『筥迫工房』のブログ 筥迫の作り方と材料の販売 筥迫!箱迫!箱セコ!ハコセコ!はこせこ! 管理人:Rom筥
 
後藤勝子コレクション vol.2 〜華シリーズ (2)〜 筥迫と小さなキモノ
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    華シリーズ<2> 筥迫と小さなキモノ
    (筥迫)
    装 飾:(日本刺繍)後藤勝子
    仕立て:(折り返し・綿入り)後藤勝子
    サイズ:7.5×13×3.8
    布  :帯地


    (着物)
    装 飾:(日本刺繍)後藤勝子
    仕立て:後藤勝子
    身丈:47cm
    ゆき丈43cm
    ------------------------------------------------------------------

    筥迫は、筥と香袋に飾り職人の鶴をあしらい、飛び立つ様子を加え仕上げました。
    着物は、筥迫とsetで作りました。
    桜の三ツ紋をつけ、楚々とした花を散らし、小袖風に仕立てた小さなキモノです。(後藤勝子)




    は〜〜何というか、うっとりです。
    女性の憧れが詰まっているって言うんでしょうか。
    もう見ているだけで幸せな世界です。


    ※許可のない画像の転載転用は堅くお断りいたします。

    金具は飾り職人が作ったものとのことですが、以前はこういうものが工芸展とかで箱の中にざくざく入れられて売っていたとのこと。
    「そんな高いものじゃなかったのよ〜」とおっしゃっていました。

    昔はこのような金具や象嵌なども筥迫の装飾としていたようですが、もうこういう飾り職人さんはいらっしゃらないんでしょうかね。寂しいです(私もほしかった)。

    簪は筥迫専用のびら簪ではありませんが、
    「こんな感じはどうかしら?」
    と言って、ささっとお手持ちの簪をこんな具合に挿していらっしゃいましたよ。
    筥迫は人間用なのに、セットで作ったキモノは小さなお人形用。
    それが不自然とも思わずに、自由に自分の作りたいものを作り、好きな飾りを合わせてみる。
    も〜いいな〜こういう感覚。

    私はどちらかというと、昔の形を忠実に再現する、カチッと型にはめて何かを作るのが好きな人間ですが(職人タイプ)、後藤さんは発想が自由自在で、いかにもアーティストといった感じです。



    中はこのような(麻かな?)すてきな紫のグラデーションの布が使われていました。
    鏡はありませんが襠付です。
    筥迫を作り出すと、内布もいろいろと凝りたくなるものです。
    開かないと、その内側を見ることができない(実は内側にも顔がある)というのも、筥迫の魅力の一つでしょうね。

    残念なことに、今回はこの28点を撮影するのに半日しかなかったので、超特急での撮影となり、全ての中を開いての撮影はできませんでした。
    しかしライト一本にしては、なかなかきれいに撮影できたものだと自分でも感心(もちろんその後ある程度の補正はするのですが)。
    個展をされた時は、このような形で作品を撮影していなかったようで、とても喜んでいただきました(よかった!)。


    ところで、後藤さんの製作部屋を見渡すと、いくつかのお人形が置かれていました。
    こんな子やら、


    こんな子がいました。
    (イチゴの帯がかわいい〜)


    筥迫を作る前は、このような創作人形を作られていたそうです。
    今は市松人形のキモノを作る講師をされているとのことで、だから筥迫に人形のキモノを合わせるという発想が出てくるのかもしれませんが、もうとにかく多才です。
    それも全てが単純なスキルで作れるものでないところがすごい。

    「うわ〜〜すてき!」と私が撮影し出すと、「そんなものまで撮るの〜?」と恥ずかしそうに笑っていらっしゃいました。
    「私、雛人形とか大好きなんです!」と言うと、
    「あら〜、うちにも雛人形が150体ぐらいあるのよ!」とおっしゃって、後藤家所蔵のお雛様写真を見せていただき、しばし雛談義。
    棚を見れば「犬筥」もいるし。
    もちろん後藤さん作です。
    感激しすぎて撮影し忘れた、、、残念。
    あ〜私の好きなものばかりの幸せ♡
    筥迫が一段落したら、私も大好きな犬筥を作るのが夢です。
    でもまだあと数年は先の話かな。

