあくまでレジャーモードで、来年からはアサリ混じりのホンビノスを目指すことにします(笑)。


    最近かなり忙しい生活を送っていたのですが、潮干狩りを機に落ち着いた途端、体調崩して微熱が続く、、、。
    なんだか色々なことが失敗続き(涙)。

    なんだか年を感じる今日この頃です(しんみり)。



    その道のプロ

    ここ1年ほど前から、ひょんなことでン十年ぶりの再会をした高校時代(美術系)の友人N氏(♂)。

    あの頃はそれほど仲の良いグループにいたワケでもなかったのですが、全くジャンルの違う畑の制作仕事をしているのがお互いの刺激になるせいか、今では時々会って情報交換をするようになりました。

    その彼の仕事というのが「試作屋さん」。
    とにかく依頼されれば何でも作るプロ(専門的な部分は職人さんたちに依頼)。

    私が昔ながらの「びら簪」を復刻することに苦心していると、一緒になってその方法を考えてくれたりする有り難い存在です。
    また、道無き道を開拓する世界にいる人なので、私のように先生がいない状況で何かを習得しようとする人間には非常に勉強になる人でもあります。

    そのN氏から「この人はすごい職人!」といつも聞かされいるのが、彼の仕事仲間の造形職人「米山隆」さん。
    美術館からアンティークドールなどの修復も依頼されるような方なのだそうですよ。

    先日SNSで米山さんと組んで作ったという「マツコの椅子」をN氏が紹介していました。


    米山さんの横でチラチラと映るN氏。

    「60歳を過ぎたくらいから「何か」がわかってくる。」(米山さん)


    いつかそう言える60代を目指したいです。




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    【2016.05.14 Saturday 19:52】 author : Rom筥
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    映画『あん』と子供の日
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      本日家人に誘われ、映画『あん』を見に行ってきました。

      カンヌ映画祭に出てスタンディングオベーションを受けたとか、樹木希林さんがお孫さんと一緒に出ているぐらいの知識しかなく、今仕事忙しいのに正直おっくう、、、という気持ちを抱きつつ行ったのですが、、、行ってよかった、というか行ってすごくよかった。

      派手な宣伝はされていないにもかかわらず、邦画にしてはかなりの観客動員数だったそうなので、きっと見に行かれた方も多いことでしょう。

      『あん』はどら焼きがに入れるあんこのことなのですが、まぁ希林さんの作るあんこのおいしそうなこと、美しいこと。
      そして冒頭の満開の「桜」の美しさ。
      あの時期を待って撮影されたってことですよね。すごい。

      映画の終わりに、原作者のドリアン助川さんや樹木希林さんを交えたトークショーもありました。
      日本のみならず、海外でもかなりの評価を受けているそうで、フランスでは外国映画の一位になったそうです。

      樹木希林さんはあのお年で癌を抱えながら、所属事務所もなく、マネージャーもいないそうで、全てご自分でスケジュール調整もされているようです。
      それで映画の宣伝のために世界各国を飛び回るって、ホント信じられないです。

      映画の終わりの方で、希林さん演じる徳江さんがもたれかかった木から蒸気が立ち上がるシーンが出てきますが、あれは比喩的な演出なのかと思っていましたが、実際に木からあのような蒸気が出ていたところを急ぎ撮影したのだそうです。



      帰宅途中の駅で「こどもの日」ののぼりを見かけ、

      Rom筥 「今日こどもの日だった!<どら焼き>買わなくちゃ!」

      家人 「今日はどら焼きじゃなくて<柏餅>でしょ。」

      私は洋菓子よりもがぜん和菓子派ですが、「どら焼き」だけは今イチそそられない。
      でも映画のどら焼きはホントおいしそうで、映画を見終わった後はもう頭の中は完全にどら焼きでした(笑)。

      家に帰り、まじまじと柏餅のあんを見ながら、映画『あん』のシーンを反復しておりました。



      私は食べ物が出てくる映画を好きになる傾向があるようです。

      「たんぽぽ」「かもめ食堂」「バベットの晩餐会」、、、。

      「かもめ食堂」を見て以降は、おにぎりが我が家のソウルフードになりましたっけ(この話はまた別の機会に書きます)。

      「バベットの晩餐会」は好きな映画のベスト5には入るかも。
      舞台はデンマークのひなびた漁村が舞台なので、淡々とした生活と全体的に地味〜な色合いの映像が、最後の晩餐会シーンをより華やかに盛り上げていきます。
      この晩餐会シーンを何度見返したことか。

      調理に愛を注ぎ、それを食べる人たちも愛を感じ、愛する人たちと一緒に同じものを食べる幸せ。
      食べることは生きること。
      おいしいものは生きる活力を与えてくれます。


      もちろん『あん』はあんこがメインテーマではなく、もっと重要なテーマがあるのですが。

      まだ『あん』を見ていない方、是非おすすめです。



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      【2016.05.05 Thursday 20:53】 author : Rom筥
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      聖の青春
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        2002年に出版されたこの小説を読まれた方も多いと思いますが、最近この本が映画化されることを知って、あの時の感動が再び蘇ってきました。
        ということで、今回は筥迫話を離れ『聖の青春』について書きたいと思います。