    しかしこんなに筥迫作っていらっしゃるのに、市松さん用の筥迫を作っていない不思議。

    「それはあなたが作ってちょうだい。
     それも精巧な、工芸品のようなミニチュアをね!」

    そう言われると、俄然闘志が沸いてくるRom筥です(笑)。



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    【2012.11.25 Sunday 23:33】 author : Rom筥
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    後藤勝子コレクション vol.1 〜華シリーズ (1)〜
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      華シリーズ<1>
      装 飾:(日本刺繍)後藤勝子
      仕立て:(折り返し・綿入り)後藤勝子
      サイズ:8×14×3.8
      布  :佐賀錦
      ------------------------------------------------------------------

      牡丹 中心を金の駒取りで仕上げ、花びらの先に肉糸を入れ、繧繝挿し(うんげんざし)でボリュームを出しました。(後藤勝子)







      許可のない画像の転載転用は堅くお断りいたします。

      <作品について>


      私は4年間日本刺繍紅会に籍を置き、基礎をしっかり教えていただきました。
      そもそも筥迫の形が好きです。
      実用でありながらすばらしく装飾的で、匂袋や簪といった遊びがあり、いつかこの形で刺繍をしたいと思っておりました。

      筥迫を納める桐箱は大きくてごっついものではなく、密かにあけては日本刺繍を楽しむといった具合の大きさにいたしました。
      (タテ:13.5、ヨコ:17.5、フカサ:6)

      匂袋は小さいながらも筥迫のお供として、しっかり存在するよう工夫いたしました。
      千鳥がけに使う「つがり糸」は、市販の糸で合う色がない物には、みこない撚りで作りました。
      又、被せや胴締めには、ドミット芯を入れふっくらと仕上げました。

      私が個展をいたしました際には、谷中を散策しておられた外国人(インドのグループ、台湾の若い方、ドイツ人)の方々が、とても美しいと興味深く見て行かれましたし、欲しいと云っておられました。
      筥迫の装飾的な美しさを少し伝えることができたエピソードです。

      拙い作品ではありますが、できるかぎりていねいに仕上げましたので、楽しんでいただけたら幸いです。

      後藤 勝子

      *************************************

      後藤さんから掲載順はおまかせいただいたので、役得とばかりに、どれにしよう〜♡とルンルンと独断で決めました。
      やはり始めはインパクトのあるこちらの作品から。
      お決まりの牡丹です。
      筥迫といえば一度は作ってみたい牡丹の装飾です。

      後藤さんの作られる筥迫は、筥迫工房で販売している型紙よりも一回りほど大きめです。
      巾着(匂袋)も「小さいながらも」と書かれていますが、こちらは更に二回りほど大きめです。
      そして何よりもその「厚み」は、作品としての重厚感をかもし出しています。

      現代の着付けでは、筥迫の小さな厚みさえも敬遠される傾向にあります。
      半面、筥迫を実用で使いたいという方も多くいらっしゃいます。
      筥迫工房では、筥迫としての使い道を「装飾筥迫」と「実用筥迫」に分けています。
      日本刺繍などの装飾を施したものや、綿入れして盛り上げた装飾をしたもの、びら簪を付けたものなど、装身具に特化した使い方をするものを「装飾筥迫」とし、びら簪を付けず、襟元が崩れにくい薄型で、襠を付けて実際に物入れとして使える筥迫を「実用筥迫」とよんでいます。
      (現在ショップで販売している作り方は装飾筥迫のみ)
      装飾筥迫は、綿を入れる分できるだけ厚みを抑える努力をしていますが、それでも1.5cm〜2cmぐらいの厚みは出てしまいます。

      それに比べて後藤さんの筥迫は、厚みは江戸筥迫のような3.8cmという厚さです。
      これではとても現代の着物の胸元に挟むことはできません。
      また他の筥迫の図案を見ましても、左寄りに図案を配置することはしていません。
      完全にメインが右側に寄っているものもあります。
      しかし、江戸の筥迫もまたこのような作り方をしています。
      右も左も関係ありません。
      裏側にも、びっしりと表面と同じ分量の刺繍が施されていたりします。
      つまり、現代のように身に付けたときの姿(左半分だけが見える)が筥迫のメインと考えるのではなく、筥迫そのもの、筥迫全体がメインという考え方です。

      「貴女の筥迫のキッパリとした美しさと、私の筥迫のぬるい感じは対照的だけど、、、」
      と後藤さんはおっしゃいます。
      とは言え、後藤さんの筥迫を見てしまうと、なんだか自分がやたらと姑息なマネをしているような気がしてなりません(苦)。
      後藤さんの筥迫は、大らかで、ぬくもりのある、あっけらかんと突き抜けたような装飾。
      後藤さんの筥迫が「完全装飾」だとすれば、筥迫工房がいうところの装飾筥迫は「実用装飾」、そして「実用」という分類になるのでしょうか。


      秘かにあけては楽しむ

      あ〜、わかります。
      筥迫を保管する桐箱(ショップではまだ販売しておりませんが)を開けた時の、何とも言えない高揚感。

      これまで筥迫は、花嫁さんと七五三でしか使われなかったので、ほとんどの人が人生でたった1〜2度身につけるかつけないかというものでした。
      本来はいつ使ってもいいものなのですが、実用的でないのにやけに派手な装身具は「ハレの日の主役を特定するためのもの」として便利だったのでしょう。
      そういう意味からも、筥迫は思い出の日の記念にずっと手元に残しておくようなものでした。
      そして押し入れを整理するたびに、思い出したように筥迫を入れた桐箱を取り出し蓋を開ける。
      途端にそのときの思い出が鮮やかに蘇るわけです。
      筥迫は身につけるのはホンの一瞬ですが、たまに出しては愛でるという目的の方がずっと多いのです。
      しかしそれには、現代のような安っぽい筥迫ではダメです。
      ハレの日には特別な筥迫があり、豪華な日本刺繍がびっしり施されています。
      そして何代もの花嫁に受け継がれてこそ価値があります。

      まるでお雛様のようですね。
      いつもは蔵の片隅に保管され、年に一度、ほんの短期間だけ日の目をあびるからこそ美しいもの。
      しかし、どんなに美しい筥迫を展示したとしても、見る人には筥迫のホンの一面しか見ることができません。
      本来は見えない内側にも、色々と凝った生地を使ったり、色々な仕掛けをしてみたりすることができます。
      筥迫はやたらと人に触らせるようなものではないので、持ち主だけが筥迫を開いて見ることができるのです。
      自分だけの秘密の小箱。

      私は筥迫が出来上がるたび
      「私の小箱〜〜♡」とつぶやいてしまいます。
      人に見せるより何より、まずは自分のために作りたい細工物です。


      【誤】画像の中の著作マークで、後藤さんのお名前を間違えていたので、画像を入れ替えました。(2012.11.17)



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      【2012.11.17 Saturday 11:44】 author : Rom筥
      | 後藤勝子コレクション | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
      後藤勝子コレクション 〜筥迫作家:後藤勝子さんのこと〜
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        筥迫愛好家を自称する方であれば、『後藤勝子』さんという名を聞いたことがあるのではないでしょうか。
        知る人ぞ知る筥迫作家です。

        今から4年前の2008年に、東京は谷中の「スペース小倉屋」という古い蔵を改装したギャラリーで、後藤勝子さんの個展が行なわれました。
        主な展示物は日本刺繍で、その中で28点にものぼる筥迫コレクションの展示は、古い蔵というシュチエーションにも相まって圧巻の光景だったようです。
        4年前の私はといえば、まだまだ筥迫作りもおぼつかない状態で、あれもこれもわからない〜とピヨピヨ泣いているようなレベルでした。
        今でこそ周囲にも筥迫が認知され始めましたが、始めの頃はほとんどの人に筥迫?何それ?という感じでしたので、後々後藤さんの存在を知って、私以外にも筥迫作りに魅せられた人がいる、ということに心強められた覚えがあります。