        聖は「さとし」と読みます。
        始めに印象づけられるキーワードです。

        職業:プロ棋士。

        大多数の人が「将棋なんて興味ない」と思うかもしれませんが、私だって将棋のルールなんて全く知りません。
        それでも私の中では、何度読んでも飽きない本、気持ちが落ち込んだ時につい手にしてしまう本の一冊です。


        独特なキャラクターと風貌、あまりにも過酷な人生を純粋に生きた男の話が主なので、将棋はあくまでも背景。
        もちろん聖にとっては、それが人生の全て。
        そんな聖の一途さと、周囲の人々の優しさを描いているノンフィクションなので、小・中学生にもおすすめできる図書です。

        1969年(昭和44年)生まれ。享年29歳。
        羽生世代のトップ棋士の一人として活躍された方でしたが、一般的には、羽生さんや谷川さん以外の、その他大勢的な認知度だったと思います。

        しかし彼が亡くなった後、書籍化されたこの『聖の青春』(大崎善生著)が大反響を起こしたことにより、一般の人たちに村山聖の存在と、将棋界への興味を抱かせたのでした。

        過酷な運命とは、子供の頃より「腎ネフローゼ」を患っていたこと。
        普通に生きることさえ大変な病気ですが、それをプロ棋士として一線で戦うということは、どれほどの困難を伴うのか。


        髪や爪は伸び放題、ネフローゼによるその容貌から「怪童丸」という異名を付けられます。
        それも髪や爪がせっかく伸びているのに(=生きようとしているのに)それを切るのは嫌だという理由から。

        玄関を出た途端体が動かなくなり、道路に倒れこむことも度々で、そんなときは近所のおじさんが車で会場まで運んでいたという逸話。

        森先生との師弟愛は無論のこと、羽生さんを自分の行きつけの大衆食堂に誘うシーンでは羽生さんに対する愛さえ感じられ、全体的に周りの人たちとの優しさに満ち溢れた交流が、まるでおとぎ話のように感じられます。



        トップ画像は私が持っている初版本の方の表紙で、聖の何ともいえない表情が好きだったのですが、文庫本はこんな表紙なんですねぇ。


        さてさて、今頃なぜこんな話題を出したかと言いますと、

        1)最近、松山ケンイチが激太りしている(らしい)
        2)どうもそれは新作映画の役作りのため(らしい)

        という記事を見かけたからです。
        そうです、松山ケンイチさんが役作りに励んでいるのが、この村山聖なんですねぇ。

        かつてドラマ化されたときには、聖役を藤原竜也さんが演じました。
        純粋さは十分表現できているとは思うのですが、唯一その「姿」が難でした(苦笑)。
        藤原さんがあのまま出てしまうと普通すぎて、なんだかちょっと違うストーリーに感じてしまいます(聖役にはあの風貌が大事)。


        松山さんにはデスノートのような怪演が期待されての抜擢なのかもしれませんが、記事によるとご本人は20キロ太ると言っているそうで、でもただ太るのとむくんでいるのとでは雰囲気が違う、、、。

        松山さんが20キロ太るよりも、安部首相が20キロ太った方が近いんじゃないだろうか、、、などとニュースを見ながら勝手なことを考えていました(安部さんごめんなさい)。



        ところで、若くして亡くなった著名人で、私が今でも生きていてくれたらなぁと思うのは、この「村山聖」さんの他には、「杉浦日向子」さん(漫画家・江戸風俗研究家)と「村下孝蔵」さん(シンガーソングライター)です。

        杉浦日向子さんについては以前ブログにも簡単に書いたことがありますが、村下孝蔵さんの場合は、リアルタイムで聞いていた時は全く興味がなかったのに、年を経てから懐メロ番組で「初恋」を歌っていてる姿を見た途端、やたらとその曲が心に響いたといいますか。

        そういう曲ってありませんか?
        まだまだお元気な方ですが、堺正章の「さらば恋人」も数年前から私の中ではヒット曲(笑)。
        家族でカラオケに行く時は必ず主人に歌ってもらうのですが、おかげで娘もこの曲が大好き。
        我が家の定番曲になっています。


        閑話休題、もしこの本を読む前に映画を見に行こうかなと思った方がいらっしゃいましたら、是非本を先に読んでから行くことをおすすめいたします。

        もう絶対に泣けます。


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        【2016.01.07 Thursday 16:50】 author : Rom筥
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        家族の風景
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          年の終わりのブログには筥迫とは関係ない動画を載せようと思っていたのですが、今回はこの記事があまりにも印象的だったので、こちらをご紹介します。

          「来世では会いたくない」それでも樹木希林が離婚しない理由には "深い愛情"があった



          このゼクシィのCM、すごく記憶に残っています。
          内田さんの事件があって打ち切りになり、使われたのがほんの短い期間ですごく残念でしたが、最近この記事に出会ったので、うれしくなって画像お借りしてしまいました(すみません、、、)。

          希林さんの着付けと佇まいがまたすてきで。

          京都文化博物館に所蔵されている有職雛に私が大好きな雛があるのですが、「ぽてっ」とした佇まいのお雛様に(失礼ながらおかめ)「すっ」とした背筋の細身の殿(すごいハンサム!)が、まさに年を取ってリアルに再現されたような感じです。