        後藤さんの存在があまり世間に知られていないのは、兎にも角にもご本人がパソコンや携帯さえ全く使わない方だからだと思います。
        唯一『手仕事の小引き出し』というブログで、この個展の様子が紹介され、小さな手がかりとして私たちは後藤さんの存在を知ったのです。
        このブログを探し当てて、見に行きたかった!と思われた方も多いのではないでしょうか。

        私と後藤さんの関わりは、私が矢部先生の元で日本刺繍の門を叩いたところから始まりました。
        「そういえば私の昔の生徒さんで、何年か刺繍を勉強された後、これからは筥迫を作りたいと言って教室を辞められた方がいてね、何年か前に個展をされたんだけど、、、。」と先生。
        「それってもしかしたら、谷中で個展をされた方、、では?」
        そう、後藤さんは、矢部先生が紅会で講師をされていたときの生徒さんだったのです。

        筥迫の刺繍がしたい!という私に、矢部先生が興味を持ってくださったのは、たぶん後藤さんが筥迫というものを作るために教室を辞められ、その数年後に個展という形で、その筥迫の完成形を目にしていたからではないかと思います。
        私が即座に「後藤さんにお会いしたい!」と言ったので、矢部先生を通じて後藤さんにもその話は行っていたようですが、お会いする機会もなくそのまま月日が流れて行きました。

        そして私が後藤さんに始めてお会いしたのは、先日行なわれた刺繍教室の作品展でした。
        お互いに会えたことを喜び合い、別れ際に後藤さんのご自宅にお誘いを受けました。
        お会いできたことだけでもうれしかったのに、あのコレクションを実際に見ることができるなんて!

        喜び勇んでお宅訪問した日、しっかりとカメラを抱えて行きましたよ。
        「あの〜、もしよろしければ、ブログに写真を掲載させていただけないでしょうか?」
        と恐る恐るお聞きすると、

        「あら、それだけはちょっと困るわ〜。」

        確かに、大事なコレクションをネットにアップして、知らないところで無断転載なんてされたら嫌だろうし、、、と考えていると、

        「筥迫ならいくらでもどうぞ!たくさんの方に見てもらえるなんてうれしいわ〜。」

        どうやらご自身の写真を載せられると思われたようです。
        本当は載せたかったけど(笑)。




        「筥迫っていうと、ほとんどの人が七五三のおもちゃのような筥迫を作っていると思うのよ〜」

        周囲に認知されていないものを、7年間の長きに渡り自分の情熱だけでこつこつと制作する。
        私はネットで筥迫を作りたい人がたくさんいることを知っていましたので、それがモチベーションになりここまでやってきましたが、後藤さんのようにインター ネットをしない生活で、たった一人でアウトサイダーのような活動をされてきたことを考えますと、個展でやっと日の目をあび、周りの人から認知された喜びは いかばかりだったかと思います。

        個展は5日間開催され多くの方が来場されたようですが、その後、私がこのコレクションを見せていただくまでは、人に見せる機会はなかったとのこと。
        たった5日間のためだけに作られた珠玉の作品たち。
        それが光栄にも筥迫工房で再びご紹介させていただけることになりました。
        一人でも多くの方にこのすばらしいコレクションを見ていただき、後藤勝子さんという存在を知っていただきたいというのが私の願いです。
        もしかしたら、日本のどこかに、後藤さんのような筥迫作家さんが密かに活動されていらっしゃるかもしれませんね。
        そのような人を発掘し、ご紹介することができればと思います。

        ということで、次回から待望の後藤勝子コレクションの掲載が始まります。パチパチ!
        谷中での個展が見られなかった方には、お涙もののコレクションです。
        一点ずつじっくりとご紹介いたしますが、私の記事も間にはさみながらになるので、最後の作品掲載まで一年ぐらいかかるかと思いますが、楽しんでいただけたら幸いです。