          だからか、裕也さんもこのときばかりはとてもかっこ良く見えたのでした(笑)。



          内田さんご一家。
          超絶個性的ですてきなご家族です。

          お子らもなんてかわいらしい、、と思ったら、これかなり前の雑誌で(2004年)。

          これが一番近いところの2012年のモッくんご一家。


          モッくん夫婦といえば、お二人がご結婚された時、モッくんが着た紋付袴は樹木希林さんが用意した古着で、サイズが小さくて腕がつんつるてんだったという話をどこかで読んだのを思い出しました。

          希林さんらしくはあるけれど、いくらなんでもモッくんも芸能人なのに古着を着るんだ、、、と思ったのを記憶しています。



          さて、こんなすてきなご家族を見た後でなんですが、うちの家族は毎年年末の大掃除に燃えております。
          掃除組の二人はお節が大好きなので、私だけはお節作りを大義名分にしてありがたくも掃除は免除されています(ラッキー)。

          でも年明けはお正月もなく仕事が待っているので、あまり疲れないように今年はお節の数を減らしました。
          黒豆も市販の物を買って手抜きを目論んでいたところ、「お節すごく楽しみにしているよ」という父の一言に負けてスーパーに走り、時短を図って圧力鍋を使ったら豆の皮が剥けてしまった、、、。
          お節作るなら覚悟を決めなくちゃいけませんね。


          さて今年のブログもこれが最終ですが、皆様にはだらだらとした長文ばかりの拙ブログにお付き合いいただき本当に感謝しております。
          筥迫への情熱だけは人一倍ですが、あまり突っ走り過ぎないようにと己を戒めながら、これからもブログを更新していきたいと思います。
          どうぞ末永くお付き合いのほど宜しくお願い申し上げます。

          それでは、皆様どうぞよいお年をお迎えくださいませね。
          今年も一年お疲れ様でした。



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          【2015.12.31 Thursday 01:02】 author : Rom筥
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          筥迫と着付け
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            講習会や研究会では、参加者の方がご自分の作品や筥迫関係の資料を持ってきてくださることが多いのですが、ぴょんさんがお持ちになった1987年発行の「anan」がちょっと気になったので、今回はこちらをご紹介させていただきます。


            1987年というのは、これからバブルまっしぐら!という時代です。
            ananでも何度か着物特集が組まれ、街中で着物を着る女性の姿を見かけるようになりました。
            ぴょんさんは「コムサの着物」に憧れていたとか。


            そして胸元には筥迫(上下逆だ、、 ゆう★)。

            それにしても筥迫の位置がいいですね。すごく目に収まりがよいと言いますか。
            これはたぶん、着付けが筥迫向きなんだと思います。


            なんとシックなコーディネートでしょう。

            帯の位置が高いと半襟は幅広にぽってりと出しますが、帯の位置が低いと半襟を縦に広く見せるため、襟の合わせが浅くなり、これまた筥迫向き。

            この時代はシックな着物がトレンドで、それに合わせて帯の位置が下なのか、それとも時代的にこんな着付けがトレンドだったのかはわかりませんが、大人で素敵な振袖の着方だなぁと思ってしまいます。

            筥迫は帯を前にクッと下げて入れると大変素敵なのですが(振袖じゃ無理だが)、花嫁の着付けはいつの時代も帯の位置が高いので、トップバストの上の隙間がないところに筥迫を無理やり入れるのが定番。
            この位置は不安定なので、やたらと窮屈そうに見えます。

            それにしても、何で今時の着付けは、補正をぐるぐる巻きにしてダルマのような体型にしてしまうんでしょうね。
            ガッチリ固めてまっせ!という感じで、胸元は寸分の余裕もなくパンパンなので、着付けが終わってから筥迫を入れるのは至難の技です。

            これでは筥迫を入れようという発想がわかないのも当前で、筥迫が薄く小さくなって形骸化されていった要因なのでしょうね。

            どんなに筥迫を小さく薄くしようが、この位置に据えている限り、和装の世界で筥迫がメジャーになるのは難しいというものです。

            筥迫消滅の危機を免れるためには、筥迫に合う着付けを考えることが大事だと思っております(私は作る専門なので、これは誰かに任せたい!)。


            筥迫小さすぎる(これじゃ七五三用だ)。


            後ろページに筥迫のお値段がありました(定価4,500円)。



            こちらは以前オクでサンプルとして入手したものですが、出品者の方にいつ頃購入された物かを聞いた所、当時で25年前ぐらいとおっしゃっていたので、たぶんこのanan世代で販売されていた筥迫ではなかろうかと思います。

            縢襠の中にはそのままポケットテッシュが入るようになっており、三つ折りではなく一体形です。
            胴締めは本体に貼り付けられ(!)、被せの下でスナップで止めるようになっています。(筥迫にスナップ、、、似合わん)。

            筥迫と名乗るなら、せめて本体と胴締めは分離したい。

            既成概念にとらわれずよく見てみれば、ただの筥迫型ティッシュケースなのでした、、、。


            着付けか体型か、、、

            このとき研究会にいた方の見解は、

            「モデルは背が高いから、振袖で帯を下げてもきれいなバランスで見えるんですよ」
            「この雰囲気はモデルならではのいかり肩のせい」

            そんな話を聞きながら思い出したのが、私の健康診断での話。

            レントゲン写真を見ながら「う〜ん」と考え込む先生。
            すわ、ヘンな影でも見つかったか、、、とおののく私に先生が一言。

            「これじゃ肩に何も掛けられんでしょ。」

            先生はレントゲン写真に映る私の骨格を見て、なんと「なで肩」を指摘したのです。
            先生、それって病気じゃないですから、というか、なぜそこに一番に目がいく、、、???

            このananが発売されのは、これからバブルに突入しようという時代。
            やたらと肩を強調したような服が流行っていたというか、肩幅が必要な服が市民権を得ていたというか、私には辛い時代でした。

            医者にも哀れまれる程のなで肩のため、大きな肩パットを何枚も重ねて入れていましたっけ(それでやっとその当時の一般的な肩の高さになる)。

            ついでに言うならば、肩幅も狭いし腕も短い。
            長所と言えば、アンティークの小さな着物が着られるということぐらい。

            そんな私が着物を着ると、あまりにも馴染みすぎて、どこの時代から来た女?という佇まいになってしまいます(笑)。



            1987年はこんな時代

            1987年(昭和62年)といえば今から28年前。
            この年に何があったかWikipediaを参照したところ、

            ■1月
            天安門広場で学生数百人がデモ
            関西国際空港着工
            ■2月
            NTT株が上場して財テクブーム
            先進7カ国財務大臣・中央銀行総裁会議(G7)開催(ルーブル合意)
            ■3月
            日本初の辛口ビール「アサヒスーパードライ」発売
            ■4月
            花王が日本初のコンパクト洗剤「アタック」を発売。洗剤コンパクト化のきっかけ
            国鉄が分割・民営化され、JRグループ7社が発足
            ■6月
            テレビ朝日『世界の車窓から』放送開始
            衣笠祥雄選手が連続試合出場2131の世界新記録を樹立
            日本の外貨準備高が西ドイツ抜き世界一へ
            ■7月
            世界の人口が50億人突破
            台湾で1949年以来続いてきた戒厳令が解除される
            ■9月
            第二電電が営業開始(現在のKDDI株式会社の直接の前身企業)
            ■10月
            利根川進マサチューセッツ工科大学教授がノーベル生理学・医学賞を受賞
            ニューヨーク株式市場が大暴落(ブラックマンデー)世界同時株安に陥る
            ■11月
            日本航空株式会社法が廃止され、日本航空が完全民営化
            金賢姫による大韓航空機爆破事件発生
            ■12月
            「ファイナルファンタジー」(シリーズ第1作)発売。
            東京円相場1ドル121円台を記録


            さて、この年あなたは何をしていましたか?



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            【2015.12.19 Saturday 23:02】 author : Rom筥
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            講座のご案内 〜小道具から楽しむ歌舞伎〜
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              いつもお世話になっている近藤真理子さんから「お知り合いの方に配ってくださ〜い」とチラシが送られてきたので、今回はこちらの講座のご案内をさせていただきます。



              千代田区立日比谷図書館文化館で行われている「日比谷カレッジ」の講座から、「小道具から楽しむ歌舞伎〜こだわりのモノづくりにせまる!〜などという私的には非常にそそられるタイトルですが、「筥迫の話も出るかもです!」の一言で速攻申し込みました(笑)。

              歌舞伎で使われる筥迫といったら、もちろんあの大きな江戸型の筥迫です。
              現代では全く現実的ではないあの型が、歌舞伎の世界ではしっかりと生きているのがうれしい(そんなに頻繁に出てくるモノではないとは思いますが)。
              私もいつか歌舞伎役者さんが舞台で江戸型の筥迫を身につけているお姿を見てみた〜い。

              あと一週間後です。
              もし近隣でご興味のある方は足を運ばれてはいかがでしょうか?

              ↓申し込み方法はこちらから
              演劇への入口講座
              第4回 小道具から楽しむ歌舞伎
              ―こだわりのモノづくりにせまる!




              2016年 筥迫講習会 

              来年度の筥迫講習会のスケジュールをショップの方に反映しました。
              詳細はまだ画像ができていないのでアップできないのですが、未定のモノ以外は確実に行いますので、お目当ての講習会がありましたらスケジュール空けておいてくださいね〜。

              筥迫材料ショップ
              カテゴリー:講習会・研究会
              2016年度 筥迫講習会スケジュール
              ※講習会名をクリックするとそれぞれの講習にリンクする予定なのですが、その詳細ができるまでもう少しお待ち下さい。



              ▼筥迫工房のお店


              ▼筥迫掲示板
              筥迫工房の教本や自慢の細工物を、皆さん自身で披露できる掲示板です。写真のアップロードが簡単になりました(一回の投稿で6枚掲載可)。丹誠込めて作った筥迫を大勢の人に見てもらいしましょう!