        ただし、これらの画像は後藤さんのご好意により掲載するものです。
        このブログに掲載されている他の画像、掲示板に掲載されている皆さんの画像を含め、無断の転用転載は画像を悪用される可能性がありますので、堅くお断りさせていただきます。
        ブログへのリンクはどうぞご自由に。
        このようなブログをしていると、作品の画像に対する扱いは慎重にならざるをえませんが、筥迫の画像あってのブログです。
        どうかご理解、ご協力いただけますようお願い申し上げます。



        すばらしきオタクたち

        私が常日頃からお世話になっている「SAKURA」のyayaさんから、グループの作品展のご案内をいただいたので先日行ってまいりました。
        今回は「霊糸錦(れいしきん)」というお香で使われる道具を展示されていましたが、相変わらずマニアックな作品です。
        それとは別に「香袋」も作られていましたが、緻密な日本刺繍に(これは同じグループの刺繍専門の方の作)房はご自分で撚り房を作られていました。
        「霊糸錦」にしろ「定家文庫(ていかぶんこ)」にしろ、SAKURAで始めて知ったような作品です。
        今でこそ定家文庫という名称も聞かれるようになりましたが、yayaさんはかなり前から定家文庫のことを書かれていましたし、いつも古い書物を見つけては、ご自分で作り方を研究しブログに発表されています。
        古い物を作るのがお好きで、作り方を探している方なら、SAKURAにたどり着くのではないでしょうか(現在ブログは少しお休みされているようです)。

        「あなたがそろそろいらっしゃる頃だと思って待っていたのよ!」と、そのときyayaさんとお話をされていた方を紹介されました。
        その方はなんと、筥迫工房で教本や材料をご購入いただいているE.Kさんでした。
        E.Kさんもまた、嚢物を始め、ありとあらゆる物を作っていらっしゃるようで、今回は、ご自身で調べられていたことでSAKURAにたどり着き、yayaさんと連絡を取り合ったことがきっかけでこの作品展に足を運ばれたとのこと。
        示し合わせたワケでもないのに同じ日にお会いし、三人が知り合いという偶然。

        E.Kさん:「そういえば、以前、谷中のギャラリーを通りかかったとき、筥迫を展示しているのを見かけて、、、。」

        Rom筥:「後藤さん!その方後藤さんとおっしゃるんですが、つい先日お会いしました!」

        お〜、ここで四人目の偶然!(偶然は必然でしたっけ?)

        狭い世界なんでしょうが、かつて孤独のうちに筥迫を作り続けていた日々を考えると、今は色々な人間関係もまた自分のモチベーションになっていることを感じます。


        後藤さんは筥迫を作られる前は創作人形を作られていたそうで、関節人形なども作られていたようです。
        もう筥迫は作らないとおっしゃっていましたが(力尽きたという感じ?)、今は市松さんの着物を作る講師をされているそうです。
        ご自宅には古裂や古い金具などがたくさんあり、かつては頻繁に骨董市を回って材料を探し歩いていたとのこと。
        おみやげに古い真鍮の鈴、アンティークの刺繍糸、高価な羅紗の端切などたくさんいただきました。
        私が思いもしないような珍しい材料をたくさん揃えられていることに、
        「オタクなのよ〜♡」
        と少女のような目をして笑います。

        色々な方面で様々なものを作られて来たyayaさんやE.Kさんとお話していると、私の知識ではほとんど何それ状態です。
        この方々もまた、完全にもの作りオタクです。
        後藤さんや私は、一つのものをじっくりと追求するタイプですが、後藤さんがあくまで作家であるのに対し、私はというと、作家というほどの作品数もなく、職人にはまだ駆け出しで、研究家というにはyayaさんやE.Kさんほどの知識もなく、この年季の入った方々の前では、まだまだ自分がペーペーであるということを痛感せずにはいられません。
        まぁぺーぺーには山ほど伸びしろがあるということで、ご一緒にがんばりましょうね!

        って誰に言ってんだか、、。





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        【2012.11.14 Wednesday 09:32】 author : Rom筥
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