              ▼携帯からも筥迫掲示板2に投稿をアップロードできます。
              こちらのQRコードからアクセスしてください。


              筥迫工房へのお問い合わせ
              ※時々ショップからのご注文確定メールが届かないことがあります。
               そのような場合も、こちらからご連絡ください。


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              【2015.10.29 Thursday 19:23】 author : Rom筥
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              野菜を食べよう!& 教本進捗状況
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                今週は大規模水害のニュースに釘付けでした。
                被災された方の中には、筥迫工房とお付き合いのある方もいらっしゃると思います。本当に心が重いです。

                今日はスーパーに買い出しに行きましたが、積まれたお米の山を見ながら、ちょうど収穫期だったであろう被災地のことを思うと、どんなに無念だろうかと悲しくなります。
                今は野菜売り場にも野菜が豊富にありますが、少したてばまた高騰するのでしょう。
                肉は美味しいとはいっても、やはり日本人にとってはお米や野菜はそれ以上に大切なものです。



                私は今から4年前に腹膜炎で緊急手術をしました。
                突然のことでショップをお休みする告知もできず、注文したのに連絡がない〜お金を払ったのに送ってこない〜という連絡がたまっていることがわかりながら連絡できずにホント焦りました。
                あの頃からショップにお付き合いいただいている皆様にはご迷惑をおかけしました。

                病院に行って手術するまでの間はあまりにもバタバタで(お医者さんに言わせればとんでもない状態)、麻酔を打たれながら最後に思ったのは、もう少し筥迫作りたかったなぁ、、、でした。
                人生なんてこんな風にある日突然終わってしまうものなんですよね。
                実際はまだ続いていますが(笑)。

                それでも何とか生還し、二週間ほどで退院できたのはよかったのですが、その手術以降、すっかり体質が変わってしまいました。
                朝はトイレの側にいないと不安というぐらい、手術直後は毎日6〜7回は行き来していました(今でも3〜5回)。

                手術後、長い時間をかけてその原因を調べてもらったのですが、結局何の異常も見つからず、お医者さんもあきらめムード。
                「取り出した腸は以前と同じ位置には戻せないですからねぇ。すでに体質になってしまったのかも、、、。」

                うん十年真っ直ぐだった箇所が曲げられたり、曲がっていた場所が伸ばされていたりして元の場所に収められているのですから、腸も以前とは違う環境の変化に対応できていないのかもしれません。

                このような体質になって何が一番困るかといえば、講習会などで朝からフル回転で動かねばならない時。
                しかし、こういうときは不思議なことにほとんどトイレに行きたくならないんですね。

                食べた物が少しずつ腸の中が動いていくのがわかるほど、今はその存在に敏感になりました。
                それなのに自分が緊張したり集中したりしている時は、腸も緊張して全く動かない。
                腸が第二の脳と言われる所以ですね。

                おかげで内臓というものにやたらと親近感を持つようになったといいますか、今ではお腹の中にペットを飼っているような心境です(笑)。



                腸の栄養

                長かった娘の夏休みが終わって何がうれしいかと言えば、娘の偏食に付き合わなくてすむようになったこと。
                夏休み中はホント野菜が食べられなかった、、、。
                違う献立を二種類用意するのが面倒で、つい娘の好みに合わせて献立を組んでしまうからか、腸の調子が良くないんですわ(家人は平日ほとんど不在)。

                普通の人がひどくお腹を壊した状態というのが私の日常なのですが、そんな中でもお腹の調子が悪い日もあるわけで、状況はほとんど変わらないのに、いつもと違うことだけはすぐにわかる。

                そうなるとすぐに「野菜食べなきゃ!」という発想になります。
                野菜=お腹を元気にするためのもの、という感じで、野菜中心の食事になると体調も元に戻ってきます。


                最近うれしいことは、近くの家族経営のスーパーで息子夫婦が後を継ぐことになり、店舗を改装してからというもの野菜の品揃えがやたらと充実するようになったこと。
                野菜の品揃えにやる気があるというか、息子さん夫婦の意気込みを感じます。
                野菜をがっつり買いたくなるような値段設定が集客力に一役買ってはいるのですが、今まで閑散としていたお店がウソのような賑わいです。
                売れるから野菜の鮮度も良いという好循環。
                これがまた私の野菜欲にいい具合に火をつけています。

                そして、これらの野菜をたくさん食べるために、最近やたらとはまっているのがこのレシピ本。
                 
                人気のブロガーさんなので、ブログの方でチェックしている方も多いかと思いますが。
                Farmer's KEIKO 農家の台所

                私は今日は白菜を買ったので、どうやって調理しようかとブログを覗きましたが、↓ すごくよかったです。
                「白菜の白いナムル」&「白菜の葉先の煮浸し」
                白菜1/4で二種類のお惣菜ができて、それも一回で楽に食べられた!

                煮浸しには、私は大好きな「松山あげ」使いますけどね。
                それとエノキも入れてしまった。
                 
                あ、こんなものアマゾンで買わないでくださいね。
                送料650円払って空気を買うようなものなので(笑)。

                最近東京でもスーパーで置いてくれるお店が増えてきたので。
                生協の取り扱いも隔週になったのがうれしい。

                野菜のお惣菜が嫌いな娘も、具沢山味噌汁に松山あげで文句なしに食べてくれます。
                お味噌汁には絶対これがなくちゃ!というぐらい我が家は松山あげが大好き。
                保存期間三ヶ月なので、いつも3つぐらい常備しています(一袋190円ぐらい)。

                松山あげは淡白な野菜にコクを与えてくれる名脇役です。
                是非使ってみてください。ホントお勧めです。

                水害のあった地域の復興まではまだかなり時間がかかると思いますが、日本の農業を応援するため、自分自身(の腸)を応援するためにも、皆さん野菜をたくさん食べましょうね。


                教本進捗状況

                あともう少しで印刷工程に入る予定です。
                でも印刷データに加工するのにまた少し時間がかかるのですが。
                来週は講習会の準備もあるので、実際の発売はその後の9月末か10月上旬か。

                婚礼シーズンに教本が在庫切れになってしまい、筥迫作りを諦めた皆さんにはホント申し訳ない思いです。
                これでもかなりがんばってやっとここまで来たのですが、見れば見るほど直しを入れたくなってしまうので、ある程度は見切りをつけて、今後は少しずつ小さな改訂を重ねていくしかない(今回のような大きな改訂は数年ないとは思いますが)。

                ショップの体裁を整えていると実際には10月には入ってしまうと思うので、婚礼や七五三、成人式の前撮りなど、大至急必要な方のために9月発送希望!という方は優先で発送したいと思っています。
                それほどお急ぎでない方は、しばらく間をおいてショップが整い次第ご注文いただけるとありがたいです。


                ▼筥迫工房のお店


                ▼筥迫掲示板
                筥迫工房の教本や自慢の細工物を、皆さん自身で披露できる掲示板です。写真のアップロードが簡単になりました(一回の投稿で6枚掲載可)。丹誠込めて作った筥迫を大勢の人に見てもらいしましょう!

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                【2015.09.13 Sunday 20:26】 author : Rom筥
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                大好きな軽井沢
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                  教本(改訂版)発売を目指して毎日煮詰まった生活をしていましたが、ちょうどモニターさんたちに教材を送り終わりレポート待ちだったので、ここぞとばかり家族を東京に残し二泊三日で軽井沢に行ってきました。

                  最後に来た時から10年ほどが経ちますが、生まれてすぐから社会人になるまで、毎年欠かさず夏の10日間〜一ヶ月ぐを過ごしたので、田舎のない私には大切な思い出の場所です。


                  私の年で軽井沢に避暑などと言うと、どこぞのお嬢様かと思われるかもしれませんが、宿泊していたのはこんな山小屋のような教会の合宿所。
                  見るからの老朽化と諸事情で来年で閉館することになり、青春時代を共に過ごした仲間が入れ替わり立ち代り訪れて、最後の大人の合宿が行われました(常時20名ほど)。


                  裏庭は妖精が出そうな苔と雑草と緑に囲まれた場所。
                  奥に見えるのはマリア像。

                  築60年のボロ小屋にしてなぜか旧軽井沢の一等地にあり、玄関の目の前は亡き有名作家の別荘。
                  子供達が騒ぎすぎて高い壁を立てられてしまったのですが、今はすっかり見晴らし良くなりました。

                  ただ周りがどんどん開発されていくので、緑が減って日光が当たる場所が増え、以前より確実に気温は高くなった気がします(もちろん温暖化も有り)。

                  子供の頃は合宿参加者として遊びまわり、高校生以上になると参加者をお世話して働く側にまわります。
                  朝5:30〜夜中まで、台所で100人分ぐらいの食事を一ヶ月間作り続けていたので、料理は母ではなく全てここで覚えました。

                  あの頃の友人たちが皆立派な大人になり、それなりの地位についたり、誰もが知っている大きな仕事をしているのに、ここでは完全に子供の頃の序列であだ名呼ばわりです。
                  フランスの出張からそのままここにかけつけ、パリの素敵なホテルから一転カマドウマがそこらへんに飛び跳ねるボロ宿舎にお泊まりという人も。

                  築60年で終えるこの家も、グラフィックデザイナーのnoriくんの手にかかればこんな印象的な写真で残されます(カメラを忘れたので、写真は全て仲間たちからの借り物です)。
                  奥にあるのは、横川名物「峠の釜飯」(の釜)。
                  あの時代の男子たちは、高校生も(!)大学生も皆これを灰皿にしてタバコを吸っていました。

                  夜な夜な飲んで語り明かし、翌日は一番楽そうな見晴台へ遠足となったのですが、遊歩道程度とはいえ筥迫作りでなまった体はすでに筋肉痛です。

                  二日目は周辺の別荘地帯を散策し『雲場の池』へ。

                  このあたりは某鳩山さんの別荘があったり、大企業の社長さんの別荘がそこかしこにあるところです。
                  どこの別荘もただ豪華なだけでなく、昔から守られてきた緑に調和したデザインで、更には年代を重ねた美しさもあり、周辺を散策しているだけでマイナスイオンに満たされます。

                  当時、池に入る上流にクレソンが生い茂る場所があり、夕食のサラダに使うためにエプロン姿で自転車をこいで通った、私には懐かしい場所でもあります(今はなくなってしまったようで残念)。


                  有名な旧軽井沢の聖パウロ教会。
                  我が合宿所はこの聖パウロ教会のすぐ裏手にあるので、軽井沢にいる間は毎日ミサに通いました。

                  この教会を半世紀(!)も守り続けているカルロス神父様は、昔から白い僧衣に白いエナメル靴というダンディーな出で立ち。

                  泡立てた牛乳をコーヒーに入れる「カプチーノ」は、カトリック神父のこげ茶色の僧衣が語源なので(泡はトンスラ)、一般の神父様はこげ茶の服を着ているものですが、さすが軽井沢の神父様は違う!と子供心に感心したものでした。


                  この時代を一緒に過ごしたメンバーたちがどんなに軽井沢が好きかと言いますと、軽井沢に住んでしまった人、別宅を買ってしまった人、来年からカフェを開業する人、地元の図書館で本を借り期日内に返しに行けるぐらい軽井沢に通いつめている人(もちろん東京在住)等がいます。

                  みんな軽井沢好きだよね〜と笑っている私自身も、新婚旅行は『万平ホテル』に泊まったことを今更ながら思い出しました(笑)。
                  予約時に、子供の頃から新婚旅行は絶対万平ホテルと決めていた!ことを熱く語りました(ホントは結婚式で疲れるので外国に行きたくなかっただけ)。

                  時は2月、冬季休業の直前ということもあり、セレブホテルの館内はシャイニング(映画)状態。
                  頼んでもいないのに、二間続きのスイートルームに案内され(!)、レストランではメニューから何でも頼み放題(!)。

                  忘れていた記憶が一瞬にしてフラッシュバックした、そんなひと夏の出来事でした。

                   
                  【2015.08.10 Monday 14:50】 author : Rom筥
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                  macダウン、気持ちもダウン
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                    先週は中国株価の大幅ダウンにニュースは持ちきりでしたね。
                    時同じくして、我が家のMacも突如ダウンしてしまいました。

                    二日前の夜、突然画面が落ちたままウンともスンとも言わない。
                    来週モニターさんに実験してもらうための教本改訂版を必死になって作業しているところだったので、もう中国の影響だ!と八つ当たりしたくなるほどのショックでした 沈ガーン

                    5年以上使って怪しい動きが増えたのに、買い換えが面倒でだましだまし使い続けていました。
                    この改訂版を印刷に出しさえすれば少し時間ができるので、それでマシンを買い換えようと思っていたのに、、、。
                    神様のいぢわる ゆう★

                    Macのバックアップ機能を使っていればこんな思いをしなかったものを、機能を調べることさえ面倒で、昔ながらの手動バックアップでちまちまコピーしていました。
                    手動だと細々したものまで完全にはバックアップ取れていなくて、結局サポートにデータの救出を依頼したのでした(大バカ)。

                    PCのソフトを使うことは好きでも、PC環境に対しては全く興味がないので、覚えなければいけないことを丸っと無視するのが私のいけないところ。
                    PCを新しくしたときのその後の環境変化についていけず、いつも買い替えが後回しになってしまうのです。

                    でもこうなった以上、苦手だなんて言ってられないので、即新しいMacを買いに行きました。
                    そしてセットアップ。
                    これまでセットアップがすんなり終わった経験がなかったので、それが苦手意識につながっていたのですが、今回はあまりにも簡単に終わってびっくり!

                    娘のゲームのために入れていたWIFIのおかげで、ケーブル接続もなく、設定もなく、家人のWindowsとの共有も自動で繋がっているし。

                    時代の流れにびっくりです。



                    Mac今昔

                    私が仕事でPCを使い出したのは、たぶん20年ぐらい前だったと思います。

                    初めて仕事でMacを使ったよ、と兄に話したところ「俺のところでは今月から全社Windowsに切り替えさせられたよ!」というような時代でした(普通の会社でもMacを使っていた?)。

                    当時はテクニカルイラストの仕事をしていたのですが、なぜか私が会社で一番始めにMacを使って仕事をさせられることになりました。
                    他の人は主要な仕事をしていたので、たぶんうまく行かなくても仕事に影響がないというぐらいの人選だったと思います。
                    右も左もわからない私に、当時、会社に出入りしていた外注さん(個人)が色々と教えてくれたのですが、その人は自宅にDTP環境に揃えるのに300万かかったなんて言っていたのを覚えています。

                    私が個人で買ったマシンはこれで5代目になります。
                    一番初めに買ったのはMacBookで、周辺機器一式揃えて40万以上かかったような気がしますが、その後のiMacの登場で10万円代で買える時代になった時はびっくりしたものです(機種は覚えていなくても金額だけ覚えているあたり、、)。

                    ちなみに、今回買ったのはiMacのME086です。
                    私ぐらいの仕事ならこれで十分。

                    今回のマシンで一番びっくりしたのは、DVDドライブがマシンに付いていないこと。
                    MacはDVDを過去のメディアにしたってことですね。

                    サポートが救出してくれたデータを入れてきたのもUSBメモリだったし、フロッピーからMOになったときに「データがたくさん入るようになった!」と喜んでいたのが今は昔です。



                    苦手意識

                    会社勤めをしていた頃は「ファイルメーカー」というデータベースソフトにはまっていました。
                    仕事の合間に会社のありとあらゆる事務処理をデータベース構築して、ゲームを作るような感覚で楽しんでいました(今は納品書作るぐらいしか能がない)。
                    学生時代、数学は大嫌いだったのに、データベースで使う関数辞典は大好き。

                    「苦手意識」というのは非常にやっかいなものです。
                    頭をクリアにして考えたら何てことないものも、わからない、わからない、、、という呪文が頭に渦巻き、正常な思考さえできない。

                    でも実際は「わからない!」のではなく、興味のない(よけいな)ものを「頭に入れたくない!」という、非常にわがままな性癖に起因しているのだと思います。



                    教本もまた然り

                    筥迫工房の教本を注文して「届いてすぐに本を見たのですが、そのままです〜」という人の気持ちはすごくよくわかります。
                    私としては、できるだけ詳しく書こうとするあまりコマ数も文字数も増えてしまうのですが、読む人によってはあまりにも細かく書いてあることで「思考停止」しちゃうんですよね(笑)。

                    とは言っても、今販売している教本の方が時系列で追えるし、細かいことを飛ばしているので簡単だとは思うのですが(あれでも)、今作っているような「教本(本編)」と「副読本」という形態は、内容が更に詳細になり、それが筥迫をより複雑な細工物に分類させてしまうのではないかという危惧はあります。

                    しかし、今では教本がなくなってしまった貼り込みの技術(布帛に限る)を、現代の技法に置き換えつつ引き継いでいく必要性も感じているので、ここは割り切るしかない。
                    私が一人でいつまでもできるわけではないし、とりあえず資料として広く人の手に渡っていれば、いつかまた私以上に筥迫を極めていく人が出てくるのではなかろうかという期待も込めて、今回の改定に踏み切ることにしました。
                    細かく書いてある教本は苦手だな〜と思ったら、是非講習会に参加してください。



                    今回のPCトラブルで少々回り道をしましたが、来週できればモニターさんに教材を送りたいと思っています。
                    そして日曜、月曜で講習会。
                    それが開けたらモニターさんのレポートを見ながら修正をして印刷、、、と順調に行くことを願っています。

                     
                    【2015.07.13 Monday 11:24】 author : Rom筥
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                    楽観的ただの兎
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                      今回は我が家の不思議ちゃん(娘)の話しです。

                      不思議ちゃんはバスケ部なのですが、今年は男子が都大会出場確実!と言われながらも昨日の決勝戦ではダークホースのチームに負けたらしく、家に帰るや否や大荷物を抱えた状態で熱血解説してくれました。
                      私が仕事をしながら上の空で聞いていると、真剣に聞け!と怒り出すので、しっかりとお付き合いしなければなりません。

                      敗退の原因は、試合途中でエースが足を痛めて出られなくなってしまったからとか。
                      そのエースは、背が小さいのにとても足が速くてドリブルが上手いそうです。

                      Rom筥「リョータみたいだね。」

                      不思議ちゃん「誰それ?」

                      Rom筥「リョータって言ったらスラムダンクの宮城リョータでしょ。何でバスケ部なのに知らないの?」

                      不思議ちゃんの得技はバツグンの記憶力です。
                      集中して記憶したときはそれなりの効果が得られるので、勉強にはとても有利です。

                      それなのに、私が貸した『スラムダンク』(漫画)に出てくる主要人物の「リョータ」が誰だかわからない。

                      私は子供の頃から漫画が大好きだったので、娘が漫画を読むことは奨励しているのですが(漫画の話しができればうれしい)、不思議ちゃんは単行本一冊を読むのが異様に遅く、その漫画の話題を出しても「まだそこまで読んでいない」と言います。

                      それならばと、床に散らばった(いかにも読んだ形跡のある)漫画の話題を出しても、いつも返事は「まだそこまで読んでいない」。
                      正確に言えば「読んでいない」のではなく「憶えていない」。

                      漫画を読むのは好きなのに、読むのが遅い、内容を記憶できないというのは、漫画を読む「才能」がないとしか思えないのですが、不思議ちゃん曰く

                      「勉強は憶える必要があるから憶えるけど、漫画は楽しむもので憶える必要はないでしょ?」。

                      好きなもの(漫画)は努力しなくても内容が詳細に脳にインプットされ、嫌いなもの(勉強)は努力しても全く脳にインプットされない私(もしくは一般的多数)とは、根本的に脳の使い方が違うようです。

                      「でもさ、同じ漫画を何回読んでも初めて読んでるようなものだから、それってすごくお得だよね?」

                      らしいです。

                      ちなみに、授業を聞いているだけでテストの点が取れる人種のことを、私は「兎」と読んでいます。
                      努力して記憶しなければならない人種(亀)と、あまり努力しなくてもいい人種(兎)がいるからです。

                      そんな兎には、余裕がある分寝て過ごすという「ただの兎寝る」と、もっと走って更に差を付けようという「模範的兎走るぴのこ:)」に分類されるのですが、不思議ちゃんは前者の更なる亜種「楽観的ただの兎わーい」として分類することにしました。



                      ところで、昨年、ド素人にも関わらず、学校の合唱祭でクラスの伴奏をするという暴挙に出た不思議ちゃんでしたが、今年もまた伴奏をすることになったそうで、母の心を震え上がらせています。

                      今のクラスには学校一うまいピアノ男子がいるので、不思議ちゃんが伴奏をする危険はないと安心していたのですが、ピアノ男子は今年はやりたくない(気分)とかで、誰も手を挙げる人がいなかったので、しかたなくやることになったとか(去年ほど乗り気ではないらしい)。

                      「去年は奇跡的にうまく行ったけど、今年もうまく行くとは限らないじゃない!」とビビリの私が言うと、そこは自覚しているらしく、

                      伴奏中にミスしたとしても、

                      々臂中なら曲が途切れることはないし、間奏中なら自分一人だから途切れても合唱に影響はない。
                      合唱に影響ないからクラスの採点にはひびかない(伴奏は別採点)。
                      よって伴奏をミスしても問題はない。

                      という三段論法で納得させられたのですが、あいかわらず「間違ったら恥ずかしい」という感覚はないようです。

                      楽観的ただの兎、快走中です。


                       
                      【2015.07.06 Monday 14:28】 author : Rom筥
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